天上天下(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『天上天下』とは、大暮維人が『ウルトラジャンプ』で1997年11号から2010年9号まで連載していた漫画。2004年にアニメ化された。学園バトル漫画で、特殊な力(異能)を持った不良少年、凪宗一郎(なぎ そういちろう)と生真面目で勤勉な性格の常人、高柳雅孝(たかやなぎ まさたか)の二人の主人公が様々な相手と戦い、時には敵対し、人間として武人として成長していく様子を描いている。戦闘などでの過激な描写も魅力の一つである。

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この物語において、異能の力とは俗にいう超能力を指す。力の強い、弱い、戦闘に向き不向きはあるが様々な異能の力が登場する。超能力なので、もちろん持っていない人間も登場するが、最終的には異能の力をもつ者VS異能の力を持たない常人との戦いの構図となる。

龍拳(りゅうけん)

相手の気を吸い自分のものにする力。能力を奪ってしまう。大気中に漂う気の力を吸収することで無限に力を使える。

龍眼(りゅうがん)

世代により、ばらつきがあるが見えないものを見えるようにする力。未来、過去、精神など。

龍掌(りゅうしょう)

対象の自己治癒力を高め、傷を治す力。

龍爪(りゅうそう)

切れ味の鋭い爪。大木でさえ、豆腐のように切れる。

龍咆(りゅうほう)

相手の肉体の自由を奪い思いのままに操る能力。

焔龍の龍門(こうりゅうのちゃくら)

寵宗魄浄雲のみが使えるチャクラ、龍門を回転させることで、死ななくなる。

庚申の龍門(こうしんのちゃくら)

己の氣を込めた蟲を寄生させる事で、対象を操ったり限界以上の能力を無理矢理出させることができる。

アマテラスの龍門

気を逆転させることにより能力を無効化できる能力。

その他

式刀零毀(ちょくとう れいき)

いつだれが何のために作ったかは全く不明。能力はあらゆる気の無効化。
太古の昔からある、刀。一人殺める事に乱れ刃紋が一つ増える。持った人間の力によって発動する。元来から有する力はあらゆる力の無効化であり、異能の力も無効にできる。

天覧武會予備選(てんらんぶかいよびせん)

今回の物語の主となる大会。学園のトップである執行部のメンバーを決める武道会で予備選と略されることが多い。各部から5人輩出されたメンバーで戦う。戦い自体に特にルールはなく、武器の使用も可となっている。優勝した部から選ばれたものが、執行部会長となる。

『天上天下』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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