エレファントカシマシ(エレカシ)の徹底解説まとめ

エレファントカシマシとは、ボーカル・ギターの宮本浩次を中心とした1988年にデビューしたロックバンドである。1981年に中学の同級生を中心に結成。1988年のメジャーデビューから長きにわたり活動を続けている。
デビュー当初はストレートなロックを提示したが、2ndアルバム以降は宮本の独創的かつ文学的な世界観を強く反映させている。アルバムごとにサウンドの印象を大きく変える実験的な試みが特徴で、オルタナティヴ・ロックやポップスなど多様なスタイルを取り入れ、独自の音楽性を追求し続けている。

目次 - Contents

『RAINBOW』

2015年11月18日発売。

1. 3210
2. RAINBOW
3. ズレてる方がいい
4. 愛すべき今日
5. 昨日よ
6. TEKUMAKUMAYAKON
7. なからん
8. シナリオどおり
9. 永遠の旅人
10. あなたへ
11. Destiny
12. Under the sky
13. 雨の日も風の日も

シークレットトラック(初回限定盤のみ)
14. 歩いてゆく

21stアルバム。全13曲。オリコン最高順位12位。

『Wake Up』

2018年6月6日発売。

1. Wake Up
2. Easy Go
3. 風と共に
4. 夢を追う旅人
5. 神様俺を
6. RESTART
7. 自由
8. i am hungry
9. 今を歌え
10. 旅立ちの朝
11. いつもの顔で
12. オレを生きる

22ndアルバム。全12曲。オリコン最高順位4位。

エレファントカシマシ(エレカシ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

「ファイティングマン」

1stアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』の1曲目。
気持ちの良いギターリフから始まり、ドスの聞いた声でいきなり「黒いバラぁ取り払いぃ~、白い風流し込むぅオーイェ~~~!」と歌われるこの曲は出だしから聞き手の心をわしづかみにするパワーがある。
この時点でボーカルの宮本の才能が発揮されており、音楽評論家たちから絶賛された。

「デーデ」

エレカシのデビューシングル曲。こちらも軽快なギターリフから始まり、「金があればいい」と歌いあげる。
金、金、金、と必要以上に金の話をし続けるこの曲をデビューシングルに選曲するあたり、当時の反骨精神がうかがえる。
「ファイティングマン」同様、デビューアルバムに収録されている。

「優しい川」

2ndアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』の1曲目。
ゆったりとしたテンポから始まり、演奏と微妙にずらしながらも合わせていくボーカルスタイルが独特である。
相変わらずのがなり声だがどことなく優しく、曲の情景が脳裏に浮かんでくる不思議な魅力のある一曲。

「太陽ギラギラ」

2ndアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』の一曲。非常に重々しいリズムで歌い上げるこの曲は、当時のエレカシを象徴するかのような雰囲気の楽曲である。
声も抑えたりだんだんがなり声になったりしながら
「どうしたその顔
みんな楽しそうだよ
俺には分からない
本当に楽しいの?」
と、当時の心境をそのまま表現したような曲になっている。

「珍奇男」

3rdアルバム『浮世の夢』からの一曲。
当時はボーカルの宮本がギターを弾き始めたころで、椅子に座った状態でしか弾くことが出来ずに、この歌をパイプ椅子に座りギターを弾きながら激しく歌っていた。
変わり者を歌った曲で、「働いてる皆さん、私は馬鹿なのでしょうか?私はあなたより偉いの」というインパクトのある歌詞になっている。
最初はアコースティックギターの引き語りで始まり、途中からバック陣が参加。宮本も途中からアコースティックギターを放り出し、エレキギターに持ち替えて歌う様はとてもかっこいい。

「男は行く」

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宮本浩次(みやもとひろじ)とは、ロックバンド・エレファントカシマシのボーカルで、高い歌唱力と強烈なキャラクターで幅広い層に人気を博すミュージシャンである。バンドとしてはもちろん、2018年頃からはソロでの音楽活動にも力を入れるなど、活躍の幅を広げてきた宮本だが、その個性的な言動、こだわり故に多くの破天荒なエピソードが存在し、それもまた多くのファンを引き付ける魅力となっている。本記事では、周囲をヒヤヒヤさせるようなものから笑い話になるようなものまで、宮本にまつわる逸話の詳細をまとめていく。

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