ママレード・ボーイの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ママレード・ボーイ』とは、吉住渉による少女漫画作品である。主人公の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚を告げられる。そして光希の両親と、光希と同い年の松浦遊の両親と、パートナーを交換して再婚すると言われてしまうのだった。そして6人での共同生活が始まる。光希は遊の事を知るうちに、遊に惹かれていく。しかし同じクラスの須王銀太からも告白され、2人の間で揺れ動く。恋や友情に悩む光希や遊、銀太、親友の秋月茗子達の名言・名セリフは多くの女性達の心を掴み、共感を呼んだ。

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『ママレード・ボーイ』の概要

『ママレード・ボーイ』とは、吉住渉(よしずみわたる)による少女漫画作品である。1992年から1995年まで、少女漫画誌の『りぼん』にて連載された。1994年からはアニメがスタート。『ママレード・ボーイ』は日本だけに留まらず、台湾でも2001年に実写ドラマ化されている。そして2018年に桜井日奈子と吉沢亮の主演で、実写映画が公開された。
小石川光希(こいしかわみき)は、ある日突然両親に、「離婚しようと思う」と告げられる。両親はハワイ旅行で知り合った松浦夫妻と意気投合し、お互いのパートナーを交換して再婚すると言い出したのだ。しかも松浦夫妻には、光希と同い年の松浦遊(まつうらゆう)がいる。そして光希、光希の両親、松浦夫妻、遊による6人の共同生活が始まるのだった。光希は掴み所がないが、本当は優しい遊に惹かれていく。しかしクラスメイトで光希の初恋の相手でもある須王銀太(すおうぎんた)からも告白され、2人の間で揺れ動く。しかし遊が好きだと確信するのだった。遊も光希の事が好きだと分かり、両親には内緒で付き会うことになった2人。しかし光希を好きな土屋螢(つちやけい)や留学生のマイケル、遊の事を好きな北原杏樹(きたはら あんじゅ)や遊の留学先のクラスメイトのジニーなど、2人の恋にはライバルも多い。しかも遊は光希と兄妹だということを知り、事実を隠したまま光希に別れを告げる。2人は別れるが、やはり遊の事を諦めきれない光希は、遊を追い遊の留学先のアメリカを訪れる。光希も事実を知り、兄妹だと分かっていてもやはり離れることはできない2人は、一緒に生きて行く決意をする。その事をアメリカに駆けつけた両親に話すと、2人は兄妹ではなかったことが判明する。そして光希と遊は、改めて離れないと誓うのだった。
表面はクールだが、一途に光希を想う遊、直球でストレートに感情をぶつける銀太、年下で光希のバイト仲間の蛍など、光希の周りには魅力的な男の子ばかり。イケメン達の情熱的なセリフと、甘いシーンに多くの女性ファンは胸がときめいた。

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小石川光希(こいしかわみき)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「遊ってママレードに似てる。本当はすっごく苦いとこあるのに、みんなうわべにだまされて気づいてないの。ママレード・ボーイ。ね、ピッタリでしょ」

小石川光希(こいしかわみき)は、保健室で寝たふりをしていたところを、両親のパートナー交換により家族となった松浦遊に(まつうらゆう)キスされる。どういうつもりで遊がキスしたのか分からない光希は、遊と顔を合わせづらい。遊は光希が寝ていると思ってキスしたのだから、知らんふりをしていればいいんだろうけどと、悩みながらも自分に言い聞かせる。リビングに行くと、すでに食卓の椅子に遊が座っていた。光希はトーストを食べるために遊にジャムを取ってもらうが、好きなアプリコットは切れていて、苦手なママレードしかなかった。光希はママレードは皮のところが苦いのであまり好きではないと言うが、遊に「贅沢言うなよ」と返されてしまう。すると光希はふと思い付き、「遊ってママレードに似てる。本当はすっごく苦いとこあるのに、みんなうわべにだまされて気づいてないの。ママレード・ボーイ。ね、ピッタリでしょ」と嬉しそうに言うのだった。なぜ作品のタイトルが、『ママレード・ボーイ』なのかが分かるセリフ。遊にぴったりの例えが見つかって喜ぶ光希とは正反対に、冷めた表情で「ふうん、そう」と遊は答えるのだった。

「捨てられた子犬みたいな顔してた。ほっとけないの。そばにいたいの」

遊は今日、生徒会長である三輪悟史(みわさとし)の父親に会いに行くという。遊と三輪は、兄弟だと2人は思っていた。そして三輪の父親に、遊は息子だと名乗るつもりなのだ。光希はその時の遊の表情が忘れられなかった。しかし今日はインターハイ出場をかけた光希の友達であり、初恋の相手である須王銀太(すおうぎんた)のテニスの試合である。これから試合に向かう銀太に、「これから茗子達と応援に来るだろ?応援頼んだぜ!」と言われるが、光希は「ごめん、銀太。あたし、今日行けない」と答える。「それって松浦がらみか?どうしてもお前が必要なのか?来てくれよ!大事な試合なんだ!お前に見ていてほしいんだ!」と銀太は頼むが、光希は「ごめんね、銀太。ごめんね」と涙を流す。そして心の中で「どうしても遊が心配なの。捨てられた子犬みたいな顔してた。ほっとけないの。そばにいたいの、ごめんね」と思うのだった。光希が銀太ではなく、遊を選んだことがはっきり分かるセリフ。そして銀太もそれを悟るのだった。光希は遊と三輪と共に三輪の父親に会いに行くが、三輪の父親は遊の父親ではないことが判明するのだった。

