ママレード・ボーイの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ママレード・ボーイ』とは、吉住渉による少女漫画作品である。主人公の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚を告げられる。そして光希の両親と、光希と同い年の松浦遊の両親と、パートナーを交換して再婚すると言われてしまうのだった。そして6人での共同生活が始まる。光希は遊の事を知るうちに、遊に惹かれていく。しかし同じクラスの須王銀太からも告白され、2人の間で揺れ動く。恋や友情に悩む光希や遊、銀太、親友の秋月茗子達の名言・名セリフは多くの女性達の心を掴み、共感を呼んだ。

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「俺にとって、誰よりも大切なのは亜梨実だ!」

左が銀太、右が亜梨実

光希と遊が別れ、そして光希が螢と付き合っていると知った銀太は、光希と話しをする。光希が螢と付き会うことに納得がいかない銀太は、彼女となった亜梨実とのデートを「光希は大事な友達で心配だから」という理由で断ってしまう。たまらず亜梨実は「あたしと光希さんと、どっちが大事なの?」と叫ぶ。しかし銀太から返ってきた言葉は、「ごめん…」だった。銀太の中には、まだ光希がいると思った亜梨実はショックを受け、別れる決意をする。亜梨実から別れを告げられた銀太は、元気がなくなってしまう。光希は銀太の従兄弟で、亜梨実の事が好きだった六反田務(ろくたんだつとむ)から銀太と亜梨実が別れたと聞き、2人を会わせようと六反田と彼の彼女の高瀬弥生(たかせやよい)と作戦を立てる。弥生は亜梨実を遊園地へ誘い、六反田は銀太を連れて来る。そして観覧車に銀太と亜梨実を押し込むのだった。2人きりになった銀太と亜梨実。銀太は亜梨実に謝り、「亜梨実と光希と、どっちが大切かなんてはじめっから決まってるのに…」と話し出す。「俺にとって、誰よりも大切なのは亜梨実だ!」と自分の気持ちを正直に話すのだった。銀太の心の中には、もう光希ではなく、亜梨実が全てだということが分かるセリフ。その言葉に、笑顔になる亜梨実。亜梨実も一方的に別れを告げた事を謝る。ようやく2人は仲直りし、恋人に戻ることができたのだった。

秋月茗子(あきづきめいこ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「あたしは、絶対、結婚なんてしない」

両親がパートナーを交換して再婚するという話しを、茗子に話す光希。光希はそんな両親が許せないが、茗子は「ファンキーで楽しいご両親じゃない。あたし、好きよ」と答えた。「うちの両親よりずっといいわ」と少し暗い顔で話し始める。茗子の両親は夫婦仲は冷え切っていて、お互いに愛人がいるのに父は世間体から、母は経済的な理由から絶対離婚しないと言う。そんな両親の家庭で育った茗子は、心に傷を負っていた。そして「あたしは、絶対、結婚なんてしない」と宣言するのだった。変わった両親だが、明るい家庭で育った光希が羨ましく、茗子は結婚に希望を持っていないことが分かるセリフである。

茗子と名村の交際が発覚した衝撃のシーン

左が茗子、右が名村

テニスの試合で銀太とダブルスを組む予定だった生徒が骨折してしまい、助っ人として遊が銀太と試合に出ることになった。何が何でも試合に勝ちたい銀太は遊と練習しようとするが、遊は銀太から逃げ、図書館に隠れる。すると2人の人物が、図書館には誰もいないと思い入って来た。遊は誰が入って来たか確かめようと、気付かれないようにそっと覗き込む。するとそこには茗子と担任の名村慎一(なむらしんいち)がいた。そして遊に見られているとも知らずに、2人はキスするのだった。茗子は誰とも付き合っていないと誰もが思っていたが、実は名村と付き合っていたことが発覚する衝撃のシーン。名村は電話がかかってきたため図書館から出て行ってしまうが、茗子は遊がいた事に気付く。遊は誰にも言わないことと、光希はこの事実を知っているのか確認する。茗子は「光希には言っていない」と答え、遊は図書館から出て行くのだった。

