
『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)とはRocksteady Studios開発、ワーナー・ブラザースから2011年に発売されたオープンワールドアクションゲームソフト。前作『バットマン:アーカム・アサイラム』の続編で、より成長したゲーム性を楽しむことが出来る。舞台はゴッサムシティのスラム街を壁で隔離した巨大刑務所「アーカム・シティ」そこでは裏で恐ろしい計画を進んでいた。主人公「バットマン」はそれを阻止するため街を飛び交う。
ジョーカー

CV:マーク・ハミル
本名、年齢、出身、全て不明の男。バットマンの宿敵で道化師のような風貌と冗談を好む性格から「ジョーカー」と呼ばれている。常に不気味な笑みを浮かべている。肉体を無理やり強化する劇薬「タイタン」を過剰に摂取したことで副作用に悩まされるようになった。そこで科学者であるミスター・フリーズに治療薬を作らせるためにその妻のノラを人質にとる。また混乱を巻き起こすためにゴッサム市中の病院に自身の血を送り付けた上に捕らえたバットマンにも自身の血を注入。しかし自身も死期が近く、既に末期症状が出始めており、エンディングでは薬の投与が出来ず死亡した。
ハーレー・クィン

CV:タラ・ストロング
本名「ハーリーン・クインゼル」で元アーカム・アサイラムに所属していた精神科医。ジョーカーの治療に勤めたことで彼に惚れ込み、以降はジョーカーにその身を捧げる覚悟で強力している。病で表に出られないジョーカーの代わりに部下に指示を出している。体操選手のように身軽で男顔負けの強さを持つ。
ペンギン

CV:ノーラン・ノース
本名「オズワルド・コブルポット」。ゴッサムシティの暗黒街を支配するマフィアのボスで、バットマンの敵には珍しく精神状態は正常。ペンギンという名は短躯と鳥の嘴のような鼻からきている。銃を仕込んだ蝙蝠傘を獲物に持つ。ブルースを憎み、アーカム・シティに捕らわれて連行されてきたブルースを真っ先に出迎えて制裁しようとするも部下共々返り討ちに合う。彼が拠点にしている博物館には珍しいものが飾られており、名のあるヴィランもいずれ展示する予定の模様。また地下には彼が経営するレストラ「アイスバーグ・ラウンジ」がある他、水槽には巨大な鮫を放し飼いにしている。ジョーカーの治療薬を作っているミスター・フリーズを誘拐したためバットマンと対峙するも敗れて逆に自身がショ-ケースに展示された。
トゥーフェイス

CV:トロイ・ベイカー
本名「ハービー・デント」、元ゴッサムで有名な地方検事でハンサムな容姿と功績から「闇の騎士」と呼ばれるバットマンにちなんで「光の騎士」と呼ばれていた。しかし過去の事件で顔に酸性化学製品を投げ付けられて以降は顔面の半分が焼けただれてしまう。それがきっかけで狂気に陥り二重人格となった。コイントスですべての行動を決する習性がある。ソロモン・ウェイン裁判所を拠点にアーカム・シティ内の権力者の1人になり、キャットウーマンを拉致したもののバットマンの妨害を受ける。
リドラー

CV:ウォーリー・ウィンガート
本名「エドワード・ニグマ」。高度なIQをもつリドル(なぞなぞ)好きな犯罪者。常に他者との知恵比べを楽しんでいる。全身にクエスチョンマークをあしらった緑の服を着ている。バットマンに対して強い対抗意識を持つがことごとく打ち負かされている。今作では人質を取って大掛かりなリドル対決を挑んでくる。全て解決すると潜伏場所を割り出して、リドラー本人を倒すことが出来る。
ミスター・フリーズ

CV:モーリス・ラマーシュ
本名「ヴィクター・フライズ」。身体温度を極低温に保たないと生きられない科学者。肉体強化も兼ねた冷凍スーツに身を包んで冷凍銃を獲物に持ち、バットマンですら正面対決できない強さを持つ。妻のノラの難病を治す方法を探しており、彼女のためなら手段は選ばない。ゲーム内ではノラを人質に取られて仕方なく治療薬を作らされていたが、ペンギン一味に誘拐される。バットマンに救出されて治療薬制作を再度続けるも、ノラを救うことが出来ないと思い、バットマンに襲い掛かる。戦闘後返り討ちにあうもバットマンがノラを救い出すことを約束したためそのまま治療薬を開発。その後バットマンがノラの居場所を特定してノラの元に駆け付けて、彼に礼を言った。
ポイズン・アイビー

CV:タシア・ヴァレンザ
本名「パメラ・アイズリー」。人体実験によって植物の能力を得た女性。植物を愛いしているが、反対に人間の事はすこぶる嫌いで人類を滅ぼして植物だけの世界を作ろうとしている。アーカム・シティでは人が少ない区域の屋敷を拠点としているが、他の犯罪者達を能力で手下にしている。キャットウーマンからストレンジの押収品置き場に侵入するために協力を求められ、奪われた花の奪還を条件に力を貸すも裏切られて花を破壊された。
ラーズ・アル・グール

CV:ディー・ブラッドリー・ベイカー
暗殺集団「リーグ・オブ・アサシン」を率いる国際テロリスト。不死の泉「ラザラス・ピット」の効果で600年以上生き続けている。バットマンを後継者にしようと目論んでいる。ジョーカーの治療薬を作るには彼の血液が必要であるため、バットマンは後継者になる建前で試練を受ける。
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目次 - Contents
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)の概要
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)のあらすじ・ストーリー
- 巨大監獄アーカム・シティ
- 宿敵との再会
- 治療薬争奪戦
- 道化師の最後
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)のゲームシステム
- ミッション
- メインミッション
- サイドミッション
- アップグレード
- 戦闘
- コンバット
- プレデター
- 捜査モード
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)の登場人物・キャラクター
- バットマンサイド
- バットマン
- アルフレッド・ペニーワース
- ジェームズ・ゴードン
- オラクル
- ロビン
- キャットウーマン
- ヴィラン
- ジョーカー
- ハーレー・クィン
- ペンギン
- トゥーフェイス
- リドラー
- ミスター・フリーズ
- ポイズン・アイビー
- ラーズ・アル・グール
- タリア・アル・グール
- クレイフェイス
- ソロモン・グランディ
- ベイン
- ミスター・ザズー
- カレンダーマン
- マッドハッター
- デッドショット
- ハッシュ
- ブラックマスク
- キラークロック
- ラットキャッチャー
- その他
- ヒューゴ・ストレンジ
- クインシー・シャープ
- ジャック・ライダー
- アズラエル
- ヴィッキー・ベール
- ノラ・フライズ
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)のガジェット
- ガジェット(バットマン)
- バットラング / リモート・バットラング / ソニック・バットラング
- 爆破ジェル
- スモーク・ペレット
- バットクロー
- ラインランチャー
- フリーズ・ブラスト
- フリーズ・クラスターグレネード
- 暗号シーケンサー
- かく乱機
- リモート・エレクトリカル・チャージ
- ガジェット(キャットウーマン)
- ウィップ
- ボーラ
- 鉄菱
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)の用語
- アーカム・シティ
- プロトコル10
- タイタン
- 『バットマン:アーカム・シティ』(Batman: Arkham City)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デッドショットの武器庫に存在するスターウォーズの有名武器
- 暗号解読で見ることが出来るスケアクロウの船内
- 逆再生で判明するジョーカーのセリフ