クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』とは、臼井義人のギャグ漫画『クレヨンしんちゃん』を原作としたアニメ映画。映画『クレヨンしんちゃん』の第9作目で21世紀最初の『クレヨンしんちゃん』映画シリーズである。2001年4月に公開された。昭和の懐かしさが感じられるため、子どもだけでなく大人もハマる映画となっている。70年代の遊びやテレビが再現されたテーマパークである20世紀博が春日部に誕生し、大人たちは熱中してしまう。やがて街から大人たちが消えてしまう。

kaorin2のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
10

こんなに泣ける作品はない。しんちゃん最高

クレヨンしんちゃんは、今となっては泣ける作品と言われておりますが、私自身の初めての感動作がこの作品です。そして今までの作品の中で一番泣けます。何度見ても泣いてしまいます。
しんちゃんの地元春日部に万博が開かれるところから話は始まります。大人世代の古いものが多く展示されていて、大人達はどんどん興味を惹かれていく楽しい万博であったが、次第に子供のように遊びほうけてしまうように洗脳されてしまいます。洗脳された大人たちを子供たちが助けるために奮闘する点がなんとも感動的です。
特に20世紀生まれの人は誰でも懐かしさを覚えること間違いなしです。子供から大人になって、家族を持つことの大切さと、その過程で忘れてまう子供の無邪気さを再確認できる作品です。
主人公しんのすけが父親(ひろし)を洗脳から解き放つ際の回想シーンは何度見ても泣いてしまうほど素敵です。
遊んで(子供)、学んで(学生)、仕事して(社会人)、家族を持つ(父親)という流れの回想シーンは特に最高です。誰もが通る道だからこそ、自分に重ね合わせてみることができる、誰でも泣ける作品だと思います。
見る年齢層によって共感ポイントも変わってくれるため、数年後に見たら面白さが変わってくる点も魅力的であると思います。
昔見たけど、最近見ていない方にもお勧めです。