アイシールド21(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『アイシールド21』とは、原作稲垣理一郎、作画村田雄介によって『週刊少年ジャンプ』に掲載されていた少年漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。パシリにより鍛えられた俊足を見込まれ、強制的に泥門高校のアメフト選手にされた小早川瀬名。選手登録名「アイシールド21」として日本のアメフト界の最高峰である全国大会決勝(クリスマスボウル)を目指し、仲間たちと共に様々な強敵を相手に奮闘する。
原作のみの登場のためCVは無し。
帝黒学園1年、背番号20~22、ポジションはランニングバック。
本物のアイシールド21と呼ばれている男で、全ての能力がトップクラスである。
中学時代はアメリカに留学した経験を持ち、かつてアメリカのエースランナーとして活躍していたが、理不尽な待遇を受け、日本に戻り、アメリカを負かすために帝黒学園に入学した。
瀬名のことを東のアイシールド21と揶揄し、挑発的な性格だが、努力家である。
瀬名と対決前は22番であったが、対決時には21の背番号を背負い、クリスマスボウル敗戦後は、20番になっている。
『アイシールド21』の用語
ランニングバック
クォーターバックから手渡しで渡されたボールを持って、相手陣地に向けて走るのが主な役割。
また状況によっては、クォーターバックを守るためにガードしたりすることもある。
クォーターバック
相手に攻撃を仕掛けるうえで重要なポジションであり、チームの司令塔とも言われる。
ランニングバックへの手渡しやワイドレシーバーやタイトエンドなどにボールを投げるパスプレーを主としている。
センター
攻撃開始時にクォーターバックへボールを渡すためのポジションである。
攻撃開始後は基本的にブロックに回る。
ガードやタックルもこのセンターを中心に行動する。
タックル
ガードの外側に配置され、基本的に役割が一緒であるが、クォーターバックの死角を守る役割を担うこともあるため、ラインの中では重要なポジションである。
ガード
センターの両側に配置されるポジションでブロックが主な役割になる。
ワイドレシーバー
クォーターバックからパスされたボールをキャッチするのがレシーバーの役目である。
このポジションは確実な捕球能力と足の速さが求められる。
キッカー
フィールドゴール(二本の柱が立ったゴールポスト)の間にボールを蹴って得点を入れるポジション。
ボールの計上が特殊なため技術的なキックと正確な照準が求められる。
タイトエンド
基本的にキッカー以外のポジションをこなす万能型ポジション。
ラン、パスプレー、ブロックといったものをこなすなんでも屋さん。
『アイシールド21』の名シーン・名場面
紙一重の差
アイシールド21 24巻より。
このシーンはクォーターバックとしてではなく、チームを勝利するためならどんなことでもする蛭魔の流儀を表している。
誰よりもアメフトを愛するからこそ、そのための鍛錬を行う。0.01秒を縮めることの難しさを表現している。
最速のランニングバックになるため
Related Articles関連記事
ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
アイシールド21の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『アイシールド21』とは原作・稲垣理一郎、作画・村田雄介によるアメリカンフットボールを題材とした漫画作品である。 主人公の小早川瀬那(セナ)は気弱な高校生だが、俊足の持ち主であった。彼の走りを見たアメフト部の主将、蛭魔に強制的にアメフト部に入部させられ、セナは最強ランナーである「アイシールド21」を名乗ることになる。 本作では、勝利のためにひたむきに努力する姿や、苦悩する姿が描かれ、胸を熱くさせる名言・名シーンが存在する。
Read Article
Dr.STONE(ドクターストーン)のネタバレ解説・考察まとめ
『Dr.STONE』とは、原作・稲垣理一郎、作画・BoichiによるSF・サバイバル漫画である。2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した。2019年に第1期が全24話でアニメ化し、2021年に第2期が放送。ある日、謎の光によって地球上の全人類が石化してしまう。長い長い時が流れ、最初に石化から目覚めたのは主人公「石神千空」で、人類が石化してから約3700年が経っていた。人類はこれまで築いてきた全文明を失うが、千空は幼馴染「大木大樹」などの仲間と共に科学によってその文明を取り戻していく。
Read Article
ワンパンマン(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
