呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen

『呪術廻戦』とは、芥見下々による日本の少年漫画。略称は『呪術』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2018年14号から連載している。『ジャンプGIGA』の2017 vol.1から2017 vol.4で連載された『東京都立呪術高等専門学校』を前日譚としている。2022年には累計発行部数は7000万部を記録。小説にて2019年に発売された『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』、2020年に発売された『呪術廻戦 夜明けのいばら道』の累計発行部数は50万部。全国書店員が選んだおすすめコミック2019では1位。みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019では大賞を受賞した。
主人公は並外れた身体能力をもつ高校生の虎杖悠二(いたどりゆうじ)。オカルト研究部で起きた事件をきっかけに特級呪物「宿儺(すくな)の指」を食べてしまった虎杖が呪術師として呪霊という化け物と戦う姿を描いている。
2020年10月から2021年3月まで毎日放送・TBS系列でテレビアニメが放送された。2021年12月24日に長編アニメーション映画『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。歴代興行収入14位の137億5000万に上った。『東京都立呪術高等専門学校』を原作としており、同作を『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として単行本で発売した。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisenのレビュー・評価・感想 (2/4)

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
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呪術廻戦の魅力

『呪術廻戦』は、とても面白いマンガです。なんといっても個性豊かなキャラクター達が魅力的です。主人公の虎杖悠仁に、同級生の伏黒恵と釘崎野薔薇の3人がどう成長していくのか、関係性がどうなっていくのかも見どころです。また、五条先生や東京校の上級生、京都校のメンバー達などたくさんのキャラクターがでてくるので、自分の推しなどを見つけるのも楽しいです。そして、そのキャラクター達がどんな呪術を使って戦うのかが気になるし、見ていて面白いポイントでもあります。特に女性キャラ達は、よくマンガでありがちな、かわいくて守られる系の性格ではありません。めちゃくちゃ強くて男前、信念があって本当にかっこいいです。ただ、恋愛的要素が少なめなので、そこのところがもう少しあってもいいんじゃないかなと感じました。パッと見、男受けという感じですが、イケメンキャラが多いので女性も楽しめるマンガだと思います。呪霊達が、人間の恐怖や恨みなどの感情からでてくるものだというのが、なんとも今の時代に合っていますよね。考えさせられるポイントかなと思います。若干難しいところもありますが、一度読んでみると止まりません。次が気になってしょうがないです。アニメのほうが分かりやすいのでおすすめです。

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最高におすすめしたい漫画、呪術廻戦

『呪術廻戦』は、戦闘や能力系の漫画が好きな人、オカルト系が好きな人、構成が複雑な作品好きな人にオススメです。

この作品は、呪術師が呪いと戦う話で、能力1つ1つに対してもモチーフや代償なども緻密に設定されております。バトルが多く、戦闘の描写は迫力があり、スピード感満載で読んでいてわくわくします!
登場人物の言葉は深みがあって、読んでいる人の胸にささります。個人的にですが、登場人物の女性がみんな精神面も戦闘の分野においても強い女性なので、読んでいて気持ちがいいです。
物語の内容がかなり複雑で、伏線も多いです。イマイチ理解できない人は何度も見返したり、YouTubeの解説を見たりすると、より楽しめると思います。
それぞれのキャラクターにも味があって、必ず好きなキャラクターに出会えると思います。ですが、この作品はキャラクターが死にやすいので、推しを作るのはあまりおすすめしません。
夢中になることや、自分の大切なものを守ることに対しての、主人公の真っ直ぐさにグッときます。
知っている人も多いかもしれませんが五条先生が死ぬほどかっこいいです。それだけでもこの作品は見る価値があります。

ハンターハンター等の富樫作品が好きな方は特にハマると思います。死というものがどういう事なのか何なのかすごく考えさせられます。アニメ化、映画化もされており、それでも世界観が崩れない漫画は希少だと思いました。

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少年ジャンプでは少し異質な正義の求め方

『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで異彩を放つ作品です。

物語の冒頭で、主人公の虎杖悠仁は病室で祖父の最期を見届けます。
祖父の孤独な死を目の当たりにした虎杖は、彼の遺言である「囲まれて笑顔で死ね」という言葉を胸に刻み、その後で、「両面宿儺」という怪物をその身に抑え込みながら、この世界の怪物である呪霊との戦いに身を投じることになります。

『呪術廻戦』に登場するのは呪術師と呼ばれる少年少女たちです。
虎杖もその中の一人ですが、彼らの死生観は一般人とは異なるものとして描かれています。
虎杖は自分の命を犠牲にすることを躊躇せず、他者を助け、正しい死というものを他者に与えたいという信念を持っています。

本作は鮮烈なアクションシーンや緻密なキャラクター描写も魅力のひとつです。
作者は読者を圧倒するようなストーリーテリングと力強い絵柄で、呪術師たちの壮絶な戦いを描き出しています。
また、作中の人間ドラマや友情、成長といった要素も見逃せません。
少年らしい正義の求め方とは異なるものの、ストーリーはきちんと少年ジャンプの王道を行っています。

