ママレード・ボーイ / Marmalade Boy

ママレード・ボーイ / Marmalade Boy

『ママレード・ボーイ』とは集英社より発刊されている『りぼん』にて連載された、高校生の男女が親の都合により同棲することで惹かれあっていく恋愛漫画である。
2組の両親がお互いのパートナーを交換することで、同居人となるという奇想天外な設定で、社会現象にまでなった。
主人公を中心とした複雑恋愛模様は、同居や家族をテーマにした秘密の恋物語の先駆けともいえる。
作中に登場する交換日記やロボット型ボイスレコーダーも、当時の若い世代では大人気となった。

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ハンサムな彼女(吉住渉)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ハンサムな彼女』とは、吉住渉によって描かれた恋愛少女漫画。1988年から1992年に集英社「りぼん」に掲載された。また、1992年にはポニーキャニオンからOVAが発売されている。吉住渉の代表作の1つである。女優である萩原未央は、あるドラマ撮影で熊谷一哉に出会う。芸能界という特殊な環境のなかで、10代の少年少女が夢と恋愛の狭間で葛藤しながら想いを深め合う青春ラブストーリーだ。

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『ミントな僕ら』とは、吉住渉による青春少女漫画。集英社『りぼん』にて掲載された、双子の姉弟の恋愛模様を描いた学園ラブ・コメディ。双子の姉・南野(みなみの)まりあが大好きな、双子の弟南野のえるは、初恋の人を追いかけて全寮制の学園に転校したまりあを連れ戻すため、自分も転校しようと決意する。ところが、女子寮しか空きがなかったため、のえるは女子生徒を装って寮生活を送ることとなってしまう。性格の違う双子2人のそれぞれの恋愛模様や、思わず笑えるコメディタッチの作風が魅力的な作品。

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ママレード・ボーイ / Marmalade Boyのレビュー・評価・感想

ママレード・ボーイ / Marmalade Boy
8

漫画だからこその世界

両親からの突然の離婚宣言、しかも笑顔ですよ?ありえますか?いいえ、ありえません。

そして、離婚後はお互いに別のパートナーと結婚し同じ家に住むという、これまでにないストーリーで衝撃を受けました。

これがもし現実で起きたら、どうしようかと考えてみたりしましたが、これは漫画だからこその世界です。

両親の離婚、教師と生徒の禁断の恋、父親の実の子どもではないと思っている等、設定が濃い!濃いです!!

私が好きな人登場人物は、遊です。
遊は、父親の実の子どもではないと思っていて、どこか壁を作っています。家族といても、友達といても。

とてもイケメンなのでいろんな女の子から告白をされていますが、全て断わっていました。そんな中で、期間限定で良いからと強く押されて、お試しで付き合い始めましたがやはり本気にはなれずお互いに傷つく結果となりました。

そんな中で光希と出会い、惹かれて素を見せられるようになり、楽しい日々を過ごす中で、衝撃の事実を知ってしまいます。

実は光希と遊は異母兄弟だったのです。
結局最終巻で、それは誤解だと判明するのですが、お互いに惹かれあっているが異母兄弟だと思っているため別れた方がいいと遊から切りだします。

1度別れてもやはり惹かれ合い、どんな結論を出すのか、ぜひ読んで頂きたいです。

ママレード・ボーイ / Marmalade Boy
9

りぼん黄金期の金字塔

1990年代の少女漫画誌「りぼん」は250万乙女というキャッチフレーズ通り、圧倒的な発行部数と人気を誇っていました。その中でも看板作家の一人、吉住渉さんの連載作品「ママレードボーイ」は、当時のりぼんっ子にとってはオシャレで大人っぽい作風でした。
高校生の小石川光希はある日、両親から突然の離婚宣言、そしてお互いに別の夫婦と再婚するという、いわゆる交換結婚の話を持ち出されて卒倒寸前。相手の夫婦の一人息子・松浦遊はかなりのイケメンで、光希は一瞬ときめきそうになりますが、2組の夫婦の前で、両親が離婚するなんてやだ、と涙ながらに訴えます。しかし、再婚する夫婦2組と、その子供たちと6人で住むことが決まっている、と言われ光希は否応なく同級生のイケメンとの同居生活に巻き込まれることになります。
光希はとても素直で明るい女の子で、対称的に遊は一見柔らかい雰囲気ながら、本心を決して人に見せないという一面を持っています。それは家庭の事情などが複雑に絡んでいるからですが、それ故に光希に惹かれたんだと思います。
作品全体はコメディっぽく味付けされていてとても読みやすいです。特に光希と遊の親、両親ズは我が道を行く、という感じがどこか憎めません。物語の佳境にはこの両親ズがキーパーソンになっていきます。最終巻辺りはすごくシリアスでした。
実写映画では松浦遊役に吉沢亮さん、小石川光希役に桜井日奈子さんと、まるで原作から抜け出してきたようにピッタリのキャスティングです。1990年代の連載作品がどのような映画に仕上がっているのでしょうか。

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