人狼 JIN-ROH(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『人狼 JIN-ROH』とは、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の押井守が原作・脚本を担当し、「ももへの手紙」の沖浦啓之が監督した1999年制作の長編アニメ。治安部隊の青年が反政府ゲリラだった女性と出会い、愛と使命の狭間で苦悩する、人間ドラマに重点を置いた作品。実写とみまがう、きめ細かい演出と映像表現が光り、世界の国際映画祭でも注目を浴びたアニメーション。
1960年、東京都に生まれる。
東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻に入学。大学卒業後、チェリストとしてソロ活動を行うかたわら、映画やテレビドラマの音楽、他のアーティストへの楽曲提供など、幅広く活躍。
彼が手がけたもので、良く知られているのが「世界の車窓から」(テレビ朝日)のテーマ曲。
映画音楽は、「ピラミッドの彼方に -ホワイト・ライオン伝説」「東京タワー」「成瀬巳喜男 記憶の現場」他を担当。アニメ作品では、「劇場版エスカフローネ」「ときめきメモリアル Only Love」(TV)「獣王星」(TV)「八雲立つ」(OV)他を担当している。
「人狼 JIN-ROH」実写版が、韓国で制作決定
2017年2月に、韓国映画「箪笥」(03)「悪魔を見た」(10)の監督キム・ジウンが、アニメ「人狼 JIN-ROH」の実写版製作に乗り出し、夏に撮影スタートすると、韓国のマスコミが報じている。
なんでも、韓国と北朝鮮が統一政府を樹立するという設定に置き換えた物語にするそうで、主人公には韓国人気イケメン俳優、カン・ドンウォン(「群盗」「プリースト 悪魔を葬る者」)が内定されており、チョン・ウソン(「MUSA -武士-」「レイン・オブ・アサシン」)が出演オファーを受けたそうだ。
詳細はまだ不明な部分も多いが、無事制作が進み作品が完成すれば、日本でも公開される可能性がなきにしもあらず。どんな作品に仕上がるか、気になるところだ。
Related Articles関連記事
『劇場版 PSYCHO-PASS』狡噛復活!舞台は海外、熱い戦いが幕を開ける!
自らの正義を貫いた男は、殺人犯となり姿をくらました。彼は今何を思い、何を成そうとしているのか?一人前の刑事として成長した常守朱は、新たにシビュラシステムが導入された「シーアン」に足を踏み入れる。そして銃弾が飛び交う危険地帯で、1人の男と再開するのだった。
Read Article
押井守が「風立ちぬ」を一刀両断!宮崎駿の矛盾を指摘!?
世界的アニメ監督宮崎駿の『風立ちぬ』を、同じくその実力を広く世に知られたアニメ監督の押井守が毒舌全開で批評した。押井曰く、この作品には「宮崎駿の“矛盾”が込められている」とのことで、容赦のない論評は賛否両論。ここでは、当時の反応を紹介する。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『人狼 JIN-ROH』の概要
- 『人狼 JIN-ROH』のあらすじ・ストーリー
- 主な登場人物・キャラクター
- 伏一貴(ふせかずき/声:藤木義勝)
- 雨宮圭(あまみやけい/声:武藤寿美)
- 辺見敦(へんみあつし/声:木下浩之)
- 阿川七生(あがわななみ/声:仙台エリ)
- 塔部八郎(とうべはちろう/声:坂口芳貞/ナレーションも兼任)
- 見どころ
- 『人狼 JIN-ROH』の名シーン・名場面
- 阿川七生の自爆
- 伏と圭の最後の別れ
- 『人狼 JIN-ROH』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 30分ビデオシリーズから劇場用作品に
- 徹底的にこだわった手描きセル画の動き
- スタッフ
- 監督/キャラクターデザイン・沖浦啓之(おきうらひろゆき)
- 原作/脚本・押井守(おしいまもる)
- 音楽・溝口肇(みぞぐちはじめ)
- 「人狼 JIN-ROH」実写版が、韓国で制作決定