大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』とは、2015年にNintendo 3DS専用ソフトとして発売された大法廷バトルゲーム。本作は、『逆転シリーズ』の主人公・成歩堂龍一の先祖である成歩堂龍ノ介が、明治時代の日本と英国を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。コミカルなストーリー展開と何度遊んでも楽しめる難解な事件、シリーズならではの癖のある登場キャラクターたちが本作を大いに盛り上げてくれる。

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の概要

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』とは、株式会社カプコンが開発・発売によるNintendo 3DS専用ソフトである。2015年7月9日にパッケージ版、Nintendo eShopにてダウンロード版(通常版)が発売された他、イーカプコン限定で様々な追加特典を同梱した「大探偵ホームズのプライベートトランク特別装丁版」が発売された。また、2016年12月8日に廉価版であるBest Price版が発売されている。さらに、2017年8月31日にスマートフォン対応アプリ版も配信された。2021年7月29日には『『大逆転裁判1&2 ー成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟ー』が1本のソフトとしてNintendo Switch、PlayStation 4、Steamにてパッケージ版、ダウンロード版(通常版)、そしてイーカプコン限定で様々な追加特典を同梱した「龍ノ介の思ひで浪漫セット」や『gyakutennsiri初期3作品を1本にまとめた『逆転裁判1・2・3』とセットになった「成歩堂レジェンズコレクション」も同時発売された。ジャンルは、大法廷バトル。プレイヤーは弁護士の成歩堂龍ノ介として、次々と巻き起こり難事件を捜査し、裁判にて真実と依頼人の無罪を勝ち取るために闘っていく。

本作は、『逆転裁判』シリーズナンバリングから100年前の法の黎明期19世紀末(明治時代)の法廷を描く『逆転裁判』シリーズのスピンオフのひとつである(もうひとつは『逆転検事』シリーズ)。裁判制度の最先端であった大英帝国の首都・倫敦(ロンドン)が主要舞台であり、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の登場人物が、本作の世界では実在の人物として複数人登場する。倫敦の大法廷では陪審員制度を用いた、有罪を判別する陪審員との駆け引きも行われる。他にも複数人の証人を尋問したり問い詰めるなど、一部『レイトン教授vs逆転裁判』のシステムを継承している。さらに、これまでの『逆転シリーズ』の人物は2Dと3Dで決まった動きをしていたが、本作では全ての人物が自由に動くようになった。2014年2月14日に公開された『Nintendo Direct』において『逆転裁判 新プロジェクト』として発表。同年4月23日にタイトルが発表された。本作は『逆転裁判』シリーズでは珍しく、『逆転検事』シリーズ同様「法廷パート」がなく現場が舞台で「探偵パート」だけのエピソードが存在する。

本作は、明治時代の日本とイギリスという2つの国を舞台に繰り広げられる。文明開化により西洋文化の波が押し寄せて来ている「大日本帝国」、産業革命が起き、倫敦万博の開催を控えた「大英帝国」という当時の社会情勢の中で事件が発生する。本作は1話完結で全5話収録されている。第1話は「大日本帝国」での事件、第2話は日本から英国への航海中に起きた事件、第3話から第5話は「大英帝国」での事件を取り扱う。また、本作は『逆転シリーズ』の魅力でもある癖のある個性的なキャラクターが例に外れず登場する。主人公の龍ノ介はもちろん、テンションのアップダウンが激しいシャーロック・ホームズやポーズを取りながら四文字熟語を叫ぶ夏目漱石、果ては露西亜(ロシア)で革命家として名を知られている亡命者が陪審員として登場するなど多種多様である。

時は明治時代。日本・東京にある西洋レストラン「ラ・クワントス」で起きた英国人殺人事件。主人公である成歩堂龍ノ介は容疑者として裁かれることになる。「被害者の傍にいたのは成歩堂だけ」という複数の証人が証言している絶対絶命の状況の中、親友であり弁護士の亜双義(あそうぎ)の力を借りながら、龍ノ介は少しずつ真実に近づいていく。

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』のあらすじ・ストーリー

本作は1話完結、全5話収録されている。
各話毎に1つの事件を取り扱い、「探偵パート」と「法廷パート」を交互に進めていく。
また、今作のエピソードタイトルは、小説『シャーロック・ホームズの冒険』になぞらえるかのように設定されており、全てのタイトルが「~の冒險」となっている。
ゲーム中のナレーションは菅生隆之が担当している。小説を朗読するかのようなナレーションの語りが、エピソードの出だしとして構成されている。

