モンキー・D・ガープ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

コビー救出作戦

世界会議で王下七武海の制度が撤廃された。そのため王下七武海に加盟していた者はただの海賊という立場に戻った。ガープの部下のコビーは、”海賊女帝”ボア・ハンコックを拿捕するために、「凪の帯（カームベルト）」にある女ヶ島を目指す。しかしそこにハンコックの悪魔の実「メロメロの実」の能力を狙って、四皇”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチが現れた。コビー率いる海軍と、ハンコック率いる九蛇海賊団、黒ひげ率いる黒ひげ海賊団の三つ巴は混迷を極め、海軍と黒ひげ海賊団は、ハンコックの「メロメロの実」の能力でほぼ全員が石化されてしまう。ハンコックが死ねば石化は永遠に解けることはない。黒ひげ、ハンコック、コビーのにらみ合いが続く中、そこにやってきたは海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕と謳われた”冥王”シルバーズ・レイリーだった。伝説とまで言われる男の介入で、ハンコックが石化を解く代わりに、黒ひげ海賊団、海軍は撤退するということに落ち着く。その時、コビーは黒ひげ海賊団に連れ去られてしまった。

コビーの生死がわからない中、コビーと一緒にいたヘルメッポは涙に暮れる。同僚達に頭を下げてコビーを救出するのを手伝ってほしいと懇願するが、コビーを連れ去った黒ひげが四皇であるため、上層部の許可なしに戦いをしかけることはできない。そこへやってきたのがガープだ。ガープは上層部の許可など取っていないが、大事な部下であるコビーを救うために船を出した。そしてコビーが捕まっている海賊島ハチノスに軍艦で乗り込み、覇気をまとった渾身の一撃「拳骨衝突（ギャラクシーインパクト）」を放つ。その場にいた海賊の多くは戦闘不能。そこへ現れたのが元海軍本部大将のクザン／青雉だった。青雉は黒ひげ海賊団の10番船船長になっていた。ガープは青雉に海軍にもどってくるように言う。それでも立ち向かってくる青雉に、ガープは応戦する。青雉の顔を掴み、渾身の力で相手を地面に叩きつける「海底落下（ブルーホール）」を繰り出すのだった。

自力で脱出していたコビーと合流し、ガープは海軍本部機密特殊部隊「SWORD」のプリンス・グルスやヘルメッポと共に島を出ようとする。しかし、周りは海賊に囲まれ、おまけに先に捕まっていた民間人を乗せて島を脱出していたガープの軍艦に、悪魔の実「シマシマの実」の能力者アバロ・ピサロが迫る。ピサロは島をまるごと操る能力があり、山のような腕で軍艦を沈没させようとした。ガープは、コビー、ヘルメッポ、プリンス・グルスに軍艦を守るようそれぞれ指示を出す。そしてそのための隙を作るために1人でピサロや青雉を足止めした。

結果、コビーはピサロの腕を破壊。軍艦は事なきを得た。ガープはそのまま全軍前進を命令。コビー達の脱出後、ガープは青雉によって凍らされて死亡したのか生存しているのか不明の状態となった。

その後ガープが生きていることが明かされる。極太の鎖でがんじがらめに拘束されてはいるものの、息があることが判明した。

モンキー・D・ガープの関連人物・キャラクター

モンキー・D・ルフィ

本名：モンキー・D・ルフィ
所属：麦わら海賊団船長、麦わら大船団大頭
肩書き：麦わらのルフィ、最悪の世代、5番目の”海の皇帝”
年齢：17歳→19歳
身長：172cm→174cm
誕生日：5月5日
血液型：F型
悪魔の実：ゴムゴムの実（超人系）
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：東の海 ドーン島 ゴア王国 フーシャ村
家族構成：父 モンキー・D・ドラゴン 祖父 モンキー・D・ガープ 義兄 ポートガス・D・エース、サボ
CV：田中真弓

モンキー・D・ルフィは『ONE PIECE』の主人公で悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者。幼少期に出会ったシャンクスに憧れ海賊を目指し海へ出る。海賊王になるため「ひとつなぎの秘宝（ワンピース）」を求め、「偉大なる航路（グランドライン）」の最後の島「ラフテル」を目指す。

