クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』とは、臼井義人のギャグ漫画『クレヨンしんちゃん』を原作としたアニメ映画。映画『クレヨンしんちゃん』の第9作目で21世紀最初の『クレヨンしんちゃん』映画シリーズである。2001年4月に公開された。昭和の懐かしさが感じられるため、子どもだけでなく大人もハマる映画となっている。70年代の遊びやテレビが再現されたテーマパークである20世紀博が春日部に誕生し、大人たちは熱中してしまう。やがて街から大人たちが消えてしまう。

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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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クレヨンしんちゃん(クレしん)のネタバレ解説・考察まとめ

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1990年に臼井儀人が『漫画アクション』で連載を開始した漫画、および同作を原作に据えたアニメ作品。埼玉県春日部市にすむ、破天荒な「嵐を呼ぶ園児」野原しんのすけと、周囲の人間が巻き起こすドタバタギャグを描く。2009年に臼井儀人の逝去により絶筆。翌年、臼井儀人のアシスタントらによる「UYスタジオ」が『新クレヨンしんちゃん』と題して連載を引き継いだ。

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クレヨンしんちゃん(クレしん)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『クレヨンしんちゃん』とは、埼玉県春日部市を舞台とした臼井儀人による漫画作品。5歳の幼稚園児・野原しんのすけとその家族を中心に、友達や周囲の人を巻き込んだドタバタコメディー作品である。 青年漫画として連載開始したが、アニメ化により子供に人気が出た結果、原作漫画も子供を意識した内容にシフト。家族や仲間の大切さを描くようになった。 親子で楽しめる作品となっており、大人の心にも響く名言・名セリフが多いことも、作品が愛され国民的アニメとなった要因である。

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『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』とは、臼井儀人の『クレヨンしんちゃん』を原作とした映画。単行本26巻に収録されている番外編漫画『しんのすけ・ひまわりのエスパー兄妹』を元にした物語である。『クレヨンしんちゃん』初の完全3DCG映画で、制作を担当した株式会社白組によると、「ツヤツヤもちもちカラフル」をテーマにしているとのこと。 ある日突然正義のエスパーとなった主人公の野原しんのすけが、悪のエスパー・非理谷充と戦い、世界の平和を守る物語である。

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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
9

たかがアニメと侮るなかれ、現実を見つめさせる名作

映画『クレヨンしんちゃん』シリーズの中で1.2位を争う感動作品となっている、本作の魅力について紹介しよう。
内容の濃さでは1位と言えるだろう本作は大阪万博を舞台としており、社会人になり子供の頃の夢を忘れて疲れ果てた大人達、その逆で早く大人になりたい子供達を描いている。

大阪万博へ足を踏み入れた大人達は懐かしい世界に浸り、「仕事に行きたくない」「子供でいたい」「遊びたい」と現実逃避をしてしまうのだ。そこで子供に返ってしまった大人達を助けようと立ち上がる子供達。
しんちゃんが子供の頃のひろしに靴の匂いを嗅がせ、「父ちゃんおらがわからないの?」と問いかけるシーンは感動的だ。
敵であるケンとチャコは昔に戻せるパワーのボタンを押しにいこうとするが、転んでも鼻血が出ても階段を駆け上がり必死に止めようとするしんちゃん。2人は溜めていたパワーが子供達の協力でどんどん減っていくのを目の当たりにし、終わりを悟った。
タワーの頂上で夫婦ともに死を迎えようとするが、やっとの思いでケンとチャコのもとへ辿り着いたしんちゃんが「ずるいぞ!」と言葉を投げかける。「2人だけでバンジージャンプをするのはずるい」との思いで言った言葉だったが、その言葉によって2人の死を阻止することができたのだ。

設定上は敵であるケンとチャコだが、事実上の敵はいないのではないだろうか。あくまでも2人は大人達の夢を現実に導いているだけに過ぎない、本当に悪いのは大人達自身だとも考えられる作品になっている。
実際大人になってみると子供の頃の純粋な気持ちはどうしても忘れがちになってしまう。社会に出て仕事、人間関係、家族と様々な悩みを抱え生きている人達に、良い意味で現実を見つめさせる、本当の名作と言える本作をぜひ見ていただきたいものだ。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
9

大人から子どもまで楽しめる!家族におすすめの映画!