漫画家ONEによるWeb漫画作品で現在も更新中。並行して漫画家の村田雄介によりリメイクされ現在も「となりのヤングジャンプ」にて連載されている。2015年3月にはリメイク版をベースとしたTVアニメ化も発表。 様々なヒーローが活躍する世界、規格外の強さを身につけた主人公「サイタマ」が、あらゆる敵をワンパンで粉砕していくギャグテイストアクション漫画である。
Read Article
トリリオンゲーム(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『トリリオンゲーム』とは稲垣理一郎の原作、池上遼一の作画によって2021年より『ビッグコミックスペリオール』に連載されている、スタートアップを題材とした青年漫画及び、それらを原作としたドラマ作品である。物語は主人公のハルとその相棒のガクの2人が1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業し、ライバルとなる世界的IT企業ドラゴンバンクの黒龍キリカと競いながら、大富豪を目指す姿が描かれる。ハッタリが得意なハルと堅実なガクの友情とコンビネーションが見どころの一つである。
Read Article
Dr.STONE(ドクターストーン)のアイテム・発明品まとめ
『Dr.STONE』とは、原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによる漫画作品である。 ある日、地球を怪光線が包んだ。その光線は人類全てを石化させてしまう。それから3700年後、石神千空という少年が石化から解ける。千空は卓越した科学力を持っており、石化した人類、崩壊した文明を取り戻そうとする。 千空は試行錯誤しながら、様々なアイテムを開発していく。
Read Article
ワンパンマンのS級ヒーローまとめ
『ワンパンマン』とは、ONEによる漫画作品である。『アイシールド21』の作画を担当した村田雄介がリメイクしている。 怪人が暴れまわる世界。主人公のサイタマはヒーローに憧れた気持ちを思い出し、3年間の訓練を経てヒーローとなった。サイタマは怪人と戦い、平和を守る充実した暮らしを夢見ていた。しかし、強くなりすぎて全ての怪人をワンパンで倒すサイタマは徐々に無気力となる。 様々なヒーローが登場する中で、特に強力な力を持つのがS級ヒーローである。
Read Article
Dr.STONE(ドクターストーン)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『Dr.STONE』とは『週刊少年ジャンプ』で連載された稲垣理一郎原作、Boichi作画によるSF・サバイバル漫画である。全人類が一斉に石化した世界を舞台に、石神千空たちが科学で文明を再建する姿が描かれる。 本作では主人公の石化が解けるまでに長い年月が経過しているため、文明が崩壊している。当然、食材もいちから用意しなければならず、物語序盤は原始的な食事しかできなかった。しかし千空たちは科学を駆使し、ラーメンやわたあめといった料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を再現していく。
Read Article
2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
ワンパンマンの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ワンパンマン』とはONEによる日本の漫画作品。2009年にWebサイト上で連載されていたが、後に村田雄介によりリメイクを連載。 怪人がはびこる現代社会で人々を守るため、ヒーローが活動していた。趣味でヒーローをしている主人公のサイタマは3年間のトレーニングの末、一撃で敵を倒すほどの力を手に入れる。どんな敵でも一撃で倒してしまうことに次第に緊張感を無くしていったサイタマは無気力な日々を過ごしていた。本作では、サイタマや他の登場人物の現実的で些細な言葉でも感銘を受ける名言や名シーンが存在する。
Read Article
Dr.STONE(ドクターストーン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『Dr.STONE』とは、稲垣理一郎が原作、Boichiが作画を担当する、科学を題材とした冒険少年漫画である。地球上の人類すべてを標的にした謎の石化現象により文明が崩壊してから約3700年後の世界を舞台に、ずば抜けた科学の知識と探求心を持つ主人公が仲間と共に人類の復興を目指す物語。 「第64回小学館漫画賞少年向け部門」を受賞し、累計発行部数が1400万部を突破しているなど、高い評価を得ている。 作中では様々な立場、性格、信条のキャラクターが、読者の心を動かす名言・名シーンを演出する。
Read Article
【人気漫画】2007年~2018年の週刊少年ジャンプ打ち切り・終了マンガまとめ!
