逆転裁判（逆裁）のネタバレ解説・考察まとめ

15年の歳月

15年間、未解決事件のまま時効が過ぎようとしていた。しかし狩魔はその時効ぎりぎりのタイミングで、御剣怜侍を犯人に仕立て上げる計画を実行した。御剣を犯人にすることにより、御剣親子への復讐は終わると思ったからだった。
しかしその計画は、成歩堂によって肩に今も埋まっている御剣が暴発させた一つの弾がきっかけで、計画はもろくも崩れ去ってしまう。
狩魔はその後、すべてを自白して逮捕された。
しかし、事件は解決しても御剣の心の傷は消えることはなかった。

『逆転裁判』のゲームシステム

ゲームは独立した5話で成り立っている。（ゲームボーイアドバンスでは4話）
「探偵パート」「法廷パート」に分けられ、探偵パートで手に入れた証言、証拠品を持って法廷パートに望むという形である。なお、探偵パートで手に入れられない証拠品はなく、手に入れていない、証言が足りないときはゲームが進まないので手詰まることはない。

探偵パート

いくつかの場面が用意されていて、隅々までチェックすることが必要である。また場面はフラグを通過しないと（鍵を手に入れる、警察の許可が必要等）調べられないときもある。
人との会話で何気ない言葉が重要なヒントになっていたり、場面が変化する場合もあるので要注意。

調べる

カーソルをあわせ、調べるのコマンドがでるとそのものについて調べることが出来る。これにより証拠品ファイルに追加をしたり、それによって証言が変わってくることもある。

話す

目の前にいる人物と話すこと。事件のことについて証言が得られる。一度聞いたものは赤いチェックがつけられる。重要な証言は「証言」として証拠品ファイルに付け加えられる

移動する

別の場所に移動する。移動できる範囲はストーリーが進むごとに増えたり減ったりする。

法廷パート

探偵パートで得られた証言、証拠品を元に承認の嘘を暴いていくのが本パートである。
有罪無罪を言い渡すのは裁判長であり、正しい判断をするのも彼である。証人はたいてい忘れていたり、嘘を言ったりして被告人を有罪にしようとしているのでその嘘を見破るために、証拠品や証言が重要になってくる。

つきつける

証人または捜査をした警察官が証言をすることで証拠品との矛盾が発生したとき、証拠品を突きつけて「意義あり！」の声とうまく矛盾をついていれば審議を先に進めることが出来る。嘘を付いている証人は、それで動揺して嘘に嘘を重ねるのでぼろが出る。
また間違っている証言につきつけると、ペナルティとして画面の右上にある5つのポイントが一つずつ減っていく。すべて無くなると有無も言わずに裁判長は「有罪」の判決が下され、ゲームオーバーになる。

ゆさぶる

証人の証言を聞いていても怪しいところがない場合、その証言について「まった！」と声をかけ詳しく聞くときに使う。たいがいは無制限に使うことが出来るが、意味のないゆさぶりにペナルティを課せられることもある。

『逆転裁判』の登場人物・キャラクター

成歩堂龍一（なるほどう りゅういち）声：巧舟

このゲームの主人公。このゲームは彼の目線で進められる。24歳。青いスーツととがった髪が特徴的。ついでに眉毛も波打っている。
師匠は「綾里法律事務所」所長の綾里千尋。刑事事件専門の弁護士。
2話目で綾里千尋が殺されたことにより、綾里法律事務所から成歩堂法律事務所の所長になる。綾里法律事務所の時はそこそこ儲かっていたようだが、成歩堂法律事務所になってからは家賃もままならないほどになったらしい。
穏やかな性格であまり怒ったりもしない。人につっこむことは多い。人一倍お節介で、単純。
外見は年齢の割に老けているらしく、「おじさん」と子供から言われることもあるし、自分的にも「もう若くない」と思っているらしい。

綾里真宵（あやさとまよい）