懐かしい昭和の雰囲気がただよう万博へ訪れたしんのすけ一家。そこで、しんのすけの両親、ヒロシとみさえは彼らの子供であるしんのすけとひまわりを忘れ、懐かしい世界の中で無邪気に遊び始める。そんなことが続いたある日、街中から大人たちがいなくなってしまう事件が起きる。これは大人たちの楽しかった子供時代に戻りたいという気持ちを利用した「大人帝国計画」によるものだった。果たしてしんのすけ含む子供たちは、大人たちを救い出しもとの生活を取り戻すことができるのか。
このアニメ映画が公開されたのは平成13年、今の子育て世代が子供の頃に観た映画にあたるのではないでしょうか。大人になった今、改めて観てみると、子供のころとは違うものを感じられるかもしれません。子供には少しシビアな内容ではありますが、だからこそ感じられるものが多い映画だと思います。
『クレヨンしんちゃん』という全国的人気アニメの映画ということもあり、アクションシーンは秀逸で昔のアニメ映画になりますが、今観ても楽しめます。子どもから大人まで楽しむことができる、笑いあり、感動あり、家族の絆を深められるアニメ映画です!是非、ご家族で観ることをおすすめします!

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
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こんなに泣ける作品はない。しんちゃん最高

クレヨンしんちゃんは、今となっては泣ける作品と言われておりますが、私自身の初めての感動作がこの作品です。そして今までの作品の中で一番泣けます。何度見ても泣いてしまいます。
しんちゃんの地元春日部に万博が開かれるところから話は始まります。大人世代の古いものが多く展示されていて、大人達はどんどん興味を惹かれていく楽しい万博であったが、次第に子供のように遊びほうけてしまうように洗脳されてしまいます。洗脳された大人たちを子供たちが助けるために奮闘する点がなんとも感動的です。
特に20世紀生まれの人は誰でも懐かしさを覚えること間違いなしです。子供から大人になって、家族を持つことの大切さと、その過程で忘れてまう子供の無邪気さを再確認できる作品です。
主人公しんのすけが父親(ひろし)を洗脳から解き放つ際の回想シーンは何度見ても泣いてしまうほど素敵です。
遊んで(子供)、学んで(学生)、仕事して(社会人)、家族を持つ(父親)という流れの回想シーンは特に最高です。誰もが通る道だからこそ、自分に重ね合わせてみることができる、誰でも泣ける作品だと思います。
見る年齢層によって共感ポイントも変わってくれるため、数年後に見たら面白さが変わってくる点も魅力的であると思います。
昔見たけど、最近見ていない方にもお勧めです。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
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明日が見えなくても明日へ向かう映画

公開当時、父と映画館へ見に行きました。しんちゃん映画といえば、こちらと「アッパレ戦国大合戦」の二大巨頭ではないでしょうか。
公開当時、私はまだ小学生で、作中の「オトナが懐かしんで暮らす昭和の世界」を見ても、なにやらテレビの中の世界を見ているような気分、といった感じでした。夕食時にアニメをやっている時代だったので、いつも夕食の時は、私に付き合ってアニメを見せられているようなだった父が「これは懐かしいなぁ…」と小さな声で呟いていたのをとてもよく覚えています。特に、オトナ帝国に操られてしまったひろしが、自分の靴の匂いで、子供の頃から現在までの記憶を取り戻し、正気に戻るシーンは、私も泣きましたが、隣の父が号泣していました。普段はアニメを見ていると「またマンガみてるのか~」と言っていたような父が、アニメで、しんちゃんで泣いているのは衝撃でした。
ラストの、東京タワーのような建物をボロボロになりながらも諦めずに駆け上がるしんちゃん。きっとあれは「上に行って敵の陰謀を食い止める 」と言うより、「この先の未来へ向かっている」のが本当の意味のような気がします。有名映画ですが、まだ見てないなという方は今からでも是非ご覧になってください。未来へ向かうしんちゃん達から、アツいパワーを貰える作品です。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
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泣けてしまう

とてもいい映画でした。最初の万博を思わせる昔の風景もすごくいいし、しんちゃんが未来のために過去に戻そうとする敵と戦うところもいいし、ひろしが子供から大人に戻るところも泣けてしまいます。20世紀博は、ほんとのこというと、私も知らない時代なので、懐かしいわけはないんだけど、なんか懐かしい感じでした。なんとなく大阪万博っぽくて、その世代の人にとって万博ってほんと特別なイベントだったんだなと思いました。しんちゃんとかマサオ君の親がめちゃくちゃハマるのも頷けます。みさえ、ひろしが、しんちゃん、ひまわりのことを忘れて子供になっちゃう展開も、私がしんちゃんの立場なら泣いちゃうなあと思いました。ひろしが、子供時代から大人になって、しんちゃんが生まれ、家をたて、シロを飼い、ひまわりが生まれてという半生を思い出すところは、短いシーンですが、ほんと泣けます。しんちゃんていつもバカみたいな日常を描いてるけど、時間をかけて家族になっていったんだなと感慨深く感じました。カスカベ防衛隊が活躍する場面もあるし、最後は野原家ががんばってるし、とても面白いです。昔のことを懐かしむことはありうることだけど、未来も悪くないと思わせてくれます。子供向けアニメだから舐めちゃいけないと思わせてくれる、いい映画です。

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