『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプの中でも異色の作品であり、正義の求め方について考えさせられる作品です。
一般的な少年漫画とは一線を画し、深いテーマや哲学的な要素が混じり、展開されます。

週刊少年ジャンプの枠を超えた異色の作品として、ぜひ一度手に取ってみる価値があります。

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『呪術廻戦』をこれから視聴のあなたへ

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。彼の学校に眠る「呪物」の封印が解かれてしまい、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。彼は「呪物」の回収のために現れた、呪術師の伏黒恵と共に校舎に残された生徒の救出に向かう。
しかしそこで虎杖は窮地に立たされてしまい、力を得るために自ら「呪物」である「宿儺の指」を取り込んでしまったことで、特級呪霊である両面宿儺が復活してしまう。

本作は2018年14号から集英社『少年ジャンプ』で連載されたダークファンタジー少年漫画『呪術廻戦』です。
芥見下々先生の代表作とも言える作品で、2017年には『呪術廻戦』の前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』も連載しています。

この漫画の面白さはなんといっても、「呪霊」や「呪術師」とのバトルシーンです。登場人物たちが各々オリジナルの能力「術式」を保持しており、これらを使用して戦うのですが、このバトルシーンがとてもかっこよく相性や戦闘シーンの中で成長し相手を圧倒するシーンが魅力です。

まだ見たことがない方にも、ぜひこのシーンだけでも見ていただきたいのがアニメ版第20話『規格外』です。こちらで登場する、主人公「虎杖悠仁」たちの担任である「五条悟」が放つ「虚式 茈(ムラサキ)」。このシーンだけでも見る価値は十二分にあると思います。興味がある方はぜひ視聴してみてください。

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呪術廻戦の魅力

私がオススメしたい漫画は呪術廻戦です。とても有名な漫画ではありますが、少しダークな印象と難しめの内容で見るのをためらってる人が多い印象があります。実際、自分の周りでも人気のわりに見てる人、途中で見るのをやめた人が多くいる印象です。漫画の内容はジャンプ作品ではメジャーな能力バトルものですが、呪術という他作品にはない要素が魅力でもあります。それぞれのキャラクターがさまざまな能力を持っているのはもちろん、敵側の能力が人が恐れるもの(自然や人自身)の負の感情が現実となって襲ってくるという変わった漫画になっています。
それに五条悟という自他ともに認める最強呪術師がいるというところもこの漫画の面白いところだと思います。作者ですらどうやって倒すか迷うくらいのキャラが初めからいるのがこの漫画を面白くしているんだと思いました。結局、五条悟は封印されているという形で本編には出て来てませんが、それでも他のキャラクターが五条悟を解放のために動く状況がとても面白いです。キャラクター一人一人がとても特徴的で、パンダという名前の人の言葉を話す呪骸や普段はおにぎりの具でしか会話ができないキャラとか。一度見たら頭に残るようなキャラクターがたくさんいるので、是非見たことない方は読んで欲しいです。

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【アニメを見ていなくても楽しめる!?】劇場版 呪術廻戦0とは?

結論から言うと、この『劇場版 呪術廻戦0(じゅじゅつかいせん ぜろ)』はアニメを1話から見ていなくても映画を楽しむことができる、そんな内容となっている。
まず初めに、「呪術廻戦」とは人間の負の感情から生まれる化け物(呪霊)を呪術師が呪術を使用し倒すというバトルマンガとなっている。
また呪術廻戦は、常人離れした身体能力を持つ高校生、虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が主人公であり、虎杖悠仁が呪術師の学校、都立呪術高専に入学し物語が始まる。
しかし、劇場版 呪術廻戦0は、虎杖悠仁が呪術高専に入学する前の話になる。そのため呪術廻戦「0」というタイトルになる。

呪術廻戦0では乙骨憂太(おっこつ ゆうた)が物語の主人公であり、乙骨憂太は交通事故により怨霊化してしまった幼馴染の祈本里香(おりもと りか)の呪いに苦しむ。
その呪いの力を、人を守るために使えるよう力の使い方を学ぶため、呪術師最強と言われている五条悟(ごじょう さとる)の誘いによって呪術高専へ入学する。
呪術高専では乙骨憂太は同級生の禪院真希(ぜんいん まき)、狗巻棘(いぬまき とげ)、パンダと出会う。
この出会いと呪術高専の学びで、乙骨憂太は祈本里香の呪いを解くことを決意する。
そして呪術高専を追放された五条悟の同級生である夏油傑(げとう すぐる)が企てる百鬼夜行を阻止するために戦っていくという物語である。

