ばらかもん(漫画・アニメ・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ばらかもん』とは『ガンガンONLINE』でヨシノサツキが連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ・ドラマ作品。「ばらかもん」という語句は、長崎県五島列島の方言で「元気者」を意味する。都会育ちで神経質な若き書道家・半田清舟は、書道界の重鎮を殴ってしまった罰で日本西端の島で暮らすことになる。慣れない田舎暮らしと個性豊かな島民との交流の中で、書道家として、人として成長していくハートフル日常島コメディ。半田清舟の高校時代を描いたスピンオフ作品として『はんだくん』が『月刊少年ガンガン』にて連載された。

CV:神谷浩史
都会から農業を学ぶために、五島にある村の1つ・六ノ崎(ろくのざき)に移住してきた農業研修生の学生。清舟同様イケメンの都会からやってきた青年という立ち位置にあたり、設定被りしている清舟の事を勝手にライバル視している。
高校時代は陸上部で長距離をしており、県大会に出場するまでの実力の持ち主だった。その事が清舟の高校時代の同級生であり、走る事に全力を注いでいた男子生徒・東野光太郎(ひがしの こうたろう)と重なるところがあり、彼についていたあだ名「ダッシュ東野」を改めて「マッシュ東野」というあだ名をつけられてしまう。マッシュの部分は、髪型がマッシュルームみたいだからという理由から来ている。

五島の子ども達

久保田 陽菜(くぼた ひな)/ひな/演:寺田藍月

CV:遠藤璃菜/演:寺田藍月
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学1年生の少女。「ひな」の通称で呼ばれる事が多い。なると仲良しで、よく一緒にいる。
長い黒髪と髪飾りがチャームポイントで、本人も身だしなみには気を配っている模様。おもちゃではあるが子ども用の櫛やヘアゴムをポーチにいれて持ち歩いてもいる。
基本は泣き虫で内気な人見知りな少女だが、一度慣れるとすぐに遠慮がなくなる。清舟に対しても最初こそは人見知りを発動させていたが、すぐに「先生」と呼び慕うようになる。嬉しくても悲しくても怒っても泣く自分にいちいち清舟が反応してくれるので、ひなとしてはその大げさな反応を楽しんでいる節もある。

大浜 謙太郎(おおはま けんたろう)/ケン太/演:加藤叶和

CV:木村聖哉(アニメ版)/込江大牙(ドラマCD)/演:加藤叶和
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学1年生の少年。「ケン太」という通称で呼ばれている。坊主頭が特徴の少年で、親は漁師をしているという。
同じ七ッ岳の村民である少女のなるやひなと同じ学校に通っており、クラスのガキ大将的ポジションにあたる子どもである。いつもなるやひなにちょっかいをかけているが、実はなるが好き。だが、なるにはその気持ちが一切通じていない模様。
原作とアニメで一人称が異なる。原作は「俺」とガキ大将らしい一人称だが、アニメの方は「僕」と、少し原作よりも柔らかい印象を覚える一人称に変更されている。

新井 明彦(あらい あきひこ)

CV:潘めぐみ
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学6年生の少年。同じ村民である中学生の少女・タマの弟である。「あっきー」という通称で呼ばれる事が多い。誕生日は6月29日で、血液型はAB型。身長は145cmである。
タマ同様視力が弱く、常にメガネをかけている。メガネをかけている顔立ちは姉にそっくり。
ゲームが好きなようで、常にゲーム機を持ち歩いている。隣村の六ノ崎の少年達からもゲームが得意な事を尊敬されている模様。頭がよく、身体能力もそれなりにあり、しっかり者な性格もあわさって子ども大人関係なく色々な人に頼られている。清舟も村の子ども達の事であっきーを頼る場合がある。さらには小学6年生でありながら株の運用を得意としており、商業人である清舟の友人・川藤(かわふじ)へのアドバイスを行う事もある。

一郎(仮)(いちろう かっこかり)

CV:石川樹
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学1年生の少年。ケン太とよく一緒にいる少年の内の1人で、同じ村民である少女・なるやひなのクラスメイトでもある。短い髪が特徴の活発な男児。
清舟とも顔見知りではあるが、なぜかなかなか名前と顔が覚えてもらえない。一郎という名前も(仮)とつくように本名ではない。適当に清舟がつけた呼び名であり、そのまま定着してしまった。同じように適当に名前をつけられてしまった少年・二郎(仮)とセットでいる事が多い。

二郎(仮)(じろう かっこかり)

CV:古閑理
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学1年生の少年。ケン太とよく一緒にいる少年の内の1人で、同じ村民である少女・なるやひなのクラスメイトでもある。そばかすが特徴の男児。
清舟とも顔見知りではあるが、なぜかなかなか名前と顔が覚えてもらえない。二郎という名前も(仮)とつくように本名ではない。適当に清舟がつけた呼び名であり、そのまま定着してしまった。同じように適当に名前をつけられてしまった少年・一郎(仮)とセットでいる事が多い。

ありこ/河本 あいこ(こうもと あいこ)

CV:小岩井ことり
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である2歳の子ども。同じ村民であり村の看護師でもある育江の姪にあたる幼子である。
無愛想な上に我が強く、自分の思い通りにならなかったりするとすぐに泣く節がある。叔母である育江に対しても容赦なくわがままを言っていたが、なると仲良くなってからは少しだけ自立した模様。初登場時は喋れなかったが、話が進むと同時に少しずつ成長して喋れるようになった。なるには名前を「ありこ」と勘違いされている。あいこと訂正されているシーンはあるが、なるは頑なにありこと呼んでいた。

とうま&とうや

主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である小学2年生の双子。喋り方から行動まですべてがそっくりな双子で、常にワンセットでいる事からどっちがどっちなのかわからない。作中に出てくる村民だけではなく、ファンですらどちらがどちらなのか判別不能かつ不明の子ども達となっている。清舟も見分けがつかず混乱させられた。

英助(えいすけ)

go-1138090799500875037611
go-1138090799500875037611
@go-1138090799500875037611

Related Articles関連記事

ばらかもんの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ばらかもんの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「ばらかもん」は、長崎県の五島列島を舞台として、都会から書道の修業のために越して来た主人公「半田清」と島民との交流を描いたヨシノサツキによる漫画、及びそれを原作としたアニメ作品である。島民と触れ合いながら島で生活していく内に、書道家として人として半田は成長していく。その中で生まれた数々の名言も作品の魅力の一つである。

Read Article

はんだくん(ばらかもんスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

はんだくん(ばらかもんスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『はんだくん』とは、漫画家・ヨシノサツキによるネガティブ青春ギャグコメディ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。漫画『ばらかもん』のスピンオフ作品として制作された。連載先は漫画雑誌の「月刊少年ガンガン」。2013年11月号から、2016年10月号までの約2年間連載が行われた。2016年に7月に夏アニメとしてアニメ化もしている。自分の事を嫌われ者と勘違いしている男子高校生・半田清と、彼の事をクールで孤高な男と勘違いして慕っている周囲の勘違いから始まる愉快な日々を描く。

Read Article

【祝!書籍化】ばらかもんのスピンオフ4コマ漫画『ととどん』のtweetまとめ

【祝!書籍化】ばらかもんのスピンオフ4コマ漫画『ととどん』のtweetまとめ

半田清舟の父・清明が主役のばらかもんスピンオフ漫画「ととどん」が2月12日(金)に発売されました!はばらかもん・はんだくん公式Twitterでしか見れなかった漫画の内容とは?ここでは「ととどん」の概要&いつでも読める直結リンクをまとめています。まだの方は是非ご覧下さい!

Read Article

目次 - Contents