Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ

Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながらギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストと呼ばれている。ギターの神様の異名を持ち、ニックネームは「スローハンド」と呼ばれている。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。

Side 1
1.ジーザス・カミング・スーン(We've Been Told)
2.揺れるチャリオット(Swing Low, Sweet Chariot)
3.小さなレイチェル(Little Rachel)
4.ドント・ブレイム・ミー(Don't Blame Me)
5.ザ・スカイ・イズ・クライング(The Sky Is Crying)
Side 2
1.ブルースを唄って(Singin' the Blues)
2.メイク・イット・スルー・トゥデイ(Better Make It Through Today)
3.可愛いブルー・アイズ(Pretty Blue Eyes)
4.心の平静(High)
5.オポジット(Opposites)

1975年にリリースしたアルバム。前作『461 オーシャン・ブールヴァード』での『アイ・ショット・ザ・シェリフ』の大ヒットを受けて、レゲエ色を全面的に押し出したアルバムである。クラプトン好きには隠れた名盤といわれている。

『ノー・リーズン・トゥ・クライ』(No Reason to Cry)

Side 1
1.ビューティフル・シング(Beautiful Thing)
2.カーニヴァル(Carnival)
3.サイン・ラングウィッヂ(Sign Language)
4.カウンティ・ジェイル・ブルース(County Jail Blues)
5.オール・アワ・パスト・タイムズ(All Our Past Times)
Side 2
1.ハロー・オールド・フレンド (Hello Old Friend)
2.ダブル・トラブル(Double Trouble)
3.イノセント・タイムズ(Innocent Times)
4.ハングリィ(Hungry)
5.ブラック・サマー・レイン( Black Summer Rain)
Bonus Track(CD)
1.ラスト・ナイト(Last Night)

1976年にリリースされたアルバム。ザ・バンドやボブ・ディランなど多彩なメンバーを迎えて製作したアルバムである。アルバムからシングルカットされた『ハロー・オールド・フレンド』は全米チャートで24位を記録した。

『スローハンド』(Slowhand)

Side 1
1.コカイン(Cocaine)
2.ワンダフル・トゥナイト(Wonderful Tonight)
3.レイ・ダウン・サリー(Lay Down Sally)
4.ネクスト・タイム・ユー・シー・ハー( Next Time You See Her)
5.ウィ・アー・オール・ザ・ウェイ(We're All the Way)
Side 2
1.ザ・コア(The Core)
2.メイ・ユー・ネヴァー(May You Never)
3.ミーン・オールド・フリスコ(Mean Old Frisco)
4.ピーチェズ・アンド・ディーゼル(Peaches and Diesel)

1977年にリリースされたアルバム。エリック・クラプトンのニックネームをタイトルにつけたアルバムである。エリック・クラプトンの代表作ともいわれ、ビルボードアルバムチャートで2位を獲得している。『コカイン』『ワンダフル・トゥナイト』『レイ・ダウン・サリー』の3曲がシングルカットされている。『ワンダフル・トゥナイト』は、パティ・ボイドがパーティーに出席するため身支度を待つ間につくられた曲である。日本のテレビドラマの主題歌などでも使われた、日本でもなじみのある人気のバラード曲である。レイ・ダウン・サリー』全米シングルチャートで3位を獲得している。

『バックレス』(Backless)

1.ウォーク・アウト・イン・ザ・レイン(Walk Out In The Rain)
2.ウォッチ・アウト・フォー・ルーシィ(Watch Out For Lucy)
3.アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー・エニイタイム(I'll Make Love To You Anytime)
4.ロール・イット(Roll It)
5.テル・ミー・ザット・ユー・ラヴ・ミー(Tell Me That You Love Me)
6.イフ・アイ・ドント・ビー・ゼア・バイ・モーニング(If I Don't Be There By Morning)
7.アーリー・イン・ザ・モーニング(Early In the Morning)
8.プロミセス(Promises)
9.ゴールデン・リング(Golden Ring)
10.タルサ・タイム(Tulsa Time)