この映画の見どころは、迫力ある戦闘シーン、何より乙骨憂太である。
五条悟の戦闘シーンはどれだけ五条悟が最強であるかがわかる、そんな迫力のある戦闘シーンとなっている。
また乙骨憂太の戦闘シーンも見どころである。
最大の見どころは、映画の終盤の夏油傑の最後の一撃に対抗すべく、乙骨憂太は祈本里香に告白し呪力のリミッターを外すことで呪力の塊の一撃を放つ。
この告白のシーンを見た夏油傑が『この女たらしめ!』と言い放つが、乙骨憂太が『失礼だな、純愛だよ』との台詞と同時に呪力の塊を放つ。
この一連のシーンがこの映画の最大の見どころと言っても過言ではない。

この映画を見た際には続きのアニメも見たくなること間違いないので、ぜひ「劇場版 呪術廻戦0」を拝見してほしい。

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アニメ初心者の方にぜひオススメしたい!呪術廻戦のハマる魅力とは?

人間から流れ出た負の感情「呪い」が集まって具現化した呪霊を、呪術師と呼ばれる呪いの力を操る者たちが倒していくバトル系ダークファンタジー『呪術廻戦』。2018年に連載がスタートした大人気コミックスで、2021年12月には劇場版『呪術廻戦0』が公開したり、2023年にはアニメの第2期放送が決定したりと、その人気は右肩上がりだ。呪いをテーマにしていることもあり、全体的には闇の要素が強い作品だが、登場人物の多くが高校生で学生特有の面白おかしな描写も多く、アニメ初心者でも比較的見やすい作品である。
『呪術廻戦』における魅力は大きく2つだ。1つは多彩なキャラクターである。主人公の虎杖悠仁は作中で「呪術師には珍しい根明」と評されるほどの善人だが、ひょんなことで悪の象徴である両面宿儺という呪いをその身に取り込んでしまう。「お前は強いから人を助けろ」という祖父の遺言や善悪の二極性に葛藤しつつも、持ち前の明るさと正義感で様々な困難を乗り越えていく姿が魅力的だ。虎杖の同級生である伏黒恵は冷静沈着でクールな性格だが、処刑対象となった虎杖を「死なせたくない」と五条に頼むなど、情に厚い一面もある。同じく同級生の釘崎野薔薇は東京に強く憧れる田舎っ子で芯の強い女の子だ。口が悪く喧嘩っ早いところもあるが、虎杖を化け物呼ばわりした他校生に怒りを露わにするなど、仲間想いな一面も垣間見せる。その他にもおにぎりの具しか話さない先輩やペッパー君呼ばわりされる先輩、人間味臭いパンダなど登場するキャラクターは、それはもう多種多様だ。もちろん生徒だけでなく教師陣も負けていない。個性的なサングラスと堅物さが特徴的な脱サラ呪術師やキモかわいい人形を作る学長など、こちらも個性豊かな大人たちが揃っている。その中でも特に五条悟は別格だ。自他ともに認める呪術師最強の男で日本人離れした容姿とスタイルを持ち合わせる、一見完璧な人間に見える彼だが、その性格は飄々としていて基本的に軽薄さが目立つ。それ故に生徒たちからはバカ呼ばわりされるなど、彼もまた一筋縄ではいかない個性的な人物だ。物語が進むにつれてこのような個性豊かなキャラクターか増えていく楽しみは『呪術廻戦』の魅力の一つだ。
もう1つの魅力は何といっても迫力満点のバトルシーンだ。漫画の迫力も素晴らしいが、やはりアニメならではの動きのあるそれには度肝を抜かれる。アニメ制作を担当したのは、テレビアニメ『進撃の巨人The Final Season』や映画『この世界の片隅に』などで高い評価を得ているMAPPAだ。バトルならではのスピード感や臨場感に溢れる作画には、思わず目が釘付けになる。アニメ7話「急襲」や20話「規格外」における戦闘シーンは特に別格なので、まだ見たことがない人はここだけでも見てほしい。
『呪術廻戦』は2020年にアニメ化されたばかりなので話数もまだ24話しかない。1日1話のペースでも1ヶ月で見終えてしまうため、まだアニメ初心者で「長編はちょっと…」と思っている方にも見やすい長さだ。さらに2023年には第2期放送も決まっているため、次の楽しみもある。何のアニメを見ようか迷っているならば、ぜひこの機会に『呪術廻戦』の世界を覗いてみてはいかがだろうか。

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アニメ、呪術廻戦についてまだ見たことがない方にもわかりやすく説明します。