ガープはルフィを最強の海兵に育てるため、幼いころから千尋の谷へ突き落したり、夜のジャングルに放り込んだりして鍛えた。その後に出会ったシャンクスの影響で海賊となったことについては怒っている。しかしガープは家族へは甘い一面があるので、実の孫のルフィの活躍も耳にしては喜んでいる。

モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ルフィとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物であり、主人公。左目の下にある傷と麦わら帽子がトレードマーク。「麦わらのルフィ」という異名を持つ。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身が伸び縮みするゴム人間である。
海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの財宝（ワンピース）」を手に入れて海賊王になるという夢を叶えるために17歳で海に出た。そして愉快な仲間達と共に大海原を冒険するのだった。

モンキー・D・ドラゴン

本名：モンキー・D・ドラゴン
肩書き：革命家ドラゴン、世界最悪の犯罪者
所属：革命軍総司令官
年齢：55歳
出身地：東の海 ゴア王国
CV：柴田秀勝

モンキー・D・ドラゴンは『ONE PIECE』の登場人物で、主人公ルフィの父でありガープの息子である。革命軍総司令官で冷静な性格。革命軍は世界政府を直接倒すことを目的としており、海軍の敵だが海軍中将であるガープとの仲は悪くないようで、度々連絡を取り合っている。

モンキー・D・ドラゴン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ドラゴンとは『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物で、世界政府に反旗を翻す革命軍の総司令官。主人公モンキー・D・ルフィの父親であり、海軍本部ガープ中将の息子。世間では誰もがその名を知るほど悪名高く「世界最悪の犯罪者」と呼ばれている。顔の左半分には赤い刺青があるのが特徴的。ゴア王国や世界に失望し、いつか世界を変えてみせるという強い信念をもっている。打倒世界政府を目的にかかげる革命軍は、ロビンのことを「革命の灯」と呼んでいるが、その意味については明らかにされていない。

ポートガス・D・エース

本名：ポートガス・D・エース
所属：白ひげ海賊団2番隊隊長
肩書き：火拳のエース
年齢：20歳（享年）
身長：185cm
誕生日：1月1日
血液型：S型
悪魔の実：メラメラの実
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：南の島 バテリラ
家族構成：父 ゴール・D・ロジャー 母 ポートガス・D・ルージュ 祖父 モンキー・D・ガープ 義弟サボ、モンキー・D・ルフィ
CV：古川登志夫、阪口大助（幼少期）

ポートガス・D・エースは『ONE PIECE』の登場人物で悪魔の実「メラメラの実」の能力者。ルフィより3年早く海へ出て海賊になりスペード海賊団を結成。その後白ひげ海賊団2番隊隊長になる。船長の白ひげを尊敬していて彼を海賊王にするのが目標。マーシャル・D・ティーチ（元白ひげ海賊団2番隊の部下で仲間殺しという最悪の罪を犯した）の手により海軍に捕まり、一度はルフィ達の助けで解放されるが海軍大将サカズキに殺されてしまう。

エースの父は海賊王ゴール・D・ロジャー。ロジャーが処刑される前、ガープはロジャーから産まれてくる息子のことを頼むと言われている。ロジャーの処刑後、彼の関係者はみな刑を受けているが、エースに海軍の手が及んでいないのは彼の出生にトリックがあった。エースの母・ルージュは息子を守りたい一心で、20か月もの間お腹に子を宿していた。ルージュはその無理が祟ってエースを出産後すぐに亡くなってしまうが、ロジャーから子供のことを頼まれていたガープはエースを引き取り、最強の海兵とするべく自身の孫として育てる。実際は海軍として忙しくしている身のため、普段は故郷ゴア王国の山賊・ダダンに預けていた。

エースは父のゴール・D・ロジャーの存在をずっと疎ましく思っていた。ロジャーの名前を出しただけで周りの人間は「あれは生まれてこなきゃ良かったんだ！」と、大犯罪者への恨みつらみを口にする。それを幼少期からずっと聞いて来たエースは、「おれは生まれてきても良かったのか。」その答えを探していた。海軍の手によって殺されてしまうが、その処刑を止めようと白ひげ海賊団とその傘下の海賊団、ルフィ達インペルダウンの脱獄者や革命軍などが助けに来てくれたことが嬉しいと涙を流す。命が尽きる直前ルフィにみんなにも伝えてくれと、「今日までこんなどうしようもねェおれを 鬼の血をひくこのおれを……！」「愛してくれて……ありがとう！」