1978年にリリースされたアルバム。アルバムからシングルカットされた「プロミセス」は全米チャート9位を獲得した。

『アナザー・チケット』(Another Ticket)

1.サムシング・スペシャル(Something Special)
2.ブラック・ローズ(Black Rose)
3.ブロウ・ウィンド・ブロウ(Blow Wind Blow)
4.アナザー・チケット - Another Ticket
5.アイ・キャント・スタンド・イット(I Can't Stand It)
6.ホールド・ミー・ロード(Hold Me Lord)
7.フローティング・ブリッジ(Floating Bridge)
8.キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can)
9.リタ・メイ - Rita Mae

1981年にリリースされたアルバム。キーボードに元プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーを迎えてツインキーボードでつくられたアルバムである。

『マネー・アンド・シガレッツ』(Money and Cigarettes)

1.メイク・ア・チェンジ(Everybody Oughta Make A Change)
2.ザ・シェープ・ユーアー・イン(The Shape You're In)
3.エイント・ゴーイング・ダウン(Ain't Going Down)
4.ロックン・ロール・ハート(I've Got A Rock 'N' Roll Heart)
5.マン・オーヴァーボード(Man Overboard)
6.プリティ・ガール (Pretty Girl)
7.マン・イン・ラヴ (Man In Love)
8.クロスカット・ソー(Crosscut Saw)
9.スロー・ダウン・リンダ(Slow Down Linda)
10.クレイジー・カントリー・ホップ(Crazy Country Hop)

1983年にリリースされたアルバム。バックメンバーをアルバート・リー以外を総入れ替えし、製作されたアルバムである。収録されている『プリティ・ガール』『マン・イン・ラヴ』当時の妻パティ・ボイドに捧げた楽曲である。

『ビハインド・ザ・サン』(Behind the Sun)

1.シーズ・ウェイティング(She's Waiting)
2.ラヴ・キャン・ドゥ(See What Love Can Do)
3.セイム・オールド・ブルース(Same Old Blues)
4.ノック・オン・ウッド(Knock On Wood)
5.サムシング・ハプニング(Something's Happening)
6.フォーエヴァー・マン( Forever Man)
7.イット・オール・ディペンズ(It All Depends)
8.タングルド・イン・ラヴ(Tangled In Love)
9.ネヴァー・メイク・ユー・クライ(Never Make You Cry)
10.ジャスト・ライク・ア・プリズナー(Just Like A Prisoner)
11.ビハインド・ザ・サン(Behind The Sun)

1985年にリリースされたアルバム。今までのアルバムと違い、ポップな音作りをするためにフィル・コリンズをプロデューサーに起用した。シングルカットされた『フォーエヴァー・マン』は全米チャート26位を記録している。

『オーガスト』(August)

1.イッツ・イン・ザ・ウェイ・ザット・ユー・ユーズ・イット(It's in the Way That You Use It)
2.ラン(Run)
3.ティアリング・アス・アパート(Tearing Us Apart)
4.バッド・インフルエンス(Bad Influence)
5.ウォーク・アウェイ(Walk Away)
6.ハング・アップ・オン・ユア・ラヴ(Hung Up on Your Love)
7.テイク・ア・チャンス(Take a Chance)
8.ホールド・オン(Hold on)
9.ミス・ユー(Miss You)
10.ホリー・マザー(リチャード・マニュエルに捧ぐ) (Holy Mother)
11.ビハインド・ザ・マスク(Behind the Mask)
12.グランド・イリュージョン(Grand Illusion)

1986年にリリースされたアルバム。前作の『ビハインド・ザ・サン』と同様にフィル・コリンズをプロデューサーに起用している。アルバムタイトルは自身の息子コナーが8月生まれだったことからつけられた。映画『ハスラー2』の主題歌『イッツ・イン・ザ・ウェイ・ザット・ユー・ユーズ・イット』や、ティナ・ターナーとのデュエット『ティアリング・アス・アパート』、元ザ・バンドの自殺したリチャード・マニュエルに捧げた『ホリー・マザー』、YMOのカバー『ビハインド・ザ・マスク』など話題豊富なアルバムである。

『ジャーニーマン』(Journeyman)

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