Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ

Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながら卓越したギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストともいわれている。ギターの神と呼ばれ、「スローハンド」のニックネームを持つ。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。

ソロアルバム

『フロム・ザ・クレイドル』(From the Cradle)

1.ブルース・ビフォア・サンライズ( Blues Before Sunrise)
2.サード・ディグリー(Third Degree)
3.リコンシダー・ベイビー(Reconsider Baby)
4.フーチー・クーチー・マン(Hoochie Coochie Man)
5.ファイヴ・ロング・イヤーズ(Five Long Years)
6.アイム・トア・ダウン(I'm Tore Down)
7.ハウ・ロング・ブルース(How Long, How Long Blues)
8.ゴーイン・アウェイ・ベイビー(Goin' Away Baby)
9.ブルース・リーヴ・ミー・アローン(Blues Leave Me Alone)
10.シナーズ・プレア(Sinner's Prayer)
11.マザーレス・チャイルド(Motherless Child)
12.イット・ハーツ・ミー・トゥー(It Hurts Me Too)
13.サムデイ・アフター・ア・ホワイル(Someday After a While)
14.スタンディン・ラウンド・クライング(Standin' Round Crying)
15.ドリフティン(Driftin')
16.グローニング・ザ・ブルース(Groaning The Blues)

1994年にリリースされたアルバム。全曲ブルースのカバーアルバムである。ほぼ全曲が1回の録音で行われる、一発録りで録音されている。グラミー賞、ベスト・トラディショナル・ブルース・アルバム部門を受賞している。チャートでは全米、全英で1位を獲得したアルバムである。

ソロアルバム

『ピルグリム』(Pilgrim)

1.マイ・ファーザーズ・アイズ(My Father's Eyes)
2.リヴァー・オブ・ティアーズ(River of Tears)
3.ピルグリム(Pilgrim)
4.ブロークン・ハーティッド(Broken Hearted)
5.ワン・チャンス(One Chance)
6.サーカス(Circus)
7.ゴーイング・ダウン・スロウ(Going Down Slow)
8.フォール・ライク・レイン(Fall Like Rain)
9.ボーン・イン・タイム(Born in Time)
10.シック・アンド・タイアード(Sick & Tired)
11.ニーズ・ヒズ・ウーマン(Needs His Woman)
12.シーズ・ゴーン(She's Gone)
13.ユー・ワー・ゼア( You Were There)
14.インサイド・オブ・ミー(Inside of Me)
15.ムーヴィー・ザット・ネヴァー・ハプンド(Movie That Never Happened)

1998年にリリースされたアルバム。タイトル曲の『ピルグリム』は映画『リーサル・ウエポン4』のサウンドトラックに使われている。アルバムのデザインは新世紀エヴァンゲリオンのキャラクターを手がけた、イラストレーター貞本義行が手がけている。クラプトンが偶然書店で貞本の画集を手に取り、気に入ったことからオファーし、実現した。グラミー賞を受賞した「マイ・ファーザーズ・アイズ」が収録されている。

ソロアルバム

『レプタイル』(Reptile)

1.レプタイル(Reptile)
2.ガット・ユー・オン・マイ・マインド(Got You on My Mind)
3.トラヴェリン・ライト(Travelin' Light)
4.ビリーヴ・イン・ライフ(Believe in Life)
5.カム・バック・ベイビー(Come Back Baby)
6.ブロークン・ダウン(Broken Down)
7.ファインド・マイセルフ(Find Myself)
8.アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット(I Ain't Gonna Stand for It)
9.アイ・ウォント・リトル・ガール(I Want a Little Girl)
10.セカンド・ネイチャー(Second Nature)
11.ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト(Don't Let Me Be Lonely Tonight)
12.モダン・ガール(Modern Girl)
13.スーパーマン・インサイド(Superman Inside)
14.サン&シルヴィア(Son and Sylvia)
15.ルージング・ハンド(Losing Hand)

2001年にリリースされたアルバム。亡くなったクラプトンの叔父に捧げられたアルバムである。幼い頃のクラプトンの写真がアルバムジャケットとして使われている。

ソロアルバム

『ミー&Mr.ジョンソン』(Me and Mr. Johnson)

1.ホウェン・ユー・ガット・ア・グッド・フレンド(When You Got A Good Friend)
2.リトル・クイーン・オブ・スペイズ(Little Queen Of Spades)
3.ゼイアー・レッド・ホット(They're Red Hot)
4.ミー・アンド・ザ・デヴィル・ブルース(Me And The Devil Blues)
5.トラベリング・リバーサイド・ブルース(Traveling Riverside Blues)
6.ラスト・フェア・ディール・ゴーン・ダウン(Last Fair Deal Gone Down)
7.ストップ・ブレイキン・ダウン・ブルース(Stop Breakin' Down Blues)
8.ルクカウズ・カーフ・ブルース(Stop Breakin' Down Blues)
9.カインド・ハーティッド・ウーマン・ブルース(Kind Hearted Woman Blues)
10.カム・オン・イン・マイ・キッチン(Come On In My Kitchen)
11.イフ・アイ・ハッド・ポゼッション・オーヴァー・ジャッジメント・デイ(If I Had Possession Over Judgement Day)
12ラヴ・イン・ヴェイン.(Love In Vain)
13.32-20ブルース(32-20 Blues)
14.ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル(Hell Hound On My Trail)

