PSYREN（サイレン）のネタバレ解説・考察まとめ

はるかぜ学園に預けられていた孤児の少女。異常なまでのマイペースで、目の前で殺人が行われても「オー」と驚くだけにとどまっている。まだ年幼いために言動もたどたどしい。眉間にがけから転落して怪我をした際についたバツ型の傷跡がある。この怪我を負ったことがきっかけでPSIに目覚め、周囲からは恐れられていた。描いた絵を実体化する「創造者（クリエーター）」の能力を持つ。その能力からW.I.S.Eに目をつけられ、ジュナスに誘われて組織へ加入。初めてできた友人として認識したジュナスと行動を共にすることを選ぶ。
サイレン世界では、W.I.S.E第6星将として、禁人種の研究と開発を行っている。ウラヌス、ヴィーゴの加入前は第4星将だった。ジュナスとは深い絆で結ばれており、影虎からジュナスを庇った際には彼のことを愛していると言い切った。最終決戦後はジュナスと二人揃って星将の中で唯一の生存者になった。

ドルキ

W.I.S.E第7星将の地位にいる男性。ウラヌスとヴィーゴが加入する前は第5星将だった。特別警備小隊を率いて、敵対者や不審者の捕獲、監視、殲滅を任務としている。傲慢、好戦的かつ短気な性格で、自分の意向にそぐわない行動を取った者は、仲間であろうと容赦なく殺害し、周囲にも当たり散らす。
こうした人物像であることから部下達からの人望は皆無に等しく、シャイナからは腫れ物のように扱われ、ジュナスからは戦死を期待されてしまうなど、他の星将達からも疎まれる存在。任意の場所に爆発を起こす「爆塵者（イクスプロジア）」の能力を持つ。全力時は、自身を包み込む巨大なバーストの塊を用いて全方位を捕捉、爆撃する「星船形態」となる。禁人種に改造されて自我を失った辰央と面会し、人間の抹殺を命令した張本人。3度目のゲームにてアゲハ達の元に現れて拉致を目論むが、暴王の流星で右腕切断の重傷を負い、陰で見物していたシャイナに救助されるに至った。その後はその件の責任を追及され、星将の座から降格されてしまう。自身から何もかもを奪ったアゲハへの復讐心から再戦を望み、一年後の生存確率が0.5％以下となる2度目のイルミナス・フォージを行う。4度目のゲームでシャイナと共に再び現れてアゲハを圧倒するものの、彼を助けに来たカイルに核2つをほぼ同時に破壊され、消滅した。

遊坂 葵（ゆさか あおい）

陸上自衛隊研究所特殊化学武器研究科に所属する色黒の青年。射場の友人を装っていたが、実はW.I.S.Eの一員で、グリゴリの職員であった射場を監視する立場にあった。
傲慢かつ残忍な性格で、目的達成のためなら他人の命は歯牙にもかけない。自身の肉体に毒物を投与したうえで、その毒物を操るPSI「甘き毒薬（キャンディ・マン）」の使い手。2秒以上触れた相手を毒で侵し、肉体から放出した毒ガスを昆虫の形状に具現化させ、操作して毒ガスをまき散らすといった使い道のほか、毒ガスで自身の分身を作り上げることも可能となっている。「宣戦の儀」の前日にW.I.S.Eに単身戦いを挑んだ祭を撃退し、昏睡状態に陥らせた。アゲハたちが自衛隊の研究所に潜入した際には自作の新型毒性ウイルス「ゴルゴン」で射場を殺害、さらに施設内で大量殺戮を実行した。アゲハの新技「暴王の渦」で致命傷を負ったものの、ニトログリセリンに自身の能力を使用して研究所を爆破し、自らも爆死した。

デルボロ

ジュナス直属の戦闘部隊である「スカージ」のリーダー。5回目のゲーム時、部下を引き連れて「根」を襲撃に現れる。オドと朧が入れ替わっていることを知らなかったため、「根」によるマリー奪還の最中、朧に殺される。

オド

デルボロが率いるスカージの一員。覆面を被った男。5回目のゲーム時に「根」の襲撃に加わるが、敵にもかかわらずアゲハを治療するなど不可解な行動を取る。実はこの時本物のオドは「根」を襲撃する前に朧に殺され、成り変わられていたということが後に発覚する。

アッシュ

「スカージ」のメンバー。外見こそ普通の人間だが、口を開くと鋭く並んだ牙が生えている。武器はトランプやコイン。5回目のゲーム時に「根」を襲撃し、生存者を攻撃した。しかし、兜の弱者のパラダイムに翻弄され、集められた死の脅威を押し付けられ死亡している。

ネッカ

「スカージ」のメンバーである女性。鎖を武器としており、バーストを体に纏って自身を強化することができる。他のメンバーと共に「根」を襲撃し、フレデリカと交戦したものの、サラマンドラの最大火力の攻撃を受けて灰にされた。

バーリィ

「スカージ」のメンバー。他のメンバーと共に「根」を襲撃するが、晴彦の電磁'sの攻撃を連続で受けて敗北する。

ネオ天草の関係者