ブリッジ・オブ・スパイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブリッジ・オブ・スパイ』は、2015年のアメリカ映画。第二次世界大戦後に勃発したアメリカとソ連による冷戦を描き、当時実際に発生した「U-2撃墜事件」の史実に基づいて制作されている。スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスがタッグを組んだサスペンス映画。冷たい雪の吹き荒ぶ中、スパイの弁護を引き受けることになった弁護士の男の孤独な戦いが濃厚なタッチで描かれている。観客はもちろん、批評家からも絶賛の声が集まり、第88回アカデミー賞をはじめ、数多くの映画賞で様々な部門にノミネートされた。

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マーティ(演:スティーヴン・ボイヤー)

日本語吹き替え:一戸康太朗
ドノヴァンの部下。

モーティマー・W・バイヤーズ判事(演:デイキン・マシューズ)

日本語吹き替え:村松康雄
アベルの裁判を担当する判事で、ドノヴァンの旧知の知人。裁判開始当初は敵国のスパイであるアベルに恩赦を与える気は全くなく、ドノヴァンから法律通りに証拠の無効や減免を申し立てられるが却下し、彼を「弁護人」と呼んで一線を引いていた。しかし自宅を訪れたドノヴァンの必死の説得で心変わりしたことで、アベルに死刑ではなく懲役刑を言い渡した。

ウィリアム・トンプキンズ(演:スティーヴン・クンケン)

日本語吹き替え:牛山茂
アベルの裁判を担当した検察官。裁判が有利な方向へ進む様子で余裕のある様子を見せていたが、判事が心変わりした末の死刑回避に愕然としていた。

ベイツ(演:ジョシュア・ハート)

日本語吹替:喜多川拓郎
保険会社についていた弁護士のドノヴァンと、交通事故被害者への賠償を交渉していた弁護士。

FBI/CIAの関係者

ホフマン(演:スコット・シェパード)

日本語吹き替え:大滝寛
CIAのエージェント。アベルの弁護士を引き受けたドノヴァンに接触し、敵国のスパイが何を話しているか法を無視して聞き出そうとしたものの、嫌悪感を抱いたドノヴァンに突き放される。アベルの裁判終了後、ドノヴァンと共にベルリンへ向かい、ソ連との捕虜交換の交渉に付き添った。

アレン・ダレス(演:ピーター・マクロビー)

日本語吹き替え:小島敏彦
CIAの長官。パワーズがソ連に逮捕され、捕虜の交換を打診してきたことを受け、ドノヴァンが予期していたアベルとパワーズの捕虜交換の交渉を彼に依頼した。

ウィリアムズ(演:マイケル・ガストン)

日本語吹き替え:楠大典
CIAのエージェント。パワーズを含めた偵察機のパイロットに対しソ連の偵察任務を課した。証拠隠滅のために、捕虜にされそうになった場合は機体ごと死ぬか、1ドルコインに仕込んだ毒針で自害するよう命じていた。

ボスコ・ブラスコ(演:ドメニク・ランバルドッツィ)

日本語吹き替え:石住昭彦
FBIの捜査官。アベルを尾行し、彼が滞在していたホテルに突入した。その際、ホテルとアトリエの物品を証拠物として押収している。

ギャンバー(演:ヴィクター・ヴェルハーゲ)

日本語吹き替え:荻野晴朗
FBIの捜査官。ブラスコと共にアベルの滞在先のホテルへ突入し、スパイの容疑がかかっていることや、協力しないならば逮捕することを伝えていた。

ソ連/東ベルリンの関係者

ウルフガング・ヴォーゲル(演:セバスチャン・コッホ)

日本語吹き替え:牛山茂
ドイツ人弁護士。ドノヴァンと東ドイツ政府の司法長官の間に入り、ドノヴァンが求めるプライヤー解放の交渉を仲介した。この交渉がアメリカに東ドイツの存在を認めてもらうためのいい機会だ、と考えており、アベルとプライヤーの交換を受け入れる。だが、ドノヴァンがソ連ともパワーズの交換を交渉していることを知って怒り、交渉の決裂を宣告する。

イヴァン・シスキン(演:ミハイル・ゴアヴォイ)

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