ばらかもん(漫画・アニメ・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ばらかもん』とは『ガンガンONLINE』でヨシノサツキが連載した漫画、及びそれを原作としたアニメ・ドラマ作品。「ばらかもん」という語句は、長崎県五島列島の方言で「元気者」を意味する。都会育ちで神経質な若き書道家・半田清舟は、書道界の重鎮を殴ってしまった罰で日本西端の島で暮らすことになる。慣れない田舎暮らしと個性豊かな島民との交流の中で、書道家として、人として成長していくハートフル日常島コメディ。半田清舟の高校時代を描いたスピンオフ作品として『はんだくん』が『月刊少年ガンガン』にて連載された。

野村 ヤス(のむら やす)/ヤスバ/演:鷲尾真知子

CV:鈴木れい子/演:鷲尾真知子
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である老人。通称「ヤスバ」で、餅拾いの名人として有名である。村の商店である木下商店(きのしたしょうてん)の店主・木下フミとよく一緒に過ごしている。村人の1人である少女・なるの亡き祖母とも仲が良かったという。

木下 フミ(きのした フミ)

CV: 羽鳥靖子
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である老人。村にある商店「木下商店」の店主だが、耳が悪いためにやってきたお客からの注文を聞き間違える事がある。また腰が悪いようで、飼い犬であるプードルのプチの散歩時以外は店でのんびりしている事の方が多い模様。

白川 百合江(しらかわ ゆりえ)/パンチ/演:須永千重

CV:くじら/演:須永千重
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である女性。パンチパーマの頭が特徴で、美和やタマといった若い村人達からは「パンチ」という通称で呼ばれている。
餅拾いの名人の1人としても知られており、その強面な顔立ちと大柄な体躯を使って餅を横取りしている模様。とはいえ横取りした餅を、同じく餅拾いに参加していた中で餅を拾えなかった相手に配り歩いたり、会うたびに半ば強引に何か物をくれるなど、根っこはいい人物である。無口なのでほとんど喋る事はないが、表情は豊かなため、言葉の代わりに表情で言いたい事を語る事が多い。

山村 巌(やまむら いわお)/演:宍戸開

CV:斧アツシ/演:宍戸開
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である男性。酒屋「山村酒店」の店主であり、同じ村の村民である少女・美和の父でもある。
一人称が「オィ」であったり言動が多少乱暴だったり、さらには顔に傷があったりと、全体的にヤクザにも似た恐ろしい雰囲気がある男性。実際、清舟からは初対面時にヤクザと勘違いされた。見た目に似合う豪放な性格の人物で、美和いわく怒るとやはり見た目通りに怖い事も明かされている。酒屋の店主ではあるが自前の船を持っており、「唯我独尊丸」という豪快な名前を船につけた。船の側面に船の名前を書き入れは、彼に頼まれて清舟が行った。

キヨバ

CV:伊東みやこ
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である老人。年齢は99歳と、村一番の年長者である。本編ではすでに寝たきりで体を動かす事が難しかったが、糸巻き車や竹とんぼといった昔ながらのおもちゃ作りの名人である事から、子ども達がよく彼女のもとを訪問していた。
自身の介護をしてくれている看護師の育江とは、彼女が幼い頃からの知り合いである。彼女がまだ子どもであった頃、よく一緒に遊んでくれた近所のおばあちゃんといった立場だった模様。

河本 育江(こうもと いくえ)/演:田中みな実(幼少期:川田秋妃)

CV:小野涼子/演:田中みな実(幼少期:川田秋妃)
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である女性。村にある病院・七ッ岳病院(ななつだけびょういん)に勤務している看護師でもある。仕事は別に近所に住んでいる村一の年長者である老人・キヨバの介護もしている。キヨバとは幼い頃からの知り合いであり、昔から可愛がってもらってきた模様。金魚すくいが得意で、村で祭りが開かれる度に金魚すくいに挑戦している。
東京から来た美青年の清舟に胸をときめかせた事もあるが、実は既婚者だという。旦那が本編に登場した事はないが、本人がいうには王子様みたいな人だという。
旦那の姉の子どもであるあいこ(通称:ありこ)の面倒を見る事も多い。この姉も本編に登場する事はない。

井上先生(いのうえせんせい)

主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の中学生達が通う中学校の女性教師。七ッ岳の村民である美和とタマの担任にあたる。
手厳しい雰囲気の先生だが、修学旅行の土産を買い損ねた美和とその級友達のためにわざと時間を作ってやるなど、生徒思いな教師でもある。

新井 哲也(あらい てつや)

CV:綿貫竜之介
主人公の清舟が暮らす五島の村・七ッ岳の村民である男性。タマと、その弟であるあっきーの父親にあたる。職業は銀行員で、経理などの計算処理が得意。反対に足は非常に遅く、運動は苦手な模様。娘であるタマが自称文学少女であったり、あっきーが外で遊ぶよりもゲームなどのインドアな遊びの方が得意で頭がよかったりするのは、こうした父親の側面が影響していると推測される。

東野 一真(ひがしの かずま)/マッシュ東野

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