呪術廻戦について簡単な概要をわかりやすくご紹介します。
呪術廻戦は、2021年12月24日に『劇場版呪術廻戦0』が公開されました!
『劇場版呪術廻戦0』は、呪術廻戦0巻のマンガをアニメ化したものです。
呪術廻戦の原作者は、芥見下々先生です。
2018年から週刊少年ジャンプで連載を開始していて2020年には、テレビでアニメ化が決定し2020年10月から2021年3月まで放送しました。
これから呪術廻戦のあらすじを簡単にご紹介します。
主人公の虎杖悠二の学校で呪物の封印が解かれ呪霊が出現してしまう。
そのとき呪霊を処理し、呪物の回収をしようとする呪術師の伏黒恵と出会い一緒に呪霊を処理しようとするがなかなか倒せなかった。
そこで、虎杖は呪霊の力を得るため呪物(宿儺の指)を食べ両面宿儺と融合してしまう。
呪霊は倒せたが、虎杖は宿儺の指を食べたことで宿儺の器として死刑を宣告されてしまう。
だが、最強の呪術師五条悟の発案で、虎杖悠二に全ての宿儺の指を食べさせてから殺すという条件で生き残った。
そして、虎杖や東京都立呪術高等専門学校の生徒たちは宿儺の指を集めるためさまざまな呪霊による事件を解決していく。
というのが簡単なあらすじです。

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戦闘シーンがダイナミックでとてもきれいです!

芥見下々さんが原作のアニメ「呪術廻戦」は人間の負の感情から生まれる呪いを払う呪術師たちの戦いを描いた作品です。
主人公は、虎杖悠仁という身体能力にすぐれた高校生です。
あるきっかけで呪いの王である両面宿儺を体に取り込み、東京都立呪術高等専門学校へ入学することになります。
そこで出会った最強の呪術師である五条 悟、虎杖と同じ学年の伏黒恵や釘崎野薔薇などの仲間とともに戦っていきます。
このアニメの見どころは、大迫力の戦闘シーンです。
東京校と京都校の交流会の最後で、五条悟が見せた呪術がもはや何が起こったかわからないレベルですごかったです。
花御と戦っていた虎杖と東堂でしたが、花御に領域展開を発動されてしまいます。
しかし、完全に発動する前に五条悟が現れ、「蒼」と「赫」を合わせた複合術式である虚式「茈」を発動させました。
この術式は、見ることも触れることもできない重さだけがものすごい速さで飛んでくるもので、その威力は通った場所の木々がすべてなくなるほどでした。
戦闘シーンはBGMもそうですが、色彩も何とも言えないほど派手で見入ってしまいます。
個性的な仲間と術式、見どころがたくさんあるアニメで、原作と合わせてみてもおもしろい作品です。

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過大評価すぎる作品

どうしてこの作品がこんなに評価されているのか理解出来ない。
オリジナリティーのない設定とストーリーの打ちきり漫画を読んでる気分だ。
1巻を最後まで読んで「あーあ、面白くないなー」って思ったら2巻以降も大して面白くなることはないので読まない方がいいのではないだろうか。
作者は複雑な能力とか技を考えるのが好きなのだろうが、ただでさえ設定が混雑しているのに、
「魂を直接攻撃できる」とか「生物のクリティカル位置を狙える」とか、いちいち複雑でややこしい能力の説明を出してくるのには気が滅入る。
加えて「呪い」と全然関係ない能力ばかりで何がしたいのか理解不能だ。
設定の説明が多いわりによくわからなくて読んでて苦痛である。
主人公は共感できない存在なのに周りに馴染んでいるのが不思議だ。敵も味方もキャラ付けが浅いし薄い。
そして敵のキャラデザが「強そう」または「怖い!」ってならない「なんだこれ?」って感じになる。
「呪い」がテーマなんだからもっとホラー要素が強めだったらハマってたのではないだろうか。
「底が浅く、表面しかないな」という印象の漫画といった感じだ。なぜここまで評価されるようになったか?
鬼滅のヒットに便乗した感が拭えないが…。

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とにかく作画が美しい!

アニメ呪術廻戦。
「呪い」をテーマに呪霊とそれを退治する呪術師の物語。
主人公である虎杖悠二は、特級呪物である両面宿儺の指を友人を助けるために食べてしまった!
虎杖は両面宿儺の器として呪術師となり、仲間とともに呪霊と対治する。
虎杖の同級生である伏黒恵、釘崎野薔薇、先輩たちもそれぞれに個性が溢れ信念を持っている。
その信念の強さと込められたセリフが読者の魅了している少年ジャンプのダークファンタジーである。
アニメが放送されて、次の鬼滅と評され人気が出た。2021年冬には映画化も決定している。
そのアニメはOP・EDにも細かいメッセージが込められており、制作者のこだわりが詰まっていた。
回を重ねるごとにOP・EDの絵が少しずつ変化していくところも観ている者を引き込む秘訣だったと思う。
そして、何よりも作画がめちゃくちゃ美しい!!
登場人物たちのまつ毛の1本1本まで詳細に描かれているし、戦闘シーンも迫力があり見入ってしまう!
30分があっという間で、こんなにアニメがあっという間に終わる感覚は初めてだった!
水滴の一つ、シャボン玉のゆらめき、光の入り方と人物だけでなく背景も詳細に描かれている。
まるで映画のようにクオリティの高いアニメ!

