真・三國無双シリーズの武将キャラクターまとめ【武器・衣装も紹介！】

正史では、なかなかにハードな人生を送っており、生涯を通して3度結婚、うち2度は何らかのきっかけにより離縁している。曹操の命により、3度目に結婚した夫をも処断されかけるが必死の懇願により許されたという逸話を持つ。ファンからは「ぶんきっき」の愛称で親しまれている。

賈詡（カク）

字：文和（ブンカ）
得意武器：鎖鎌（クサリガマ）
声：石川英郎
一人称：俺
身長：172cm
通り名：打算を知る男

『真・三國無双6』より参戦

飄々と、乱世を渡り歩いてきた策略家。張繍に仕えているときに曹操を追い詰めたが、後にその才を買われ登用される。計算高く的確な献策をし、自らの理想は語らない。

「あははあ」と特徴的な笑いの他、人を食ったような発言が目立つ、狡猾さと計算高さを併せ持つ曲者の軍師。忠義や理想大望よりも自らの打算を武器に立ちまわる現実主義者で、主君を変えつつ諸勢力間を転々としながらもその能力の高さから行く先々で重用されるという、保身の極意を心得た強かな謀臣である。董卓・李傕・段煨・張繍・曹操に仕えた。

その智謀や処世術の上手さのおかげで一部では「先生」と呼ばれる事も。正史においては、主に曹操陣営の参謀として活躍し、「打つ手に失策が無い」と陳寿からベタ褒めされるほど智謀に優れていた（たとえば、赤壁の戦いに関しては取り入れられはしなかったが「確実に勝てるとは思えない。孫権を攻めるのは時期尚早である。荊州を固めてから攻めるべき」と献策していた）。

龐徳（ホウトク）

字：令明（レイメイ）
得意武器：狼牙棒（ロウガボウ）
声：森田成一
一人称：それがし
身長：205cm
通り名：揺るぎなき士の魂

『真・三國無双4』と『6猛将伝』以降に参戦

元は西涼の豪族である馬騰・馬超親子の配下。漢中へと攻めてきた曹操との邂逅を機に、魏の将としての道を歩むことになる。物腰は静かで激することはないが、意志が強く、ひとたび意を決して動き出すと、揺らぐことなく目的の完遂を目指す。

魏の五将軍とも堂々渡り合うほどの猛者。父の仇討ちに燃える馬超を補佐し、西涼武人の真骨頂を発揮し魏軍を圧倒する活躍を見せたのだが、敗戦に憔悴し復讐に忘我状態になっていく馬超を見るに耐えなくなり、彼と袂を分かつことになる。樊城における蜀との戦いでは、衆目に魏への忠義を証明する為、自らの棺を仕立て、名将関羽に決死の戦いを挑むという壮絶な覚悟を背負う孤高の戦士。

正史では、樊城の戦いで関羽に捕縛され降伏を勧められるも、「我は国家の鬼となり、賊将にはならぬ」と述べ、最後まで曹操への忠義を貫いて関羽によって首を討たれた。ちなみに同時期に捕らえられた于禁は命乞いをして降伏している。また余談ではあるが、彼の息子の龐会は45年間もの間父親を殺された恨みを忘れず、蜀が降伏した際には、関羽の一族、血の繋がりのあるものをことごとく殺した。

王異（オウイ）

得意武器：圏（ケン）
声：桑島法子
一人称：私
身長：170cm
通り名：復讐に咲く妖花

『真・三國無双6 猛将伝』より参戦

漢中豪族・王氏の娘。一族を西涼の軍閥に滅ぼされたため、馬超に復讐を誓い、魏の参謀となった。必要以上に他者との関係を持たないでいたが……。

物語ではシリアス系の人物なのだが、“妖花”の二つ名が示す通り勇ましくも色香が漂う女武将である。西平関の戦いにおいて一族の仇の馬超と相対するも、感情に身を任せることなく勝利へ導き、諸葛亮を戦慄させている。馬超への憎悪は強すぎるあまり「恋にも似た感情」にまで至っている。また細身の体から想像も出来ない極度の酒豪で、司馬懿から「城中の酒を空にする気か」と呆れられたほど。