2004年にリリースされたアルバム。前作『レプタイル』以来3年ぶりのアルバムである。クラプトンが尊敬する伝説のブルースマン、ロバートジョンソン。このアルバムは、ロバートジョンソンに捧げるトリビュートアルバムである。

ソロアルバム

『セッションズ・フォー・ロバート・J』(Sessions for Robert J)

CD
1.スウィート・ホーム・シカゴ(SWEET HOME CHICAGO)
2.ミルクカウズ・カーフ・ブルース(MILKCOW'S CALF BLUES)
3.テラプレーン・ブルース(TERRAPLANE BLUES)
4.イフ・アイ・ハッド・ポゼッション・オーヴァー・ジャッジメント・デイ(IF I HAD POSSESSION OVER JUDGEMENT DAY)
5.ストップ・ブレイキン・ダウン・ブルース(STOP BREAKIN' DOWN BLUES)
6.リトル・クイーン・オブ・スペイズ(LITTLE QUEEN OF SPADES)
7.トラベリング・リバーサイド・ブルース(TRAVELING RIVERSIDE BLUES)
8.ミー・アンド・ザ・デヴィル・ブルース(ME AND THE DEVIL BLUES)
9.フロム・フォー・アンティル・レイト(FROM FOUR UNTIL LATE)
10.カインド・ハーティッド・ウーマン・ブルース(KIND HEARTED WOMAN BLUES)
11.ランブリン・オン・マイ・マインド(RAMBLIN' ON MY MIND)
12.(エンハンスド)CD-EXTRA仕様
DVD
1.カインド・ハーティッド・ウーマン・ブルース (Session I ツアー・リハーサル~ロンドン)
2.ゼイアー・レッド・ホット (Session I ツアー・リハーサル~ロンドン)
3.ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル (Session I ツアー・リハーサル~ロンドン)
4.スウィート・ホーム・シカゴ (Session I ツアー・リハーサル~ロンドン)
5.ホウェン・ユー・ガット・ア・グッド・フレンド (Session I ツアー・リハーサル~ロンドン)
6.ミルクカウズ・カーフ・ブルース (Session II クロスロード・コンサート・リハーサル~テキサス)
7.イフ・アイ・ハッド・ポゼッション・オーヴァー・ジャッジメント・デイ (Session II クロスロード・コンサート・リハーサル~テキサス)
8.ストップ・ブレイキン・ダウン・ブルース (Session II クロスロード・コンサート・リハーサル~テキサス)
9.テラプレーン・ブルース (Session III ロバート・ジョンソンがレコーディングしたスタジオ~ダラス)
10.ヘル・ハウンド・オン・マイ・トレイル (Session III ロバート・ジョンソンがレコーディングしたスタジオ~ダラス)
11.ミー・アンド・ザ・デヴィル・ブルース (Session III ロバート・ジョンソンがレコーディングしたスタジオ~ダラス)
12.フロム・フォー・アンティル・レイト (Session III ロバート・ジョンソンがレコーディングしたスタジオ~ダラス)
13.ラブ・イン・ヴェイン (Session III ロバート・ジョンソンがレコーディングしたスタジオ~ダラス)
14.ランブリン・オン・マイ・マインド (Session IV ホテル・ルーム~サンタモニカ)
15.ストーンズ・イン・マイ・パスウェイ (Session IV ホテル・ルーム~サンタモニカ)
16.ラブ・イン・ヴェイン (Session IV ホテル・ルーム~サンタモニカ)
17.リトル・クイーン・オブ・スペイズ (DVD bonus:)
18.トラベリング・リバーサイド・ブルース (DVD bonus:)
19.インタビュー/オフ・ショット映像等 (Behind-the-scenes footage)

2004年にCD/DVDでリリースされた。このアルバムは前作『ミー&Mr.ジョンソン』で収録できなかった作品や、クラプトンの独占インタビュー、リハーサル風景などの映像も収録されている。その他にもクラプトンの未発表音源なども収録されている。

ソロアルバム

『バック・ホーム』(Back Home)

1.ソー・タイアード(So Tired)
2.セイ・ホワット・ユー・ウィル(Say What You Will)
3.アイム・ゴーイング・レフト(I'm Going Left)
4.ラヴ・ドント・ラヴ・ノーバディ (Love Don't Love Nobody)
5.レヴォリューション(Revolution)
6.愛はすべての人に(Love Comes to Everyone)
7.ロスト・アンド・ファウンド(Lost and Found)
8.ピース・オブ・マイ・ハート(Piece of My Heart)
9.ワン・デイ(One Day)
10.ワン・トラック・マインド(One Track Mind)
11.ラン・ホーム・トゥ・ミー(Run Home to Me)
12.バック・ホーム(Back Home)
13.セイ・ホワット・ユー・ウィル(『Love the Earth』収録ヴァージョン)(Say What You Will )

2005年にリリースされたアルバム。「セイ・ホワット・ユー・ウィル」はクラプトンが作詞・作曲をした「愛・地球博」のテーマソングである。SMPがカバーし、「友だちへ〜Say What You Will〜」としてリリースしている。親友のジョージ・ハリスンへの追悼の意味を込めた「愛はすべての人に」も収録されている。

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