2007年~2018年の間に『週刊少年ジャンプ』で打ち切り・終了したマンガをまとめました。作品は2007年1号以降に終了したものです。『銀魂』『BLEACH』『NARUTO』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』といったジャンプを代表するマンガはもちろん、残念ながら打ち切りになってしまった作品、内容は悪くなかったのに読者に響かなかった隠れた良作を紹介していきます。
Read Article
知られざるあのマンガ・アニメの制作・誕生・裏話
世間や業界、ファンの間でも知れることが少ないあのマンガ・アニメの制作・誕生・裏話を紹介する記事です。
Read Article
日本の漫画家が描いたマーベル・コミックスのマンガバリアント画像まとめ【アメコミ】
マーベル・コミックスのマンガバリアント画像をまとめました。マンガバリアントとは、コミックの内容はそのままで、カバーだけ別バージョンのものを指します。ここでは村田雄介や麻宮騎亜など、日本人漫画家やイラストレーターが描いた「スパイダーマン」や「アイアンマン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」など、マーベルの人気コミックの表紙画像をまとめました。
Read Article
ついにアニメ化決定!平熱系ヒーローONE PUNCH MAN(ワンパンマン)まとめ
アニメ化が決定した「となりのヤングジャンプ」で連載中のマンガ ワンパンマンのまとめです。
Read Article
深夜枠放送名作アニメの悲喜こもごも
「何で深夜枠…何ですぐ終わる…」そう思わせる名作漫画「アニメ化作品」の数々。規制のせいか!?などと短絡的に思ってしまいましたが、カンタンに録画で見られる時代です。それに名作はアニメになったって名作…とは限らないのが、原作ファンにとっては哀しいところ。せっかく色や音、動きがつくのだから原作並みのクオリティで突っ走ってほしいものです。
Read Article
『ワンパンマン』のC級1位ヒーロー・無免ライダーの魅力・名言まとめ
ここではONE原作の漫画・アニメ『ワンパンマン』から、C級1位のヒーロー「無免ライダー」の魅力についてまとめた。自分より圧倒的に強い敵にも臆さず立ち向かっていく彼の名言・名セリフ・名シーン・名場面が人気だ。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『アイシールド21』の概要
- 『アイシールド21』のあらすじ・ストーリー
- クリスマスボウルへの道
- 瀬名 vs. ヒル魔
- 『アイシールド21』の登場人物・キャラクター
- 泥門高校(泥門デビルバッツ)
- 小早川瀬那(こばやかわせな)
- 蛭魔妖一(ひるまよういち)
- 栗田良寛(くりたりょうかん)
- 雷門太郎(らいもんたろう)
- 小結大吉(こむすびだいきち)
- 武蔵厳(たけくらげん)
- 十文字一輝(じゅうもんじかずき)
- 黒木浩二(くろきこうじ)
- 戸叶庄三(とがのうしょうぞう)
- 雪見学(ゆきみつまなぶ)
- 瀧夏彦(たきなつひこ)
- 姉崎まもり(あねざきまもり)
- 瀧鈴音(たきすずな)
- 酒奇溝六(さかきどぶろく)
- 王城高校(王城ホワイトナイツ)
- 進清十郎(しんせいじゅうろう)
- 桜庭春人(さくらばはると)
- NASA高校(NASAエイリアンズ)
- パトリック・スペンサー
- レオナルド・アポロ
- 白秋高校(白秋ダイナソーズ)
- 峨王力哉(がおうりきや)
- 帝黒学園(帝黒アレキサンダーズ)
- 大和猛(やまとたける)
- 『アイシールド21』の用語
- ランニングバック
- クォーターバック
- センター
- タックル
- ガード
- ワイドレシーバー
- キッカー
- タイトエンド
- 『アイシールド21』の名シーン・名場面
- 紙一重の差
- 最速のランニングバックになるため
- 強くなるために地獄を選ぶ決意
- アイシールド21の誕生の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話