Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ

Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながらギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストと呼ばれている。ギターの神様の異名を持ち、ニックネームは「スローハンド」と呼ばれている。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。

1974年にリリースされた『461 オーシャン・ブールヴァード』に収録された楽曲。クラプトン唯一の全米1位を記録している。ボブ・マーリーのカバーで、この曲がヒットしたことにより、世にレゲエミュージックが広く認知される結果にもなった楽曲である。

『コカイン』(Cocaine)

1977年にリリースされた『スローハンド』に収録された楽曲。JJケイルのカバーである。JJケイルはこの曲がクリームの『サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ』にインスパイアしてつくった楽曲だ、といっている。クラプトンのステージでの定番の楽曲である。

『ワンダフル・トゥナイト』(Wonderful Tonight)

1977年にリリースされた『スローハンド』に収録された楽曲で、翌年にシングルカットされた。当時の妻であるパティ・ボイドについて書かれた楽曲。パーティーに出席するため、身支度をしていたパティ・ボイドを待つ間につくられたといわれる。日本でもテレビドラマの主題歌にされるなど、人気の高いバラードである。

『バッド・ラヴ』(Bad Love)

1989年にリリースされた『ジャーニーマン』に収録された楽曲。シングルカットされ、ベスト・ロック・ボーカル・パフォーマンス部門で、グラミー賞を受賞した。日本でもCMソングに使われるなど、なじみのある楽曲である。

『ティアーズ・イン・ヘヴン』(Tears in Heaven)

1992年にリリースされた楽曲である。最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の3部門でグラミー賞を受賞した。全米シングルチャートの2位を、獲得している。4歳半の息子コナーが、53階にある母親の自宅の階段の踊り場から転落し死亡してしまった。この悲劇にクラプトンは、自宅に引きこもってしまった。この苦難を乗り越えるためにクラプトンは、息子コナーに捧げる曲をつくり、この悲劇を乗り越えた。

『チェンジ・ザ・ワールド』(Change the World)

1996年にリリースされた楽曲である。トミー・シムズとゴードン・ケネディ、ウェイン・カークパトリックの作詞・作曲で、ワイノナ・ジャッドが歌っていた楽曲。クラプトンがカバーし、映画『フェノミナン』の挿入歌として使われた。最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀ポップ男性ボーカル賞をグラミー賞で獲得、全米チャート5位の大ヒットになった楽曲である。

『マイ・ファーザーズ・アイズ』(My Father's Eyes)

1998年のアルバム『ピルグリム』からシングルカットされた楽曲である。クラプトンが自分の父親を見る目、自分の息子を見る目が切なく描かれている。グラミー賞の最優秀男性ポップヴォーカル部門を受賞。

Eric Clapton(エリック・クラプトン)の名言・発言

「ステージ上がった時、自分が1番上手いと思え、ステージを下りている時、自分は1番下手だと思え」

Eric Clapton(エリック・クラプトン)の名言の中では、一番有名な名言である。SNSなどでも頻繁に取り上げられている。ステージ上では最高のパフォーマンスを、ステージを下りたら謙虚な姿勢で練習をする。クラプトンならではの発言である。クラプトンは次のような発言もしている。『上達したかったらとにかく人前で演奏することだ。僕は自分の判断に自信がなかったから常にライヴをやってきた。観客が自分のプレイがどういうものなのかを教えてくれるんだよ』。有名な発言であるが、出典が不明でクラプトンはこの名言を発言していないといった説もある。

「良いギタリストになる条件は、両手に2本以上指があって、良い耳を持っていることだ」

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