第1話 大いなる旅立ちの冒險

目の前で起きた殺人事件に動揺する龍ノ介

舞台は大日本帝国。
東京にある西洋料理店「ラ・クワントス」にて恐ろしい殺人事件が発生。容疑者となった成歩堂龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)は親友の亜双義一真に弁護を頼み裁判へ挑む。開廷前、龍ノ介は御琴羽悠仁(みことば ゆうじん)から、亜双義が近々大英帝国へ司法留学生として派遣される話を聞く。今回の裁判で、悲惨な結果を亜双義に残させたくない御琴羽は龍ノ介に「自分を弁護」するよう頼む。龍ノ介はその話を信じ納得した上で、開廷直後に「自分の弁護士は自分である」と宣言する。この宣言により、龍ノ介の被告人かつ弁護士として、一生忘れられない”運命”の裁判が始まった。

裁判の結果、亜双義のサポートもあって、龍ノ介は自らの疑いを晴らすことができた。龍ノ介と亜双義はお互いを労い感謝し合った。すると、亜双義から弁護士に一番必要な武器「信じる心」を龍ノ介が持っていることを今回の裁判で感じ、龍ノ介こそ弁護士に向いているのではないかということを伝える。謙遜する龍ノ介であったが、亜双義はそんな彼に更なる”頼み”を伝えるのだった。

第2話 友とまだらの紐の冒險

怪しい露西亜人に推理するホームズ

亜双義の”頼み”とは、この度彼が司法留学先として向かう大英帝国へ、龍ノ介も同行してほしいとのことだった。後日、龍ノ介は”密航”という形で亜双義とともに大英帝国へ向かう蒸気船「アラクレイ号」に乗船した。しかし、その船内で奇怪なる殺人事件が発生。被害者はなんと亜双義一真。そして、龍ノ介はまたしても容疑者として拘束されてしまう。再び自らの無実を証明するため、船内の捜査に乗り出した龍ノ介は、同じ蒸気船に乗り合わせていた名探偵、シャーロック・ホームズとともに、事件の真相へと迫っていく。

龍ノ介とホームズの見事なコンビネーションで導き出された真相は、不運の連鎖で起こったとても悲しい”事故”であった。犯人は亜双義の隣の船室に宿泊していた少女。彼女は露西亜でも名門のバレエ団のプリマヴェーラであったが、祖国から亡命するために古くからの知り合いであった「アラクレイ号」の船員たちの助けでこの蒸気船に乗り合わせた。その際、彼女の「トモダチ」である子ネコも同乗していたが、環境の変化で気が立ってしまい、少女の手から逃げて船室の通気口から隣室の亜双義の船室へ行ってしまった。この蒸気船は感染症蔓延を防ぐために”動物の持ち込みが禁止”されている。焦った彼女はいろいろ手を尽くしたが、結局子ネコが戻ってくることはなく、仕方なく亜双義の船室へ訪問し、素直に事の顛末を彼に伝えると、亜双義も一緒に子ネコを探してくれることになった。無事見つかった子ネコを抱え、亜双義の別れようとした時、亜双義が少女の正体に気付いてしまった。彼女は素直に自分の正体と自分が祖国から亡命していることを話した。亜双義は攻め立てることはせず、話を理解してくれようとしていた。しかし、加えて亜双義は「相談したい者がいるのです」と振り返り、船内の通信機の方向へ歩いていこうとした。少女はその行動を見てとても焦った。船長に連絡させるのではないか。それとも、彼がドアを開けるときに口にしていた「警察の知り合い」を呼ばれるのではないか。だとすれば、亡命中の自分は連れ戻されてしまう。それを防ぎたかった彼女は亜双義を呼び止めた。時同じくして少女の手に抱かれた子ネコが再び逃げ出し、亜双義の脚に纏わりついた。亜双義は振り向き様だったため足を取られてしまった。そのまま少女に突き飛ばされ、打ち所が悪かった亜双義はそのまま息絶えてしまった。彼の死を確認した少女は、気が動転しながらも亡命を手伝ってくれた船員に助けを求めた。船員は少女を彼女の船室に帰し、亜双義の船室に偽装工作を残した。そして、”密航者”である龍ノ介に全ての罪を着せ、密室を作るため乗客が睡眠薬で深い眠りについている間に、緊急停船を利用して慣性の法則で亜双義の船室のカンヌキを閉めたのだった。

事件は解決した。少女と偽装工作をした船員は、その後到着する港で大英帝国の倫敦警視庁(スコットランドヤード)に身柄を引き渡されることになった。そして、亜双義を失ってしまった龍ノ介は、亜双義と同じく留学生として招かれる予定だった御琴羽寿沙都(みことば すさと)と同行刑事の細長悟と共に香港で下船することになった。元は龍ノ介は招かれざる密航者であり、今回の留学に関しての英国と日本との取り決めでは、弁護士と法務助士を1人ずつ留学生として派遣するという内容だったため、弁護士がいなくなった今、留学を中止せざるおえなかった。しかし、そこへやってきたホームズの提案で、龍ノ介が亜双義の代理として弁護士になり、大英帝国へ留学することになった。亜双義の携えていた名刀”狩魔”を寿沙都から譲り受けた龍ノ介は、大英帝国へ到着するまでの間司法の勉強に励むことになったのだった。