光希と遊のお互いの思いが分かったシーン

左が光希、右が遊

遊は自分の父親が生徒会長である三輪悟史の父親、三輪由充(みわよしみつ)だと思っていたが、それは間違いであったことが判明する。海を見ながら1人砂浜に座る遊。光希は「そろそろ帰ろう」と声をかける。「本当の父親はどこにいるんだ?」という遊の言葉に光希は、本当の父親がどこにいてもいい、今の家族は遊を愛していることを告げる。そんな光希に遊は、何にでも一生懸命で純粋な光希が好きだと告白する。そして光希も遊が好きだと打ち明けるのだった。2人の心が通じ合った瞬間である。光希の遊との初めてのキスは、自分の意志とは関係なくされてしまったが、今回はお互いの思いが通じ合ったキスをするのだった。

「先のことなんてわからないけど、ずっといつまでも遊だけを好きでいたいな」

左が光希、右が遊

遊の母親で、光希の義母となった小石川千弥子(こいしかわちやこ・旧姓松浦)が勤めている会社の化粧品の新製品発売が決まったため、家族でお祝いをしようということになり、遊と光希が指定された店へ行くと、そこは小石川家と松浦家が初めて顔合わせしたレストランだった。食事をしながらお互いのパートナーと話しをする両親は、とても幸せそうだと光希は感じる。しかし以前は4人とも違う相手を愛していた。自分も昔は銀太が好きだったし、いつか遊ではない人を好きになる日が来るんだろうかと考える光希。遊の顔を見ると、遊はにっこりと光希に笑いかけてくれた。そんな遊を見て光希は、「先のことなんてわからないけど、ずっといつまでも遊だけを好きでいたいな」と思うのだった。光希が今を大切にし、遊の事だけを思っているのが分かるセリフ。そして光希も、「遊にもずっと好きでいてほしい、ずっと好きでいてもらえるように頑張らなくちゃ」と思うのだった。

「やっぱりあたし、遊じゃなきゃだめなの!」

光希は担任の桃井亮子(ももいりょうこ)や遊の元バイト先の店長、友人達、光希の事が好きな年下でピアノの才能がある土屋蛍(つちやけい)、そして留学先のアメリカから一時帰国した遊と一緒にキャンプに訪れる。遊と別れ、蛍と付き会っている光希だが、やはり遊のことが気になって仕方がない。それは遊も一緒だった。そんな光希を見つめる蛍、そして遊の事が好きで、遊の幼なじみである北原杏樹(きたはらあんじゅ)は遊を見つめる。。夜になり、蛍は光希を連れ出す。蛍は光希に「俺が…好きか?」と問いかける。光希は戸惑いながら「決まってるじゃない」と答える。蛍はたまらず「じゃあ今、言ってくれ!」と叫ぶ。光希は目を逸らしながら「好きだよ」と答える。その態度に我慢ならない蛍は光希にキスしようとする。光希は遊とのキスを思い出し、涙を流す。そして「ごめんなさい!」と駆け出してしまう。そして「やっぱりあたし、遊じゃなきゃだめなの!」と心の中で叫び、自分の気持ちに気付くのだった。別れても、どうしても遊以外の人を好きになれないのが分かるセリフ。光希が心の中で遊を求めて走っていると、目の前に遊がいた。思わず遊の胸に飛び込む光希。「やっぱり、遊じゃなきゃだめなの!」と気持ちをぶつける。遊も光希の思いを受け止めた。すれ違っていた2人の思いが、ようやく通い合った瞬間である。光希を追って来た蛍は、光希と遊が抱き合う姿を見て、静かに去って行く。また杏樹もその光景を見ており、遊を諦める決心をするのだった。

「あたしには、遊を思い出にすることなんかできない」

光希は遊との遠距離恋愛に疲れ、遊と別れるが、やはり遊が好きだと気づき、2人はまた付き会うことになる。しかし突然光希は遊から別れを告げられる。遊は家で偶然父親である松浦要士(まつうらようじ)の大学時代の卒業アルバムを見つけ、そこには何枚か写真が挟まっており、遊の両親と光希の両親が写っていた。両親はハワイ旅行で知り合い、意気投合してパートナーを交換したと話していたが、実は大学時代に知り合っていたのだ。しかも写真に写っていたのは、光希の父親の小石川仁(こいしかわじん)と遊の母親の千弥子、遊の父親の要士と光希の母親の松浦留美(まつうらるみ・旧姓小石川)という組み合わせだった。遊は千弥子が要士と結婚する前に誰かの子供を宿していた事を思い出し、その相手は仁だという結論に達する。仁が遊の父親ならば、光希とは兄妹ということになる。遊はショックのあまり、家には帰らずに三輪の家に泊まる。そして次の日、光希に別れを告げるのだった。納得がいかない光希は抵抗するが、遊は聞き耳をもたず、アメリカへ帰ってしまう。どうしても遊を忘れられない光希は、親友の秋月茗子(あきづきめいこ)に背中を押され、遊のいるアメリカへ行く。そして遊に「遊が好き、だから遊を思い出になんかできない」と気持ちをぶつける。それを聞いた遊は堪えていた気持ちが溢れだし、「どんなに好きでも、だめなんだ。俺たちは兄妹なんだ」と泣きながら光希に打ち明けるのだった。光希が自分の気持ちを遊にぶつけたことによって、遊も自分の気持ちを抑えきれなくなった。光希が心から訴えたセリフが、遊の本音を引き出したのである。

松浦遊(まつうらゆう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「じゃ光希はこれだな。ピリピリ辛いばっかのマスタード・ガール」

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