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鬼滅の刃並みに中毒性のあるアニメ

鬼滅の刃の次にくるアニメとして、何かのメディアで紹介されていたのを機に興味を持って、アマゾンプライムにて視聴した。
1話目からハマってしまい、公開されていた21話までほぼ一気に見てしまった。
たった21話だったのかと思うほど、内容も展開も盛りだくさんで、飽きずにテンポよくみられる作品だと思った。
呪術廻戦の舞台は現代であることもあって、巷で賛否のある鬼滅の刃のような時代錯誤感のあるセリフは出てこないので、そうした先入観はなく見られると思う。
おおまかなストーリーとしては、人間の負の感情が生み出した呪霊を、呪術師が呪術を駆使して戦い祓うという分かりやすい構造となっているので、細かな設定が少し分からなくても見ていて楽しいのだが、呪術についての説明はちょっと難しいかもしれない。
キャラクターもそれぞれ特徴的で覚えやすい。
一番強い呪霊である宿儺の器としての主人公・虎杖悠仁がこれからどうなっていくのか、なぜ宿儺は伏黒恵を気にかけているのか、そして最大の敵である呪霊・真人たちはいったい何を企んでいるのか、と多くの謎・伏線が並行して残されたまま進んでいく展開に、今後の予測がつかず、ついつい次の話が気になって見てしまう。
今も続きがすごく気になっている。鬼滅の刃より話の構造は単純ではなく少し複雑だが、同じく中毒性のあるアニメだと思う。

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呪霊とそれを祓う術師との戦いを描くダークアクション漫画!

この漫画は、特級呪霊である宿儺を取り込んだ主人公である虎杖悠仁が呪術師として呪霊を倒していくというアクション漫画です。
虎杖悠仁は、身体能力だけはずば抜けていたものの、呪力などは一切ないただの人間でした。
それが、後先を考えずに宿儺の指を食べたばっかりに呪術師としての道を歩むことになったのです。
虎杖は、特になにも考えていないようですが、宿儺というのは呪霊の中の頂点に君臨しているスゴい奴なんです!
そんな宿儺を取り込んでいても、自我が保てるというのは、実は虎杖もかなり特異な人間だったようですね。
宿儺を取り込んで呪力を持った虎杖は、呪術師が学ぶ学校である東京都立呪術高等専門学校に入学しました。
そこで、同級生である伏黒恵や釘崎野薔薇と仲間になるのですが、担任の先生である五条悟がとにかくすごいんです!
彼は、人間界最強の呪術師といわれていて、六眼を持って生まれた人間です。
五条悟の能力は、全てを見通す六眼と、無限を操る無下限呪術というまさに反則級の強さを持っています。
もう、強すぎて虎杖よりも絶対に人気があること間違いなし!笑
あまりの強さに呪術師だけでなく、呪霊や呪いで人を殺す呪詛師からも恐れられている存在です。
主人公は虎杖ですが、ストーリーのキモの部分はほとんど五条絡みなので、むしろ主人公は五条悟なんじゃないかと錯覚するほど。
また、仲間の呪術師もおもしろい術式がたくさんあって、目が離せませんよ!
アクション好きには絶対に読んでほしい1冊です!

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躍動感と音楽のシンクロ「劇場版呪術廻戦0」

TVアニメのみ鑑賞の方は、主人公と同級生が出てこないですが。映画の主人公の彼は誰ですか。と思われるはずです。それもそのはず、本編の主役達が入学する前の話だからです。タイトル通り、1巻以前の0巻に掲載されている物語で、この物語があるからこそ今の物語に繋がるのです。見どころは、1年生達がそれぞれ背負っている過去や主人公の成長、いかに担当教師が強いかです。パンダの過去は明かされませんでしたが、どんな事にも協力して命を張ってくれたマキさんの実家事情、転入生である主役と似た境遇を持ち、だからこそ危険な目に遭わせないよう気を回してくれたトゲ君。常に生徒達の味方に立ち、厳しくも優しく指導する最強の先生。こんなにも仲間に恵まれた主役がいたでしょうか。少年漫画に必須であるバトルは必見で、とにかく勢いがあります。映像の切り替えが速いのはもちろんですが、挿入歌が良いです。疾走感と言うか解放感と言うか、キャラクターとシーンと楽曲が見事マッチしています。ラスボスと主役とのバトルは悲しい物語が組み込まれてますが面白いです。エンドロールも見逃せないところで、最初は静かな曲で始まり、途中から激しい曲に変わります。これが、一旦戦闘は収束したけれど、また新たな戦いが始まるという伏線だと感じさせます。

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主人公の成長と正義とは何かを考えさせられる話「呪術廻戦 0」

