毒ヶ峰リルカ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ
毒ヶ峰リルカ(どくがみねりるか)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたバトル漫画『BLEACH』の登場人物。物質に宿った魂を引き出し、使役する能力者である完現術者(フルブリンガー)の組織、XCUTION(エクスキューション)に属している。濃いピンク色の髪色で普段からツインテールをしている少女。可愛い見た目ではあるが、気の強い性格をしていて「バッカじゃないの」が口癖。主人公である黒崎一護に密かに想いを寄せており、最終的には一護を手助けするまでの存在になる。
毒ヶ峰リルカのプロフィール・人物像
性別:女性
年齢:不明
誕生日:4月14日
身長:156㎝
体重:43㎏
血液型:BO型
星座:おうし座
肩書:XCUTION 会員番号003番
好きな食べ物:甘いお菓子
CV:豊口めぐみ
毒ヶ峰リルカ(どくがみねりるか)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2001年36・37合併号から2016年38号まで連載されていたバトル漫画『BLEACH』の登場人物の一人である。物質に宿った魂を引き出し、使役する能力者である完現術者(フルブリンガー)であり、その完現術者で組織されたXCUTION(エクスキューション)の一員。強気な性格をしていてXCUTIONのメンバーに対して強い口調をする場面が多く見られる。7才の頃から完現術(フルブリング)に目覚めていて、好きな相手を自分の物にする為、完現術で箱の中に閉じ込めるなどメンヘラ気質な一面もある。完現術に目覚めてからは本当の自分を表に出すことが出来なくなり、恋をしても臆病な女の子になってしまう。顔を見る前は敵対心を抱いていた主人公である黒崎一護(くろさきいちご)に、実際に顔を見たときにドタイプだった為一目惚れをし、毒ヶ峰リルカは黒崎一護に好意を寄せるようになる。勝気な性格をしている為、黒崎一護に対しても素直になれず、片想いをしている。
死神代行消失篇にて、元死神代行であり、XCUTIONのリーダーである銀城空吾(ぎんじょうくうご)から一護の力を分け与えられたときは死神の組織である護廷十三隊、その十三番隊に属す死神の少女である朽木ルキア(くちきるきあ)と交戦。一応一護の敵になるが、何だかんだ好きなのか敵になりきれていない節があり、銀城戦後は味方である月島秀九郎(つきしましゅうくろう)の攻撃から一護を庇ったりした。
決戦後は黒崎一護の仲間である井上織姫(いのうえおりひめ)が月島のことを忘れている様子を見たことで能力解除=月島の死を悟り、月島の死を悲しむ。そして、完原術の歩法でどこかに去っていった。
千年血戦篇にも一護の味方として登場。魂世界の王である霊王が住む霊王宮への再突入を果たすために、自身の能力で尽力するなどして大いに活躍をした。
毒ヶ峰リルカの能力
ドールハウス
リルカ自身が許可したもの、その中でもリルカが好きなものやかわいいと思ったものを箱の中に入れることができる能力。
許可する対象にはハートマークを付けることができる。このハートマークがものへの通行証となっているが、対象が自分の意思で出入りすることはできない。リルカが対象に向けてくしゃみをして唾をかける。もしくはリルカ以外の者が力づくで入れ物を破壊することで外に出ることができる。ハートマークを付けるスピードは簡単に避けられるほど遅い。
ラブ・ガン
アンコウのような形をしたオモチャの銃で、月島からもらったものである。
リルカが所有するものを装填し、撃ちだす。
死神相手だと厳しいが、質量の大きさを問わず撃ち出すことができるため、対人間にはかなり危険な能力。
毒ヶ峰リルカの必殺技
アディクション・ショット
一護の完現術の力を手に入れた後、使用可能になった技。能力は完現術「ドール・ハウス」とほぼ一緒であり、リルカが「許可」を与えた人や物を、リルカ自身が大好き・かわいいと思ったものの中に出し入れをする能力である。大きく異なる点は、リルカが人や物に「許可」を与えるためにつけるハート型の通行証、その射出速度だ。「アディクション・ショット」を習得する前は、リルカが飛ばすハート型の通行証は速度が遅く、人によっては避けることもできた。しかし「アディクション・ショット」習得後は、手に装着した籠手(こて)からハート型の通行証を高速で射出できるようになっており、避けることが困難になっている。
また「アディクション・ショット」習得前は自身を対象のものに出し入れする能力はなかったようだが、習得後は対象のものに自身を出し入れできるようになった。物語終盤には、この能力で朽木ルキアの中に隠れるという場面も見られた。
毒ヶ峰リルカの来歴・活躍
死神代行消失篇
死神の力を失ってしまった一護は偶然、銀城空吾という男に出会う。強い思い入れのある品を武器に変える「完現術」を身に着けた人間たち「完現術者」で構成されたチーム「XCUTION」。メンバーは月島秀九郎、銀城空吾、毒ヶ峰リルカ、雪緒、沓澤ギリコ、ジャッキー・トリスタンの六名。それを率いる銀城は、XCUTIONのメンバー達は親を虚に殺されたことで完現術を身に着けたこと、銀城たちがこの力を捨て去りたいと願っていること、そのために一護に完現術を身に着けさせ、銀城たちの能力を譲渡させてほしい、と一護に説明する。大切な人たちを守る力を取り戻したい一護は条件をのみ、銀城をはじめとするXCUTIONのメンバーの指導の下、死神代行証を使った完現術を身に着けるべく過酷な修行に励む。
