Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ

Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながらギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストと呼ばれている。ギターの神様の異名を持ち、ニックネームは「スローハンド」と呼ばれている。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。

Eric Clapton(エリック・クラプトン)がトップギタリストに求められる資質は何か、と質問されたときのコメントである。クラプトンは素晴らしいテクニックの持ち主である。だがそれだけではない。クラプトンは次のように語っている。『僕の考えでは、最も重要なことはただ一つ、『聴くこと』だ。それもちょっと単純すぎると思うかもしれないが、心で聴かなければならない。でも、それは本当に素晴らしい資質なんだ』と語っている。テクニックだけではなく、共演しているさまざまなミュージシャンとの音の会話も大切。テクニックはすごくても『心で聴くこと』ができなければ良いギタープレイヤーにはなれない、と語っている。

「その日をちゃんと生きる事。人生にこの日は一度しか訪れない」

Eric Clapton(エリック・クラプトン)は、アルコールや薬物の中毒になったり、幼い息子を事故で亡くしたり、波乱万丈の人生を送ってきた。だからこそ、ちゃんと生きる事のすばらしさを語った発言である。

「中毒というのはもうただ言いなりにさせられるだけなんだ」

2008年に『Esquire』が掲載したクラプトンの発言。自分の中毒の状態がどのようになっているかをみるため、釣り好きのクラプトンが釣りに出かけたが、釣竿を折ってしまった。好きな釣りもできないくらいクラプトンの状態はひどいものだった。どん底にまで落ちた自分に気がついた時の発言である。

Eric Clapton(エリック・クラプトン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

クラプトンは神(Clapton is God)

クラプトンが神と呼ばれるようになったのは、ジョン・メイオールズ・ブルースブレイカーズで演奏していた1965年ごろにさかのぼる。ファンが地下鉄の駅の壁に『Clapton is God』とスプレーで落書きをした。その後市内のあちこちに『Clapton is God』と落書きされ話題を呼んだことが由来になっている。クラプトン自身はこのことに対して『僕は自分が世界で最も偉大なギター奏者であることを決して受け入れなかった。僕は常に世界で最も偉大なギタープレーヤーになりたいと思っていたけど、それは理想であり、理想として受け入れている』。と語り、恥ずかしい気持ちを持っていたようである。

スローハンド

クラプトンには『スローハンド』というニックネームが付いている。このニックネームの由来には2つの説がある。一つはクラプトンが速弾き過ぎるので、逆に手がゆっくり見えるという説と、ヤードバーズ時代、ステージ上で切れた弦を交換するために演奏を中断しているとき、観客が遅い手拍子で間をもたせたという2つの説が存在する。

日本武道館

クラプトンは1974年の初来日以来、23回のコンサートを行っている。中でも日本武道館でのコンサートは102回に及び、外国アーティスト最高のライブ回数である。クラプトンは日本武道館に対して、2014年のライブの際に次のように語っている、『僕はもう40年もここ(武道館)に来ている。皆さんのうちの何人かが生まれるよりも前からだよ。ここは僕が演奏してきた中で最高の場所だ。僕をここに招いてくれてありがとう』。クラプトンは日本武道館を最高の場所と言っている。
その他にもクラプトンが武道館でライブを行うのは、原宿にあるとんかつ屋『福よし』にチキンカツを食べたいからとか、裏原宿で洋服を買いたいからともいわれている。クラプトンは格闘技好きで、K-1やPRIDEを観るためだけに来日している。クラプトンが日本武道館を好きな理由は、こういったこともあるかもしれない。

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