3回観てしまうほど面白い作品でした。
原作が好きで映画はどうなんだろうくらいの気持ちで観に行きましたが、結果完全に沼でした。
1回目に観たときは、まず純粋な気持ちで見ようと思い主人公に感情移入をするようにしていました。
はじめは自分にかかわる人を傷つけてしまうという気持ちから自殺を図りますが、高専に通うことになり周りの人たちに触れることにより、
だんだんと成長していく様は本当に観ていて楽しかったです。
所々出てくるリカちゃんとの過去の様子は本当にきれいに描かれていて、観るたびに泣いてしましました。
2回目は夏油側に注目をして観るようにしました。呪力を持たない人間を排除して呪術師だけの世界を作るという野望を持っていますが、
元をたどれば彼は自分の力を弱者のために使っていたのが、ある出来事をきっかけに思想が変わってしまいました。
その描写は細かくは描かれていませんが、それに関係する子たちの発言や様子からわかります。
また、彼がパンダや狗巻が乙骨を助けた際に涙を流した意味を考察するのが非常に楽しかったです。
五条との関係性や互いの思う正義の形がすれ違っているのが非常に切なくも悲しいものでした。
夏油の最期のシーンは何度見ても泣けます。
三回目に観た際には上記の2点を踏まえたうえだったので最初から最後まで号泣をしてしまいました。
観ていない方、ぜひ劇場に足を運んでください。

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呪術廻戦の原点ともいえる人気コミックを映画化。本編へと繋がる物語。「劇場版 呪術廻戦0」

2021年12月24日公開、芥見下々(あくたみげげ)作のマンガ「呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校」、通称「0巻」が映画化されました。本編の「呪術廻戦」に繋がるこのマンガはまさに原点ともいえる物語となっています。

自身の死を望む高校生、乙骨 憂太。彼は今は亡き幼馴染である折本 里香に呪われていました。そんな乙骨の前に現れたのは、呪術高専の教師であり最強の呪術師である五条 悟でした。
五条に導かれ、乙骨は里香の呪いを解くべく呪術高専に入学します。

強大な力を秘めた折本 里香の呪霊は特急過呪怨霊として、「呪いの女王」とまで言われるようなります。そしてその力を手に入れようと動き出した夏油 傑。彼は五条のかつてのクラスメートであり親友でした。
そして運命の12月24日、夏油は折本 里香を手に入れるべく「百鬼夜行」を決行します。

主題歌はKing Gnuさんが担当されています。曲のタイトルは「一途」で、「呪術廻戦0」の為に書き下ろされた楽曲です。里香の乙骨に対する一途な愛を表現しており、疾走感のある曲調でパンチの聴いた一曲となっています。

King Gnuさんは「逆夢」という曲でエンディングも担当しています。映画の公開日である2021年12月24日にサプライズ解禁されると同時に、先行配信がスタート。「一途」とは打って変わって切なげなメロディーで、乙骨と里香、そして五条と夏油、この2組の関係と思いを汲み取ったような歌詞が胸を打つ一曲です。

そして今作の主人公乙骨 憂太を演じるのは、新世紀エヴァンゲリオンで碇シンジ役で知られる緒方 恵美さんです。
普段は優しく温厚な性格、しかしひとたび敵とみなした相手、特に友人を傷つける相手に対しては容赦がなく、普段とは別人のような殺気を見せる乙骨。感情の振れ幅が激しいこの難しい役どころを、見事に演じられています。

映画の内容以外にも注目が集まったこの「劇場版 呪術廻戦0」、本編をご存じの方には絶対に見ていただきたいおススメの映画です。

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大人も楽しめる作品

呪術という特殊な力をもって戦う呪術師と呼ばれる人たちと、呪いと呼ばれる化け物や、その化け物を使って悪だくみをする呪詛師と呼ばれる人たちのバトル漫画です。
この作品の登場人物が味方側も敵側もそれぞれ性格だけでなく、能力も個性があり何度見ても飽きの来ない作品です。
バトルものでよくある単純に強い能力をもっている人が強いというものではないのがこの漫画の面白いところです。
例で挙げれば、手を叩くと位置を変えるという単純な能力ではありますが、
使い方次第で強敵を撃退するなどといった戦闘描写もあり能力の使用方法に感心させられることが多くあります。
しかし、強い能力をもった人が強いというわけではないと書きましたが一人だけ例外がいます。
それが五条悟という呪術師です。
この五条悟は普段は呪術高専という呪術を教える高校の先生をしており、普段はお調子者で憎まれ口を言われるキャラですが、
戦闘となるととにかく強すぎる、そして格好良すぎる。
普段は目を包帯で隠しているのですが、本気を出すときの戦闘の際には包帯を外し、
目を見開き能力を使います。その時の描写やセリフなどが何から何まで格好いいです。
彼のバトルシーンはどれもテンションが上がります。
その他にも多くのテンション上がるシーンや感心させられるシーンがあり、大人が何度読み返しても面白いと思える読める漫画です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
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戦闘シーンがとにかくカッコいい!!