一護がXCUTIONのアジトを訪れた際、毒々峰リルカは自分たちと同じ完現術の能力を持ち、黒崎一護の仲間である茶渡泰虎(通称、チャド)を迎えに行っていた。座っていた一護について詮索するが教えてもらえず、暗くて顔も見えないことに不満を抱いていた。しかし交渉が成立したあと懐中電灯で一護の顔を見たところかなり好みのタイプだったらしくリルカは絶叫した。
一護は銀城やリルカと修行した結果、完現術を身に着けることに成功する。しかし一護の仲間や家族が月島秀九郎の手にかかってしまう。月島の完現術は「ブック・オブ・ジ・エンド」といい、月島の作り出す白い刃で斬ったものの過去を自由に改変する能力である。一護の家族や友人たちの「大切な人」になりすました月島は一護の居場所を奪い、一護は仲間であるチャドや井上織姫と敵対させられることとなった。
極限の状況下に置かれた一護の目の前で、銀城までもが月島に斬られてしまう。銀城までが月島に操られたと思い込んでいる一護に「勘違いするなよ。俺は月島に斬られてお前の敵になったわけじゃない。月島に二度斬らせて元に戻ったんだ」と銀城は告げた。そして完現術で作った剣で一護を突き刺し、完成された完現術を奪った。銀城は最初から一護の完現術を奪うつもりであり、部下の月島に指示して自分の記憶を改ざんしてまで一護と接触し、騙したのだったのである。
信じていたものすべてに裏切られ絶望する一護だったが、そこに父の一心が現れ、一護に一振りの刃が突き刺さる。一心によって刺されたものだと思い、父まで月島に支配されてしまったのかと愕然とする一護だったが、突き刺さった刀の柄を握っているのは朽木ルキアだった。ルキアは一護に死神の力を取り戻させるため、護廷十三隊の隊長格たちの霊力が込められた刀を持って一護を助けに駆け付けた。
毒々峰リルカは、その後ルキアと戦闘。ルキアはかわいいもの好きであり、かわいいものに攻撃することができない。かわいいもので周りを固めるリルカのほうが断然優位に思われた。リルカはどんどんぬいぐるみを飛ばしてルキアを攻撃するが、ルキアは飛んでくるかわいいぬいぐるみ達が斬れずに全てをことごとくキャッチ。そんな中ルキアの隙をついてリルカはぬいぐるみの中にルキアを入れることに成功した。あまりのあっけなさにリルカは思わず、「…チョロすぎなんですけど」と戸惑いを見せる。
ルキアはぬいぐるみになった状態でリルカから逃げ回るが、そのうちにぬいぐるみの状態でも瞬歩(しゅんぽ/高速に移動するための歩法)が使えることに気がついた。ならば鬼道も使えるのではないかと、ルキアはぬいぐるみの状態で、攻撃系鬼道の一つ「破道の三十三・蒼火墜(そうかつい)」を放つ。本来なら蒼い炎が打ち出され相手を攻撃することができるのだが、ぬいぐるみの中にいる状態では結局使用できず、ぬいぐるみの中で鬼道が暴発するという形になりルキアは自滅してしまう。
ボロボロになってもなお立ち上がるルキアに、リルカは自分達、完現術者の身の上を聞かせる。自分達は数の少ない、所謂マイノリティではあるが決して劣等種ではない。自分達を助けてくれた銀城は、どんな時代も支配していたのは少ない側だった、だから今度は自分達、完現術者が支配する番だと言う。リルカは戦闘が好きというわけではなかったようだが、それでも助けてくれた銀城のために戦っていた。しかしルキアも引くわけにはいかない。ルキアは斬魄刀「袖白雪(そでのしらゆき)」を解放し、「初の舞・月白」をリルカに食らわせる。不意をつかれたリルカはルキアが入っているぬいぐるみにくしゃみをかけてルキアをぬいぐるみから出すと、代わりに自身がルキアの中に入り身を隠すのだった。
その後、月島は護廷十三隊六番隊隊長である朽白哉木に敗北する。敗北し満身創痍な状態で一護を追う月島に対し、一護を庇って割って入ったルキアの中からリルカは飛び出し、自分達を救ったのは銀城でありその銀城を救ったのは一護なのだと説得する。その後一護には逃げられ、直後月島は死亡する。
終戦後は元護廷十三隊の隊長であった浦原喜助に助けられ療養していたものの動けるようになった後に失踪、どこかの建物の屋上からリルカの姿が消えるシーンで、死神代行消失編は終了する。
千年血戦篇
その後毒々峰リルカは千年血戦編で再登場を果たす。霊王宮への再突入の際に使用する乗り物の素材として「叫谷(きょうごく)」を運んでくる為に、浦原に召集されていた。
本人は一護とは二度と逢う気は無かったと思われるが、浦原に捜索され、結果的に再会することとなる。
とはいえ世界が危機的状況であるということはリルカ自身も認識しており、積極的に協力している。
岩と障子戸しかない叫谷で完現術を使う為にリルカ自身かなり無理をしたようであったが、一護にその礼を言われたときには頬を赤らめて照れていた。
毒ヶ峰リルカの関連人物・キャラクター
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雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。
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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ
日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。
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