『ちびまる子ちゃん』のでたらめな都市伝説をぶった斬る!噂について検証してみた
国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の都市伝説が本当かどうか、調べてみました。父ヒロシは無職であるという噂や、クラスメイトのゆみこちゃんが急に登場しなくなった理由などを掲載。作品にまつわる様々な噂が本当かどうかを、漫画やさくらももこのエッセイの内容をもとに徹底的に検証していきます。
都市伝説ではゆみこちゃんのアニメ出演最後のセリフが、「ありがとうまるちゃん、バイバイ。」であるとされているが、これは完全な誤りで、上記「ませているよね」が本当。
2015年の映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」で、音楽室で外国人留学生の歌のプレゼントのシーンで、笹山さんの隣の席の少女がゆみこちゃんに酷似している。
犯罪者になったという疑いがかかっている渡辺君については、第二期に入ってからの放送でもクラスメートとして登場している。ゆみこちゃんやえびすくんの噂の信ぴょう性も非常に疑わしい。
2018年7月1日放送、二期1156話 まる子大野君と杉山君を心配するの巻 など よく見ると近年の放送でも、渡辺君は何気にクラスメイトの中に頻繁に映りこんでおり、セリフもちょくちょくある模様。出演回数が減った=実在のモデルの不幸と決めつけるのは、あまりに短絡的ではないだろうか。
お爺ちゃん・お婆ちゃんに関する根拠がない噂
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しかし、実は。。。友蔵はいじわるな性格でまる子を嫌い、まる子とは仲良くなかったとのこと。。。
これは、ちびまる子ちゃんファンのあいだでは有名な話しですよね。。。原作者・さくらももこ氏は自身のエッセイで、このことにもふれています。。
おじいちゃんは、まる子が小6のときに亡くなり、葬儀でまる子は「やったぁ!お寿司だぁ~!!」と、大喜びしたとか、しないとか。。。
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噂とされていますがエッセイを読めば死亡時期などは虚偽であることがわかります。
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さくらさんはエッセイもものかんづめ「メルヘン翁」で、おじいさんとの実際の関係について述べているが、実際はおじいさんが認知症を患ったふりをして貯金箱からお金を取ったりなどしたため、好きではなかったとしており、亡くなったのも冒頭で高2の時と明記されている。
小6の時に亡くなったうえに寿司だと喜んだという記載は一切ない。おじいさんがまる子を嫌っていたわけではなく、さくらさんがおじいさんの素行を好きになれなかったので、漫画では理想の祖父を描いているとしている。
また、葬儀の場でお爺さんの死そのものを大爆笑したという記述はなく、お祭りの手ぬぐいをお爺さんの頭にかぶせざるを得ない事情ができ、その姿がユニークだったため台所など陰でこっそり姉妹で笑ってしまったと書かれている。
参考:もものかんづめ「メルヘン翁」
お婆さんがヒロシさんの家出や借金を苦に自殺されたという噂も、ヒロシさんにそのような事実がないことが雑誌「富士山」から明瞭になっている上、さくらさんが最初の結婚のあいさつに実家を訪れた際にお婆ちゃんが出てきたと書かれている。さくらさんは結婚される頃にはかなりの売れっ子作家になっていたため、金に困っていたというのは考えにくく、不幸な亡くなり方をされたのは事実無根と言える。
ヒロシさんについてはさくらさんの個人ブログにもたまに近況が書かれている。
参考:もものかんづめ「結婚することになった」 さくらももこさんのLINEブログ
たまちゃんの実家が花輪君以上の富豪
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アニメの花輪君の家は伊豆他に別荘があり、物置と呼ばれる家屋だけでも50坪、その奥に神殿のような屋敷があることから、相当な資産家であることがわかる。
参考:ちびまる子ちゃん8巻、11巻、もものかんづめ「お金持ちの友人」
ちびまる子ちゃんのコミックス、8巻、11巻の花輪家の描写では使用人だけでも最低12人はいると思われ、ヒデじいは住み込みであり、ヒデじいの話だと使用人の部屋もあるとのことから、並大抵の富豪ではないことがわかる。使用人の人件費だけでも年間5000万以上かかっているのではないだろうか。ちなみにアニメ第二期314話「花輪君の悩み」で使用人が花輪君の登校を見送るシーンでは、シェフを除き使用人が40人近く並んでいる描写がある。
莫大な資産を持つIT・アパレルの成功者でも、使用人をそんなに雇っているかわからない。
それ以上の富豪など存在するのだろうか?
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ちなみにたまちゃんの家は不動産屋さんだったようで、お金持ちのお家のお嬢様ではあったようだ。エッセイに、穂波さんの家は不動産屋さんという記載がある。
海外に留学している経験からも、上流の家庭であったと思われる。花輪君の家の敷地にあった立派な家が物置だったというエピソードも、実は穂波さん(たまちゃん)が引っ越した際にお邪魔した時の経験が元になっていると思われる記載が、エッセイもものかんづめの「金持ちの友人」に書かれている。
おそらく噂の元ネタはこのエッセイではないかと思われるが、たまちゃんの家で使用人を何人も雇っていたような事実はなく、さくらさんは同エッセイでも花輪君のモデルになった女性Kさん宅のパーティに芸能人が来たことや、都内に庭だけで3000坪の邸宅を持つ、上京後に知り合った友人Oさんのことも書かれている。(エッセイ内では、仮名か実名か不明だが、苗字記載はあり)
たまちゃんの家はお金持ちであったことは事実だが、花輪君の家以上の富豪だったというのは、ネット上の噂・想像であると思われる。ご本人を貶める内容ではないので良い噂とも言えるが、
「ご本人の実態」としてさくらさんが公表している以上の噂を流布するのは、たまちゃんにはいささか迷惑なことかもしれない。
そもそも、モデルはいてもそのモデルさんをさくらさんがデフォルメして登場人物を考えていることを考慮すべきでしょう。花輪君にしてもさくらさんの色々なお金持ちの友達のイメージから生まれたキャラと言えそうです
さくらさんのLINE公式ブログには、たまちゃんの嫁ぎ先のフロリダの家の一部の写真が掲載されていますが、こちらはかなり広大な敷地の模様。
お姉ちゃんに関する事実無根の噂
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しかし、大人になったお姉ちゃんは、頼りないお姉ちゃんとして描かれているとか、いないとか。。。
男性に騙されて借金を肩代わり。。。
お姉さんが上記のように、男性に騙されたなどと、根も葉もない噂があります。
お姉さんが頼りないという噂の元ネタは、エッセイたいのおかしらの「心配をかける姉」であると思われますが、このエッセイにはお姉さんがスクーターで転倒してケガをしたことや、幼少のころ体が弱かったという事が書かれているだけです。
エッセイさるのこしかけの「お見合い騒動」で、お姉さんがあまり乗り気がしないお見合いを勧められたことは描かれていますが、騙されたという事実はなく、また、お姉さんはさくらさんと共同でゲーム開発の仕事に従事していたこともあることから、借金を返すために苦労をしていたという噂も根拠がありません。
参考:たいのおかしら「心配をかける姉」、さるのこしかけ「お見合い騒動」、ちびまる子ちゃん15巻
合作したことがある岡田あーみんさんとの確執?
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