第3話 疾走する密室の冒險

事件当夜の証人の目撃証言

大英帝国・倫敦(ロンドン)に到着した龍ノ介たちは、主席判事のハート・ヴォルテックスの要請により、「中央刑事裁判所(オールドベイリー)」の初法廷となる弁護を引き受ける。審理の内容は、「乗合馬車(オムニバス)」にて発生した殺人事件について。これ以上ない単純な事件かと思われたが、成歩堂はその心理を通じて、「死神」の”技”と”呪い”を目の当たりとすることとなる。

本件の裁判は、龍ノ介の依頼人である被告人の犯行であることを示しているものの、途中煙幕での妨害行為や「乗合馬車」の偽装工作の発覚、そして検察と弁護側で決定的な証拠が提出できなかったことで、被告人の”無罪”という何とも後味の悪い結果に終わってしまった。大法廷中に被告人の高笑いが響き、すっきりしない表情の検事と弁護人、そして傍聴席は混乱したまま、この法廷は幕を閉じた。

裁判終了後、被告人の依頼者から感謝されたものの、龍ノ介はどこか納得できないでいた。すると、そこへ裁判所の係員が依頼者を呼びに来た。どうやら、この後再度裁判を行うために「乗合馬車」を再捜査に協力する話になったのだという。龍ノ介は依頼者と別れ、自分たちの宿泊先を探すために裁判所を後にした。しかし、その後、法廷内で「乗合馬車」の再捜査中に火災が発生。火のもとは「乗合馬車」からであり、中には”何者か”が閉じ込められているようで、ドアを叩き助けを呼んでいた。法廷内は火の海になり、その様子を離れた場所から「死神」が見守っていたのだった。

第4話 吾輩と霧の夜の冒險

現場で出くわす寿沙都とグレクソン

初法廷を終えた龍ノ介の元に次なる弁護の依頼が舞い込んでくる。霧の中の夜道で発生した傷害事件。その容疑者として逮捕された日本人留学生・夏目漱石を救出すべく、龍ノ介は”呪われた裁判”に再び身を投じる。

この事件の真相は、偶然が重なった”事故”であった。事件当日、現場近くで下宿を営んでいる大家夫婦が夫婦喧嘩をしていた。妻は怒ると気性が荒くなり、物を投げて夫を攻撃していた。その際、夫婦が住んでいる部屋の窓が開いており、妻の投げた本が窓を越えて道路に落ちていってしまった。その時、たまたま通りを歩いていた被害者の頭上から突然本が降ってきたので驚いた。被害者は落ちてきた本を取ろうと屈んだ瞬間、後から飛んできた大ぶりのナイフが背中に刺さってしまい、その場に倒れてしまったということだった。結局、ナイフを投げた妻は罪を認めた。そして、被害者は運よく命に別状はなく、次第に意識を取り戻しつつあるという。龍ノ介のおかげで”無罪”を勝ち取った漱石は、この後は日本へ帰国し、文士として言葉を紡ぎたいと宣言する。

事件が無事解決して安心している龍之介たちだったが、今後の下宿先問題は解決していなかった。そこへホームズがやって来て、「自分の下宿先に空き部屋がある」と龍ノ介たちを招き入れてくれた。こうして龍ノ介たちは、ホームズの下宿先・ベーカー街に「成歩堂法律相談所」という名で事務所を構え、大英帝国での留学生活が本格的に始まるのだった。

第5話 語られない物語の冒險

強盗に襲撃されたホームズ

寿沙都の帰国によって周囲が騒がしくなる中、ベーカー街の質屋にて殺人事件が発生。単純と思われた殺人事件は、龍ノ介を”呪い”によって苦しめながら、大英帝国を揺るがしかねない裁判へと発展していく。