正史においては、元益州刺史であり、趙昂の妻。三国志上で唯一戦場で戦ったことを認められている女傑であり、夫・趙昂の9つの奇策すべてに参画したとされている。当時の女性は戦に出ることはほぼなかったことを考えれば、王異がどれほどの女傑であるかは想像に難くない。

郭嘉（カクカ）

字：奉孝（ホウコウ）
得意武器：棍（コン）
声：三宅淳一→神原大地（8）
一人称：私
身長：175cm
通り名：享楽の才子

『真・三國無双6 猛将伝』より参戦

曹操に仕えた軍師。優れた洞察力による献策で幾度も勝利をもたらし、曹操に高く評価された。柔和な物腰で笑みを絶やさない。

夭折の名参謀。劉備討伐において関羽を捕虜にしたり、河北平定戦において袁譚・袁尚兄弟の仲間割れを誘うなど、神算の知謀で曹操の覇業に貢献する。飄々とした性格で酒と女性を好み、艶やかな言葉で愛を囁く。その根底には自らの命数を悟っている刹那的な人生観が伺える。『7』では彼を生存させる事で赤壁の戦いでの大敗を阻止し、大勝利を掲げることが可能。

正史では、荀彧の推挙で曹操の参謀になり、曹操曰く「我が大業を成就させるのは、この男をおいて他にない」と評価されるなど、しばしば曹操にとって最高の参謀の一人だったと評価される。38歳の若さで病を得て死去。その一年後の赤壁の戦いで敗れた曹操は「郭奉孝がいてくれたら、このような無様な負け戦はやらなかったであろうに」と天を仰ぎ泣いたとされている。

楽進（ガクシン）

字：文謙（ブンケン）
得意武器：双鞭（ソウベン）
声：伊藤健太郎
一人称：私
身長：170cm
通り名：恐縮至極の斬り込み隊長

『真・三國無双7』より参戦

元文官の曹操配下の将。曹操の旗揚げからつき従って多くの戦で先陣を切った。小柄で物静かだが、高い身体能力の持ち主。

魏の「五将軍」の一人。元文官であり、夏侯惇に取り立てられる前は記録係をしていたと語っている。真っ直ぐな性格だが低姿勢な言葉から気弱に見られることも多く、李典からその面を指摘されている。腕は立つのだが、本人は自分を過小評価しているきらいがあり、力の無さを一番槍を目指すことで補おうとする勇猛果敢な将。そのため身体に多くの傷痕を持つ。

正史では、赤壁の戦い後は、荊州で守りの要として防衛にあたっていた。不仲であった張遼、于禁とは度々衝突はあったが、呉が攻めて来た際は、協力しあって幾度の侵攻を食い止めた。 彼の死後、魏で最も功績があった一人として、魏の五大将軍として数えられた。演義では弓の名手として描かれるが、これといって目立つ活躍は少なく、濡須口の戦いで甘寧の矢を顔に受けて負傷した後は登場しない。

李典（リテン）

字：曼成（マンセイ）
得意武器：偃月刀（エンゲツトウ）
声：鳥海浩輔
一人称：俺
身長：180cm
通り名：予感を的中させる男

『真・三國無双7』より参戦

曹操の旗揚から従った歴戦の勇士。軽妙すぎる態度で、周囲を面食らわせることも……。勘が冴え、敵の罠や計略にいち早く感づくことが出来る。

軽妙すぎる態度で周囲を面食らわせることもあるが根は至って真面目である。勘が冴え、敵の罠や計略にいち早く感づくことが出来るが、それをうまく理由付けて人に伝えられないジレンマを抱えていて、小心者の所がある。かつて伯父を呂布に殺害されており、当時彼の右腕だった張遼を仇敵として憎んでいるが、彼の優れた武を認めてもいる。楽進とは信頼のおける間柄の凸凹コンビ。