人間の負の感情から出てきた「呪い」。この呪いは人間を死にもたらす事もあり大変危険な物。
そんな呪いを祓うのが呪術師である。
このアニメは、ひょんな事から特級呪物と呼ばれる両面宿儺の指を飲み込んでしまい、呪いが見えるようになった主人公・虎杖悠二。
そんな主人公が強くなってたくさんの人を助けていくという物語です。
まず一つ言いたいのは、とにかく戦闘シーンがかっこいい!BGMと合っていて、まるで映画を観ているかのようなクオリティーです。
少し難しい話ではありますが、よく見られるバトルアニメでとくに戦闘シーンを楽しめるアニメです。
バトル物が好きな方はぜひ見て頂きたいです。
また登場人物の個性もみんな強く、どのキャラも好きになれます。
その中でも「最強の呪術師」と呼ばれる五条悟もビジュアルがかっこよく、女性なら心を持っていかれる事間違いなし!
キャラを楽しみに見るのもありです。
たまにある箸休めシーンや、アニメの番外編などギャグ要素もたくさんあるので笑いもあり。
男性の向けではありますが、笑いあり、女性ならキュンありのおもしろいアニメです。
アニメは原作の途中で終わっているので、続きが気になる気になる…
原作ファンの方も期待を裏切らない作品になっていますので、ぜひ見て頂きたいです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
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アニメ第1話の流れ

まず始まりから、主人公の死刑宣告が衝撃。。何やら不穏な空気。。
主人公は、宮城県の杉沢第三高校一年「虎杖悠二」とても明るくフレンドリーで仲間想い、誰とでも仲良くできるクラスの人気者ポジです!運動神経が人間離れしており、砲丸投げで世界新を軽くだせるほど。。笑
また呪霊とたいじしても物怖じするどころか立ち向かう、勇敢な一面もあります。
1話では、祖父が登場し「お前は強いから人を助けろ」と遺言を託されます。その想いを受け取り、オカルト研究会の先輩と後のクラスメイトになる伏黒恵を呪霊から守る呪力をえるために、特急呪物”両面宿儺のの指”を呑みこみます。通常であれば、人間が取り込むことはできず即死するのだが、主人公は宿儺を制御する適性があり器であることが分かります。
私の1番の推しのポイントが、何と言っても絵がキレイなところ!! OPの派手なアクションシーンも臨場感と光の使い方が素晴らしいです。制作は、進撃の巨人やユーリon iceを輩出したMAPPAです。最初のOPから既に引き込まれ、お洒落で様々なキャラクターの登場が楽しみです。

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ナルトのパクリじゃない!

TVアニメとしても放送されており、今冬にも映画化され、大人気のアニメです。
主人公の虎杖は、身体能力がずば抜けてはいるが、普通の高校男子生徒で、ある日高校の百葉箱に呪いの込められた物(呪物)を見つけます。その後虎杖は、呪術師(世の中の呪霊を祓う人のこと)である伏黒と出会い、見つけた呪物が非常に危険なものと知らされますが、時すでに遅し。サークルの先輩が呪いを閉じ込めていた札を剥がしてしまい、放出される呪いに呪霊が集まり、虎杖、伏黒、サークルの先輩は危険な状態となります。
呪霊に食べられそうになった瞬間、主人公は呪物を自らの体に取り込み、虎杖の体に呪物の魂(両面宿難)が宿ってしまいます。生前呪いの王として君臨していた両面宿難を取り込んだことで、呪術界のルールで死刑宣告されますが、呪術師最強の五条の力によって両面宿難の呪物(計20本)をすべて取り込んでから死刑にするという条件を付け、救われます。
その後呪術を学ぶ学校、呪術高専に入学した虎杖は、そこで呪霊と闘う術を学び、仲間に出会い、苦難を乗り越えて成長していく姿に心が奪われます。
戦闘シーンも数多くあり、登場人物それぞれに個性があるため、飽きずに面白いです。その中でも、最強呪術師である五条の戦闘は圧巻で、だれでも一度は惚れてしまいます。かっこいいキャラクターが多いため、男性のみでなく女性にも人気ですので、おすすめです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

アクションシーンが最高

シンプルに面白い。
テーマは呪術、負の感情と暗いのに反し明るく前向きな性格の主人公はとても魅力的。
呪霊のデザインが気持ち悪く、鬱展開も多いが敵含めその他キャラクター達も皆個性的で信念を持っており、バッググラウンドがしっかりとしている。
その中でも虎杖と伏黒のお互いを想いやる信頼関係がとても良い。
声優陣の演技も良くその分さらに作品に入り込むことができた。
テンポも良く1話の展開スピードが良い。右肩上がりに面白くなるストーリー展開にハマる。

