『花子とアン』とは、2014年放送のNHK連続テレビ小説第90作。村岡恵理『アンのゆりかご』を原案に、児童文学の名作『赤毛のアン』の日本語訳を手掛けた翻訳家・村岡花子の波乱万丈な半生を描く伝記作品である。山梨の貧しい農家に生まれた少女・はなが、東京の女学校で英語を学び、持ち前の想像力を武器に『赤毛のアン』を翻訳する道へと進む姿を綴る。吉高由里子が主演を務め、仲間由紀恵や鈴木亮平ら豪華俳優陣が共演した。全放送回で視聴率20%超えを記録する大ヒットとなった。
かよの製糸工場時代の同僚。病で帰郷する際、かよに工場から逃げるよう助言した。
浜口サダ(はまぐち サダ/演:霧島れいか)
吉平が新潟で出会った女性。後に安東家を訪れ吉平の恋人と嘘をつくが、ふじへの嫉妬であったことを白状し謝罪した。
落語家(演:バッファロー吾郎A)
山梨の演芸会で、花子の物真似を披露し会場を沸かせた。
スピンオフドラマ
堀部ちづ江(ほりべ ちづえ/演:石橋杏奈)
朝市の結婚相手。夫の初恋相手が花子だと知り不安になるが、上京して宇田川らと交流する中で成長し、宇田川の離婚問題にも助言を与えた。
宇田川の別れた夫(演:武井壮)
震災で宇田川を助けたことが縁で結婚したが、後に離婚。未練から彼女を追いかけるが、ちづ江の仲裁を経て別れを受け入れた。
『花子とアン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
毎週盛り上がった感想ツイート
花子とアン 最終話
— SHUNSUKE.SAGANO.W🇺🇸🇯🇵🇹🇼 (@d_sagano) September 27, 2014
赤毛のアンの出版記念での花子のスピーチ…「私は修和女学校で2人の親友が出来ました…それは生涯の腹心の友になりました…」
蓮子さんは勿論だけど、醍醐さんの事も言ってくれて良かった。 pic.twitter.com/Dj7KMEB6A2
2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』は、吉高由里子が演じる村岡花子の天真爛漫さや、葉山蓮子との美しい友情が話題になった。ドラマに感動した視聴者たちは、Twitter(現:X)上で毎週さまざまなツイートを投稿していた。
『花子とアン』に合わせて甲府市役所で「村岡花子とその時代の生活展」を実施
『赤毛のアン』の翻訳者で、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公、村岡花子(甲府市出身)にスポットを当てた「村岡花子とその時代の生活展」が甲府市役所1階展示コーナーで開かれた。
同市では村岡の人物像やその生涯、時代背景を紹介しようと長期関連展示を企画。「生活展」は第1弾として、明治~昭和に市内で使われていた生活用具を展示した。台所、居間で使われたへっつい、七輪、ちゃぶ台、丸火鉢のほか、ランプや柱時計など。同時に「赤毛のアン」の舞台となったカナダ・プリンスエドワード島の写真なども展示した。
『花子とアン』の魅力と過去のヒット作との共通点
『花子とアン』は、名作児童文学『赤毛のアン』の日本語翻訳者として知られる村岡花子(安東はな)の、明治・大正・昭和にわたる波乱万丈の半生を綴った物語である。物語は、山梨出身の主人公・安東はなが、東京の女学校で勉強するために上京し、やがて翻訳に人生を捧げる姿を描き出す。実在の人物を描きながらも、物語の随所に『赤毛のアン』のエピソードを絡ませるなどの工夫がなされている。
本作は能年玲奈主演で社会現象となった『あまちゃん』や、そのプレッシャーを跳ねのけ高評価を得た杏主演の『ごちそうさん』に続き、大きな期待の中で放映された。初回視聴率は21.8%を記録。第1週の平均視聴率は21.6%と好発進し、その後も3週間以上にわたり全放送回で20%超えを維持。第4週の週間平均視聴率は21.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に達し、数字の上では平均20.6%の『あまちゃん』を超える勢いを見せ、前作・前々作に並ぶ人気を博した。
