Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ

Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながら卓越したギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストともいわれている。ギターの神と呼ばれ、「スローハンド」のニックネームを持つ。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。

1969年に結成されたブラインド・フェイスのアルバム『スーパー・ジャイアンツ』に収録された楽曲。スーパーグループといわれたブラインド・フェイスだがアルバム1枚で解散してしまった。

『いとしのレイラ』(Layla)

1971年にリリースされたデレク・アンド・ザ・ドミノス時代の楽曲。「いとしのレイラ」はアラブ世界の古典悲恋物語『ライラとマジュヌーン』にインスパイアし、つくられた。クラプトンは友人のジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドに恋愛感情を持ってしまった。曲中にその苦しい感情が表現されている。

『ベルボトム・ブルース』(Bell Bottom Blues)

1970年にリリースされたデレク・アンド・ザ・ドミノス時代の楽曲。この曲も「いとしのレイラ」と同じく、ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドへの思いが込められている楽曲である。パティ・ボイドがフランスで流行していたベルボトムジーンズを、クラプトンに頼んだことが発想といわれている。

『アフター・ミッドナイト』(After Midnight)

1970年8月『エリック・クラプトン・ソロ』からシングルカットされた楽曲。JJケイルのカバーでクラプトンのステージでもたびたび演奏される、クラプトンの代表作の一つでもある。

『レット・イット・レイン』(Let It Rain)

1970年8月『エリック・クラプトン・ソロ』からシングルカットされた楽曲。アルバムリリースから2年後の1972年にリリースされた楽曲である。

『アイ・ショット・ザ・シェリフ』(I Shot the Sheriff)

1974年にリリースされた『461 オーシャン・ブールヴァード』に収録された楽曲。クラプトン唯一の全米1位を記録している。ボブ・マーリーのカバーで、この曲がヒットしたことにより、世にレゲエミュージックが広く認知される結果にもなった楽曲である。

『コカイン』(Cocaine)

1977年にリリースされた『スローハンド』に収録された楽曲。JJケイルのカバーである。JJケイルはこの曲がクリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」にインスパイアしてつくった楽曲だ、といっている。クラプトンのステージでの定番の楽曲である。

『ワンダフル・トゥナイト』(Wonderful Tonight)

1977年にリリースされた『スローハンド』に収録された楽曲で、翌年にシングルカットされた。当時の妻であるパティ・ボイドについて書かれた楽曲。パーティーに出席するため、身支度をしていたパティ・ボイドを待つ間につくられたといわれる。日本でもテレビドラマの主題歌にされるなど、人気の高いバラードである。

『バッド・ラヴ』(Bad Love)

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