「今さら邪魔なんてしないであげてよ。あなたにそんな権利ないんだから!!」

銀太と茗子は、クラスの女子が光希と遊がデートしているところを見たという話しを聞いてしまう。「やっぱりそうなんだ、ショック」と話すクラスの女子。銀太は「どこがいいんだよ、あんなの」とふてくされる。そんな銀太に茗子は、「あなた、そんなこと言える立場じゃないでしょう。あたし、光希には恋して幸せになってほしい。だから今さら邪魔なんてしないであげてよ。あなたにそんな権利ないんだから!!」と忠告するのだった。銀太は昔、光希から貰ったラブレターを友人に見せてしまったという過去がある。本当はラブレターを貰ってとても嬉しかったのに、友人に「光希の事、好きじゃないだろ」と聞かれ、つい「お互い、ただの友達だよ」と答えてしまう。しかもその現場を光希に見られてしまい、銀太は激しく後悔する。銀太は光希を傷つけたことを深く反省し、次の日に髪の毛を切って登校するのだった。そんな出来事があったため、しばらく光希は銀太と話すことが出来なかったが、ようやく昔のように話せるようになったのだ。光希の事を傷つけておいて、光希が他の男子と仲よさそうにしてるのを邪魔する権利などないと、茗子ははっきりと釘を刺した。茗子が光希の事を、大切に想っていることが分かるセリフ。

「邪魔するななんて言ったのが、かえって火をつけちゃったのかなあ」

銀太と茗子が話していると、そこへ光希と遊も現われる。光希が茗子に挨拶すると、後ろに銀太がいることに気付く。光希は前の日、銀太にキスされていた。その事が許せず、銀太の事を無視し、茗子に交換日記を渡して去ってしまう。茗子は日記を読んで全てを悟り、銀太に光希と遊の仲を邪魔する権利はないと忠告したことを思い出し、「邪魔するななんて言ったのが、かえって火をつけちゃったのかなあ」と呟く。これから茗子がどう動いていくか、注目すべきセリフである。

「じゃあさどっちのキスが嬉しかった?松浦くんと保健室?それとも銀太と放課後の教室?」

左が茗子、右が光希

光希は銀太に告白されたもののどうしていいか分からず、茗子に相談する。茗子は「銀太に時間をもらったら?」とアドバイスし、光希は受け入れ、早速銀太に話すのだった。光希は遊と銀太のどちらがたくさん好きなのかなと悩む。そこで茗子は、「じゃあさどっちのキスが嬉しかった?松浦くんと保健室?それとも銀太と放課後の教室?」と質問した。すると光希は、「変なこと言わないで!そんなのどっちも嬉しくないよ!2人ともこっちの気持ち無視して!」と凄い剣幕で茗子に答える。茗子は光希が答えを出せるようにした質問だったが、予想外の光希の反応に圧倒されてしまうのだった。

「親友だからなにもかも話さないといけないの?親友って弱みも傷口も何もかもさらけ出してなぐさめあったり甘えあったりする関係?そんなベタベタした友情ならあたしはいらない」

茗子は両親が喧嘩しているのが耐えられなくて、家を飛び出し、担任であり、恋人の名村慎一(なむらしんいち)の家へ行く。そこで一晩泊まるが、次の日名村の家から出て行く姿を、学校の父兄に見られてしまう。そして茗子はしばらく謹慎処分となった。光希は心配になり、学校が終わると茗子の家へ行く。茗子は光希を外へ連れ出し、名村と付き合っていたことを告白するのだった。そんな茗子に光希は「話してほしかったな。こんなふうに知らされる前に」と話す。「親友なのに、こんな大事なこと隠していたなんて。ちょっとショック」という光希の言葉に茗子は、「親友だからなにもかも話さないといけないの?親友って弱みも傷口も何もかもさらけ出してなぐさめあったり甘えあったりする関係?そんなベタベタした友情ならあたしいらない」と答えるのだった。光希は茗子の言葉にショックを受け、たまらず走って帰ってしまう。茗子は言い過ぎたと後悔したが、光希の後を追うことはなかった。これから光希と茗子はどうなってしまうのか、気になるセリフとシーンである。

「すぐに大人になるから待ってて」

茗子の肩を抱く名村

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