流行語の予感
『花子とアン』劇中では、驚きを表す甲州弁「てっ!」がしばしば登場する。これは『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」同様のブームや流行語大賞を狙えるのではないかと、業界内や噂で話題になった。
小ネタの満載
『花子とアン』では、ストーリー本線とは別に、ネット上で話題となる「小ネタ探し」や「推しキャラ」の要素が豊富であり、細かいギャグやオマージュを楽しめる構成が『あまちゃん』との共通点として指摘されている。
『花子とアン』のヒットで吉高由里子に紅白司会の噂も
ドラマの好調に伴い、ヒロインを演じる吉高由里子の評判が急上昇した。近年の傾向から、放送中にはその年のNHK紅白歌合戦の紅組司会の噂が芸能関係者の間で浮上。前作ヒロインの杏とのダブル司会(文字通りの「花子とアン」)を期待する声も上がった。
この噂に対して、吉高由里子本人は「私が司会をやったらとんでもないことになりそう」と謙遜しつつ、司会経験のある仲間由紀恵を指名する場面もあった。
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目次 - Contents
- 『花子とアン』の概要
- 原作『アンのゆりかご』について
- 『花子とアン』のあらすじ・ストーリー
- 明治期
- 想像の翼と「花子」
- 修和女学校での試練
- 腹心の友との出会い
- 故郷での教師生活と『みみずの女王』
- 翻訳家への道と旅立ち
- 大正期
- 東京での再出発と村岡英治との恋
- 蓮子の駆け落ち「白蓮事件」
- 関東大震災の悲劇と再起
- 最愛の息子・歩との別れ
- 昭和期
- ラジオのおばさん誕生と新しい家族
- 戦火の足音と「腹心の友」との決別
- 命がけの翻訳と失われた命
- 『赤毛のアン』の誕生
- 『花子とアン』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 安東はな(あんどう はな) → 村岡花子(むらおか はなこ)(演:吉高由里子)
- 安東家の人々
- 安東吉平(あんどう きっぺい/演:伊原剛志)
- 安東ふじ(あんどう ふじ/演:室井滋)
- 安東周造(あんどう しゅうぞう/演:石橋蓮司)
- 安東吉太郎(あんどう きちたろう/演:賀来賢人)
- 安東かよ(あんどう かよ/演:黒木華)
- 安東もも(あんどう もも) → 森田もも(もりた もも) → 益田もも(ますだ もも)(演:土屋太鳳)
- 木場家・徳丸家
- 木場朝市(きば あさいち/演:窪田正孝)
- 木場リン(きば リン/演:松本明子)
- 徳丸甚之介(とくまる じんのすけ/演:カンニング竹山)
- 徳丸武(とくまる たけし/演:矢本悠馬)
- 阿母尋常小学校
- 本多正平(ほんだ しょうへい/演:マキタスポーツ)
- 緑川幾三(みどりかわ いくぞう/演:相島一之)
- 合田寅次(あいだ とらじ/演:長江英和)
- 小山たえ(こやま たえ/演:伊藤真弓)
- その他の山梨・甲府の人々
- 森 牧師(演:山崎一)
- 連隊長(演:田中伸一)
- 望月啓太郎(もちづき けいたろう/演:川岡大次郎)
- 修和女学校の教職員
- ブラックバーン校長(演:トーディ・クラーク)
- 茂木のり子(もぎ のりこ/演:浅田美代子)
- 富山タキ(とやま タキ) → 梶原タキ(かじわら タキ)(演:ともさかりえ)
- スコット先生(演:ハンナ・グレース)
- 白鳥かをる子(しらとり かをるこ) → 勅使河原かをる子(てしがわら かをるこ)(演:近藤春菜)
- 綾小路先生(演:那須佐代子)
- フィリップス先生(演:サラ・マクドナルド)
- 女学生時代の友人
- 葉山蓮子(はやま れんこ) → 嘉納蓮子(かのう れんこ) → 宮本蓮子(みやもと れんこ)(演:仲間由紀恵)