この事件の真相は、龍ノ介たちが大英帝国で初めて弁護を担当した事件から繋がっていた。今回の事件を引き起こした真犯人は、"電気通信士"という「モールス信号」を扱う仕事をしていた。ある日彼は、2か月前に起こった「乗合馬車」の事件の被告人からスカウトされた。「英国政府の打電を盗んでほしい、その情報を高値で引き取ろう」真犯人にとって、政府の打電を盗むことは、業務上難しくなかった。ただ、扱うのが国家機密であるため、真犯人は長年音信不通だった父親を頼り、彼に仕事を依頼した。その父親は2か月前の事件の被害者。そして、今でこそ煉瓦職人である彼は、昔オルゴール職人の元に弟子入りしていた。真犯人は父親にオルゴールの原盤を作ってほしいと頼み、自分の盗んできた機密情報を2枚の原盤のオルゴールにして被告人と取引をした。取引は2回に分け、1回目は鳴らすためのオルゴールと1枚の原盤を宝石と交換。2回目は2枚目の原盤と高額な金銭と交換する予定だった。1回目は問題なくいったものの、その分け前を父親に渡すとき、父親は真犯人が良からぬことに関わっていることに気付いたようで、次は自ら取引に出向きたいと申し出た。真犯人はそれを了承し、2回目の取引を父親に頼んだ。しかし、それが結果的に2か月前の事件を引き起こすことになってしまった。実の父親を”死”に追いやった被告人に復讐心が芽生えた真犯人は、人を雇い、2か月前の事件の判決が出た後に、法廷内を火の海にしたあの火災事件を起こし、被告人を「乗合馬車」の中で焼死させた。その後、被告人に買収させられた本件の依頼者の動向を見張り、奪われたオルゴールとその2枚の原盤を取り戻そうと本件の現場である質屋で様子を見ていた。しかし、取り返せたのは2枚目の原盤とコートのみ。オルゴールと1枚目の原盤は質流れになっていた。何とか取り戻したかった真犯人は、また人を雇い、同じ質屋で夜盗を働いた。何とか取り戻せたと安心したところに、質屋の主人に目撃され、そのまま主人が発砲した銃弾を受けてしまった。真犯人は運悪く手元に拳銃を携帯していたため、ためらうことなく主人に発砲。そして、その銃弾は見事命中してしまったということだった。

結局、真犯人は逮捕され、裁判中に真犯人と原盤について取引をしたグレクソン刑事は罪に問われることとなった。そして、依頼者は本件では殺人の罪では"無罪"になったものの、質屋に不法侵入したこと、そして、2か月前の事件で偽証行為をしたことに関して罪に問われることを言い渡される。こうして、事件は無事解決し、龍ノ介とホームズ、アイリスは寿沙都を見送るために港へ向かった。寿沙都の乗る船は雨のために出航が遅れていたため、龍ノ介たちは寿沙都に会うことができた。寿沙都は、今回の事件で自分自身が事件現場に偽装工作をしたことを悔やんでいた。しかし、龍ノ介たちはそのおかげで真犯人からムジュンを引き出し事件が解決できたのだと感謝を伝える。寿沙都は少し安心したような表情を浮かべた。すると、ホームズが話題転換で今回の法廷で問題になったオルゴールの音色について話題を出した。審理では"国家機密のモールス信号”をオルゴールにしたということが問題になっていたが、陪審員の1人からは「ただの2つの信号音であり、モールス信号ではない」と言われた。このことに違和感を持っていた龍之介たちは、他に何か暗号があるのかと考えていた。すると、アイリスが「ア…ソ…ウ…ギ…」と件のモールス信号を解読してみせた。「アソウギ」という名前に聞き覚えのある龍之介は、なぜそう思ったのかアイリスに聞いてみた。アイリスが言うには、モールス信号は英語だけのものではない。世界各国で使われる言葉それぞれに存在するという。今回アイリスが解読に使ったのは”和製モールス信号”であった。モールス信号が日本語である事がわかった龍ノ介たちは、このモールス信号は”大英帝国と大日本帝国の間でやりとりされていたもの”ということを突き止める。更に、和製モールス信号に詳しい寿沙都が法廷で流されたモールス信号を解読した結果、以下のような内容が読み取れた。

「K・アソウギ A・サツシヤア T・グレクソン J・ワトソン イジョウ4ニン」

龍ノ介たちが関わってきた事件の関係者の名前が羅列されていたのだ。何故この4人なのか。何故英国は日本にこのようなモールス信号を打電したのか。龍ノ介たちはこの謎を抱えたまま、寿沙都の帰国を見送るのだった。

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』のゲームシステム

本作は、各話が独立したエピソードになっており、各話は主に「探偵パート」と「法廷パート」の2種類の章で構成されている。プレイヤーは両方のパートを交互に進行させて、事件の真相を明らかにしていく。1つの事件が解決すると、次の物語に進めるようになる。

探偵パート

「探偵パート」は、事件現場に行って直接調査したり、依頼者やその他事件関係者から情報を聞き出して、その後の「法廷パート」で必要になる証拠や証言を集めていくパートである。
必要となるすべての証拠品や情報を得なければ次の「法廷パート」には進むことができないため、”探偵パートで調べ忘れたため法廷パートのクリアが不可能になる”という、いわゆる”手詰まり”の状態は発生しないようになっている。
「法廷パート」と同じく『逆転シリーズ』お馴染みのゲームシステムであるが、『大逆転シリーズ』においては、この「探偵パート」中に「共同推理」というゲーム要素が追加されている。

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