エレファントカシマシとは、ボーカル・ギターの宮本浩次を中心とした1988年にデビューしたロックバンドである。1981年に中学の同級生を中心に結成。1988年のメジャーデビューから長きにわたり活動を続けている。
デビュー当初はストレートなロックを提示したが、2ndアルバム以降は宮本の独創的かつ文学的な世界観を強く反映させている。アルバムごとにサウンドの印象を大きく変える実験的な試みが特徴で、オルタナティヴ・ロックやポップスなど多様なスタイルを取り入れ、独自の音楽性を追求し続けている。
アルバム『悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~』からの収録。
いかにも不吉な曲名を持ち、アルバムの最後に収録されている楽曲だ。
シャウト気味のボーカルで始まり、サビの部分でメインボーカルとサブボーカルが分かれて別々の歌詞を歌うという構成が、この曲の持つ独特な雰囲気を際立たせている。
「我が祈り」
アルバム『MASTERPIECE』の1曲目に収録されている楽曲である。
アルバムの冒頭を飾る曲にふさわしく、その迫力のあるサビに圧倒される。
「我が祈り 我が恋 我が明日 我が命
全てを手に入れるのがルールさ
いくつもある勝利への道筋なら
魂の中本当の自分を見つけろ」
このような前向きで力強い歌詞が、激しいバンドサウンドに乗せられるのは、昔のエレファントカシマシでは考えられないことである。以前であれば、もっと攻撃的な歌詞が用いられていたはずだ。
「大地のシンフォニー」
アルバム『MASTERPIECE』からの収録で、シングルとしても発表されている。
今までの楽曲にはない壮大なスケール感を感じさせるもので、がなり声も抑えられ、優しく歌われる落ち着きのある曲調が特徴である。
ボーカルの宮本いわく、この曲は45歳の等身大の自分を表現したものであり、意図的にがなったりといったロックなテイストは出さなかったそうだ。
エレファントカシマシ(エレカシ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
紅白歌合戦2017のギターを弾かない宮本にツッコミ続々
2017年大晦日の『NHK紅白歌合戦』に、宮本浩次率いる「エレファントカシマシ」が出場した。宮本はギターを下げているにも関わらず、いっさいギターに触れることなく歌いきるという独特すぎるステージとなった。
ネット上では「なんで持ってきたの」「にゃんこスターかよ」とツッコミの声が相次いだ。
『NHK紅白歌合戦』に登場したエレファントカシマシが「今宵の月のように」を披露
エレファントカシマシ「♪今宵の月のように」 デビュー30周年の記念の年に紅白初出場。代表曲を熱唱します #NHK紅白 pic.twitter.com/wAoRHhtxYe
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) 2017.12.31 22:21
サビ前から宮本がマイクを外して移動開始
サビになっても弾かない宮本(歌に集中)
宮本さん…うれしいぞ!!
— 桜崎比呂 (@Hiro_Sakurazaki) December 31, 2017
ギター落ちそうだけど。#NHK紅白 pic.twitter.com/Ewl7AilETz
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目次 - Contents
- エレファントカシマシ(エレカシ)の概要
- エレファントカシマシ(エレカシ)の活動経歴
- 結成からEPIC/SONY RECORDSでのメジャーデビューまで
- ブレイク時(ポニーキャニオン時代)
- 1stブレイク後の潜伏期(東芝EMI時代)
- 再ブレイク期(ユニバーサルシグマ時代)
- デビュー30周年と宮本のソロ活動
- デビュー35周年と断片的な活動再開
- エレファントカシマシ(エレカシ)のメンバー
- 宮本浩次(みやもと ひろじ)
- 石森敏行(いしもり としゆき)
- 高緑成治(たかみどり せいじ)
- 冨永義之(とみなが よしゆき)
- エレファントカシマシ(エレカシ)のディスコグラフィー
- オリジナル・アルバム
- 『THE ELEPHANT KASHIMASHI』
- 『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』
- 『浮世の夢』
- 『生活』
- 『エレファントカシマシ5』
- 『奴隷天国』
- 『東京の空』
- 『ココロに花を』
- 『明日に向かって走れ-月夜の歌-』
- 『愛と夢』
- 『good morning』
- 『ライフ』
- 『DEAD OR ALIVE』
- 『俺の道』
- 『扉』
- 『風』
- 『町を見下ろす丘』
- 『STARTING OVER』
- 『昇れる太陽』
- 『悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅〜』
- 『MASTERPIECE』
- 『RAINBOW』
- 『Wake Up』
- エレファントカシマシ(エレカシ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「ファイティングマン」
- 「デーデ」
- 「優しい川」
- 「太陽ギラギラ」
- 「珍奇男」
- 「男は行く」
- 「遁生」
- 「奴隷天国」
- 「東京の空」
- 「誰かのささやき」
- 「悲しみの果て」
- 「四月の風」
- 「孤独な旅人」
- 「戦う男」
- 「今宵の月のように」
- 「風に吹かれて」
- 「昔の侍」
- 「はじまりは今」
- 「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」
- 「真夜中のヒーロー」
- 「ガストロンジャー」
- 「so many people」
- 「武蔵野」
- 「普通の日々」
- 「俺の道」
- 「歴史」
- 「化ケモノ青年」
- 「平成理想主義」
- 「DJ In My Life」
- 「友達がいるのさ」
- 「俺たちの明日」
- 「笑顔の未来へ」
- 「リッスントゥザミュージック」
- 「桜の花、舞い上がる道を」
- 「絆(きづな)」
- 「脱コミュニケーション」
- 「旅」
- 「悪魔メフィスト」
- 「我が祈り」
- 「大地のシンフォニー」
- エレファントカシマシ(エレカシ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 紅白歌合戦2017のギターを弾かない宮本にツッコミ続々
- 『NHK紅白歌合戦』に登場したエレファントカシマシが「今宵の月のように」を披露
- サビ前から宮本がマイクを外して移動開始
- サビになっても弾かない宮本(歌に集中)
- 2度目のサビ前にギターを直す
- 2度目のサビではギターを弾く宮本
- 宮本に「にゃんこスターかよ」とSNS上で盛大なツッコミ
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