- 醍醐亜矢子(だいご あやこ) → 安東亜矢子(あんどう あやこ)(演:高梨臨)
- 一条高子(いちじょう たかこ/演:佐藤みゆき)
- 畠山鶴子(はたけやま つるこ/演:大西礼芳)
- 松平幸子(まつだいら さちこ/演:義達祐未)
- 大倉澄子(おおくら すみこ/演:中別府葵)
- 梅田淑子(演:中村優里)
- 竹沢昌代(演:冨手麻妙)
- 孤児院の関係者
- 北澤司(きたざわ つかさ/演:加藤慶祐)
- 岩田祐作(いわた ゆうさく/演:井上尚)
- ミニーメイ(演:エラ・フィースティング)
- 牧師(演:川中健次郎)
- 出版関係者
- 梶原聡一郎(かじわら そういちろう/演:藤本隆宏)
- 須藤大策(すどう だいさく/演:西沢仁太)
- 三田悠介(みた ゆうすけ/演:本田大輔)
- 宇田川満代(うだがわ みつよ/演:山田真歩)
- 長谷部汀(はせべ なぎさ/演:藤真利子)
- 小泉晴彦(こいずみ はるひこ/演:白石隼也)
- 門倉幸之介(かどくら こうのすけ/演:茂木健一郎)
- 村岡家の人々
- 村岡英治(むらおか えいじ/演:鈴木亮平)
- 村岡平祐(むらおか へいすけ/演:中原丈雄)
- 村岡郁弥(むらおか いくや/演:町田啓太)
- 村岡香澄(むらおか かすみ/演:中村ゆり)
- 村岡歩(むらおか あゆむ/演:横山歩)
- 村岡美里(むらおか みさと/演:金井美樹)
- 葉山家の人々
- 葉山晶貴(はやま あきたか/演:飯田基祐)
- 葉山園子(はやま そのこ/演:村岡希美)
- 久保山(くぼやま/演:大林丈史)
- 日下部(くさかべ/演:つまみ枝豆)
- 社会主義運動の関係者
- 浅野中也(あさの ちゅうや/演:瀬川亮)
- 山田国松(やまだ くにまつ/演:村松利史)
- 宮本龍一(みやもと りゅういち/演:中島歩)
- 田中・荒井(演:玉置玲央・鯨井康介)
- 宮本家の人々
- 宮本純平(みやもと じゅんぺい/演:大和田健介)
- 宮本富士子(みやもと ふじこ/演:芳根京子)
- 宮本浪子(みやもと なみこ/演:角替和枝)
- JOAK(東京放送局)の人々
- 漆原光麿(うるしばら みつまろ/演:岩松了)
- 有馬次郎(ありま じろう/演:堀部圭亮)
- その他の東京の人々
- おでん屋台の店主(演:土平ドンペイ)
- 女性看護師(演:八木菜々花)
- 尾形(演:渡邉紘平)
- 山川弁護士(演:苅谷俊介)
- 雪乃(ゆきの/演:壇蜜)
- 益田旭(ますだ あきら/演:金井勇太)
- 益田直子(ますだ なおこ/演:志村美空)
- 嘉納家の人々
- 嘉納伝助(かのう でんすけ/演:吉田鋼太郎)
- 嘉納冬子(かのう ふゆこ/演:城戸愛莉)
- 山元タミ(やまもと たみ/演:筒井真理子)
- トメ(演:比佐廉)
- すず(演:隅倉啓美)
- 嘉納家番頭(演:クラ)
- 嘉納家・他の女中(演:芳野友美)
- その他の福岡の人々
- 黒沢一史(くろさわ かずふみ/演:木村彰吾)
- 炭坑労働者(演:榊原毅、山崎潤)
- 下山(しもやま/演:木下ほうか)
- 内藤(ないとう/演:中野剛)
- その他の人々
- サッちゃん(演:木下あかり)
- 浜口サダ(はまぐち サダ/演:霧島れいか)
- 落語家(演:バッファロー吾郎A)
- スピンオフドラマ
- 堀部ちづ江(ほりべ ちづえ/演:石橋杏奈)
- 宇田川の別れた夫(演:武井壮)
- 『花子とアン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 毎週盛り上がった感想ツイート
- 『花子とアン』に合わせて甲府市役所で「村岡花子とその時代の生活展」を実施
- 『花子とアン』の魅力と過去のヒット作との共通点
- 流行語の予感
- 小ネタの満載
- 『花子とアン』のヒットで吉高由里子に紅白司会の噂も
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