いい意味で言えば考察のしがいがあるのだが、設定、ストーリーは複雑で難しい。
何回か見直した方がより深く作品を楽しめるかもしれない。

少年漫画のカッコ良さに加え、ギャクの演出も面白くダークな世界観の中でもシリアスになりすぎずバランス良く楽しめた。

BGM、特にオープニングが世界観と合っておりカッコいい。何よりカメラワーク、作画がとても綺麗でアクションシーンが最高。
毎話TVシリーズだとは信じられない劇場版のような仕上がり。

特に五条、伏黒の領域展開の作画のクオリティは素晴らしかった。

音楽もバトルもカッコよく熱い作品。
まだまだ物語は序盤のようだし、二期や劇場版がとても楽しみ。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

はまってしまいました

ストーリー、アニメーション、音楽、声優さん、どこをとってもよく考えられ子供向けというよりは大人がみてはめられてしまう深い味わいになっていると思いました。キャラクターがとても多いですけど、一人一人簡単に設定されていることはありません。どの人も深く関わってくれて、それがわかるようになっているからこそ全体が面白くなるようになってます。だから飽きもこずずっと引き込まれてしまうんでしょうね。キャラクター全員カッコ良いし、それぞれとにかく強いんです。でもなぜここまで強くなっているのか、ちゃんと弱さを描いたストーリーに仕立て上げてくれています。とても分かりやすいです。そして、異質なものを使っての物語だから、人の怖さを引き立ててこの漫画にみんな興味が湧いてしまうんだと思います。藁人形とか呪いとか、怖すぎるけど誰でも結構覗きたくなりますよね。残酷な殺し方とか戦い方とかは子供にはあまり見せたくなかったりもしますが、どうしても人気になってしまってますね。子供ですらそういうものはやっぱり興味もってしまうんですよね。昔っから悪いものときたら、呪いから始まってるっていう日本独特の昔話から日本人はこういうものが好きな気質なのかもしれません。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

逆王道の少年漫画

アニメ放送で一気に人気に火がついた呪術廻戦の人気の秘密は、個人的にだが「王道感」だと思う。

異形の敵を倒していくのに人間の負の感情が蓄積された「呪い」という表現を使っていて、主人公の虎杖を通して、ただただ呪いを倒すことや命に対しての葛藤がよく描かれている。倒したらまた次!はい次!と言った感じでもないし、少々暗い表現や胸糞が悪くなる描写が多々描かれている。

どこに王道を感じるか?
それはまさにバトルシーンである。

作者である芥見下々先生は自分と同年代で、まさに少年ジャンプ作品からの影響を受けている。
能力を解放するシーンだったり、ナレーションやコマ割りなどから作者の影響を受けている作品が見て取れるのだ。
呪いをテーマにした能力や固有結界などは、まさにバトルの王道。芥見先生の他作品に対するリスペクトを感じられつつも、オリジナリティが感じられるし、迫力のある戦闘や駆け引きは読者を強烈に引き込む魅力があるのだ。

少々話が難解なところがあるし、ダークな一面が多い当作品だが、多少漫画に触れている読者なら、少年漫画の一面を随所に感じられ、読んでいくほどに引き込まれる作品となっている。

もちろんバトルだけではなくストーリーやキャラクターも魅力的なので、人に勧めて間違いない作品だろうと思う。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

見たらハマる!ダークファンタジー『呪術廻戦』

本作は2018年から少年ジャンプで連載がスタート。作者は芥見下々(あくたみげげ)。
アニメも大人気放送中で幅広い年代にファンが多い。コミックは累計発行部数5000万部を突破し勢いが止まらない!
あらすじは常人離れした運動神経を持つ男子高校生『虎杖悠仁(いたどりゆうじ)』が両面宿儺(りょうめんすくな)の呪いの王の遺品である「呪物」を体内に取り込み「宿儺の器」となる。
呪術師の五条悟(ごじょうさとる)はこれを利用しようとい虎杖を『都立呪術高等専門学校』に入学させ呪いの扱い方を学ばせる。
虎杖は呪術師を目指し他の学生たちと呪霊と戦いながら着々と任務を遂行する。
ところが人に危害を与える『呪詛師』が五条悟を封印し、先生を助けようと呪術高専の生徒たちと先輩呪術師が戦う。
これが「渋谷事変」でジャンプではここで終わり、また新たな章がスタートする。
このような「呪い」がテーマのダークファンタジーである。
ファンタジーながら妬みや嫉みなどマイナスな人の気持ちが呪いを生み出すというもので身近に感じる題材もあるため物語に入り込みやすい。
また、戦闘シーンがとにかくカッコ良くアニメで観ると迫力もありさらに面白い。
専門用語が多く難しいと思う方も多いようですが何回か読み返すと理解が深まりどんどんハマっていくでしょう。
コミックでは0巻も出ておりこちらは本編ではあまり出てこない2年生が出てきて過去を知ってから本編を見るとさらに面白さが増すだろう。
是非話題の呪術廻戦読んでみてください!