PSYREN(サイレン)のネタバレ解説・考察まとめ

『PSYREN -サイレン-』とは、岩代俊明による漫画作品。2008年から2010年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、全16巻のコミックスが刊行された。2025年末には、翌2026年のテレビアニメ化が発表されて話題となった。ひょんなことから赤いテレホンカードを拾い、荒廃した未来と現代を行き来する謎のゲームに巻き込まれることになった少年・夜科アゲハが、幼馴染や他の参加者たちと共にゲームを進め、世界の崩壊を防ごうと奮闘する姿を描く。

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CURE(キュア)

治癒力を高めるライズをバーストの形で外界へ放ち、他者を治療することができる能力。肉体的な外傷はもちろん、PSIを使用して脳にかかった負担も癒すことができる。

有線トランス(ゆうせんトランス)

有線トランスを使用した碓氷のPSIの一種「デリート・スパイダー」

トランスの一種。作中では「マインドジャック」や「精神端子」などと表記される。コード状に具現化したトランス波動を、対象者の頭に直接接続することができる能力で、無線トランスよりも正確かつ精密な脳への干渉を可能としている。テレパシーに使った場合は、盗聴されたり居場所を特定されるリスクがないという長所がある。

バーストストリーム

天樹院エルモア、フレデリカ、シャオの3人が編み出した、PSIの使用による脳への負担を抑える技術。大気に発散したPSIやバーストエネルギーを体内と体外で循環させて、自分の周囲に球体状に張り巡らせる。
この状態を維持することができれば、周囲のバーストの力がPSI使用時の物理的な波動を外へ逃がすため、消耗は増すがPSI使用時の脳への負担が軽くなり、力のコントロールの余地を広げることが可能になる。

幻視(ヴィジョンズ)

トランス偏重型のPSIで、常人には目視できないものを見ることができる。何が見えるかは使い手によって異なる。

プログラム

決められた動作や現象をあらかじめPSIの中に組み込む技術のこと。プログラムを組み込まれたPSIは、その法則どおり自動的に作用して、使用者の負担を軽減することができる。ただし、一度放たれたプログラムを解消したり、逆らう形でPSIを制御しようとすると大きな負担がかかるという仕組みになっている。

空間操作(ゾーン)系PSI

一定領域の空間を操作するPSIのこと。離れた場所を別次元で繋げるテレポート、操作した空間内で物体に干渉するなどの効果を持っている。

A・P(アンチ・サイキック)

他者のPSIを打ち消す、掻き消す、乱すなど、PSI自体に作用するPSIのこと。

ノヴァ

夜科朱鳥によって開発された技術。バースト、トランス、ライズの3種のPSIを包括し、精神と肉体、PSIを完全に融合させることができる。一時的に人としての限界を超えた力を使うことが可能になるが、適性の有無によって、使用できる者は限られる。

『PSYREN -サイレン-』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

夜科アゲハ「警告はした」

本作の主人公であるアゲハは非常に強い正義感を持った少年だが、彼にはこの正義感の反面、「尋常ではない容赦のなさ」という一面も持ち合わせている。自身を小馬鹿にして煽った敵に対し「警告はした」と告げたそばから即死級の技をぶっ放すアゲハのこの容赦のなさは、多くの人々の胸を高ぶらせた。この「警告はした」というセリフは、ネットミームとして様々な場面で使用されるなど、長きにわたって読者たちに愛されている。

『PSYREN -サイレン-』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作中で雨宮が読んでいる本に存在する元ネタ

Dada_05042016
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@Dada_05042016

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