ポートガス・D・エース（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ポートガス・D・エースとは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海賊。白ひげ海賊団2番隊隊長。悪魔の実メラメラの実の能力者で「火拳のエース」と呼ばれている。海賊王ゴール・D・ロジャーの実の息子。自分の所属する白ひげ海賊団の船長エドワード・ニューゲートを父親のように慕っている。ルフィとサボと3人で兄弟盃を交わし義兄弟になった。部下であるマーシャル・D・ティーチの手によって海軍のもとに捕まり、白ひげ海賊団がエース奪還のために引き起こした頂上戦争の中で戦死した。

ゴール・D・ロジャー

本名：ゴール・D・ロジャー
通称：ゴールド・ロジャー
所属：ロジャー海賊団船長
肩書き：海賊王、大海賊、この世の全てを手に入れた男
年齢：処刑時53歳（24年前）
身長：274cm
誕生日：12月31日
血液型：S型
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：東の海ローグタウン
家族構成：息子 ポートガス・D・エース 妻 ポートガス・D・ルージュ
CV：大塚周夫（1話 - 590話）→津嘉山正種（849話 - ）、草尾毅（青年期）

ガープはゴール・D・ロジャーを捕らえることに心血を注いでいた。ロジャーが目撃されたとの情報があれば、自身の部隊に出動要請が出なくとも、出向いていく程であった。そして何度も死闘を繰り広げられるほど、ふたりの実力は拮抗しており、若き日のガープの強さが伺える。

ロジャーが海軍に自首した時すでにルージュはエースを身籠っていた。ロジャーは長年死闘を繰り広げてきたガープを信頼できると言い「生まれてくる子に罪はない！おれの子を頼む」と伝えている。ロジャーの死後彼の関係者はみな刑を受けたが、エースの母ルージュは海賊王の血を引くエースを守るため20か月もの間お腹にエースを宿し、海軍の追跡を免れた。ルージュはエースを産んですぐ命を落としてしまう。その後はガープがエースを自分の孫として引き取った。実際は海軍の仕事で忙しいため、故郷のゴア王国に住む山賊・ダダンに預けており、ダダンの罪を見逃す代わりにエースを育てろと命じていた。

ゴール・D・ロジャー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ゴール・D・ロジャーとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。偉大なる航路（グランドライン）を制覇し、海賊王と呼ばれた男。最後の島・ラフテルへとたどり着き、すべての謎を解き明かした重要人物である。
ロジャー海賊団解散後、海軍に自首し故郷・東の海（イーストブルー）のローグタウンで公開処刑された。死の間際に放った遺言は多くの人間を海へ駆り立て、世に大海賊時代を巻き起こす。主人公のルフィもその一人である。

センゴク

本名：センゴク
所属：海軍本部元帥（27～22年前は海軍大将）→海軍本部大目付
肩書き：仏のセンゴク、智将
年齢：77歳→79歳
身長：278cm
誕生日：5月9日
血液型：F型
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：南の海
掲げる正義：君臨する正義
CV：石森達幸（151話 ‐ 512話）→大川透（703話 ‐ ）

ガープとセンゴクは海軍の同期であり、ともに激動の時代を生き抜いてきた。おつるやゼファーも同じく同期。金獅子海賊団の大親分”金獅子のシキ”は彼らが共闘し倒す。（その後22年間インペルダウンに投獄され、自分の両足を切断し脱獄したことで唯一の脱獄者となった。）大将や元帥時代のセンゴクは、自由すぎるガープに怒ることも少なくなかった。しかし頂上戦争後は大目付となり気楽な地位になったためか、ガープのようにおかきを食べながら海軍本部大将で盲目の剣士”イッショウ”の頑固さやサカズキの苦労を笑っていた。

センゴク（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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センゴクとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、海軍の元帥を務めていた人物である。同期であるモンキー・D・ガープと組んで、ロジャーや白ひげなどの大物海賊と幾度となく死闘を繰り広げてきた。世間では「智将」として知られており、頂上戦争では様々な方面に的確な指示を出す。戦後は元帥の座から退き、若い海兵たちの育成に回っている。現役時代は黒髪で常に厳つい表情を浮かべていたが、引退後は重責から解放されて白髪になり、笑顔も増えている。

クザン／青雉（アオキジ）