Eric Clapton(エリック・クラプトン)の徹底解説まとめ
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Eric Clapton(エリック・クラプトン)とはイギリスのシンガーソングライター、ギタリストである。1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれる。クラプトンは祖父母に育てられながら、幼いころよりブルースの影響を受け13歳でギターを弾き始めた。さまざまなバンドに参加しながら卓越したギターテクニックを身につけていった。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと英国3大ギタリストともいわれている。ギターの神と呼ばれ、「スローハンド」のニックネームを持つ。音楽シーンで影響力のあるギタリストである。
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1.サムシング・スペシャル(Something Special)
2.ブラック・ローズ(Black Rose)
3.ブロウ・ウィンド・ブロウ(Blow Wind Blow)
4.アナザー・チケット - Another Ticket
5.アイ・キャント・スタンド・イット(I Can't Stand It)
6.ホールド・ミー・ロード(Hold Me Lord)
7.フローティング・ブリッジ(Floating Bridge)
8.キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can)
9.リタ・メイ - Rita Mae
1981年にリリースされたアルバム。キーボードに元プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーを迎えてツインキーボードでつくられたアルバムである。
『マネー・アンド・シガレッツ』(Money and Cigarettes)
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1.メイク・ア・チェンジ(Everybody Oughta Make A Change)
2.ザ・シェープ・ユーアー・イン(The Shape You're In)
3.エイント・ゴーイング・ダウン(Ain't Going Down)
4.ロックン・ロール・ハート(I've Got A Rock 'N' Roll Heart)
5.マン・オーヴァーボード(Man Overboard)
6.プリティ・ガール (Pretty Girl)
7.マン・イン・ラヴ (Man In Love)
8.クロスカット・ソー(Crosscut Saw)
9.スロー・ダウン・リンダ(Slow Down Linda)
10.クレイジー・カントリー・ホップ(Crazy Country Hop)
1983年にリリースされたアルバム。バックメンバーをアルバート・リー以外を総入れ替えし、製作されたアルバムである。収録されている「プリティ・ガール」「マン・イン・ラヴ」は当時の妻パティ・ボイドに捧げた楽曲である。
『ビハインド・ザ・サン』(Behind the Sun)
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1.シーズ・ウェイティング(She's Waiting)
2.ラヴ・キャン・ドゥ(See What Love Can Do)
3.セイム・オールド・ブルース(Same Old Blues)
4.ノック・オン・ウッド(Knock On Wood)
5.サムシング・ハプニング(Something's Happening)
6.フォーエヴァー・マン( Forever Man)
7.イット・オール・ディペンズ(It All Depends)
8.タングルド・イン・ラヴ(Tangled In Love)
9.ネヴァー・メイク・ユー・クライ(Never Make You Cry)
10.ジャスト・ライク・ア・プリズナー(Just Like A Prisoner)
11.ビハインド・ザ・サン(Behind The Sun)
1985年にリリースされたアルバム。今までのアルバムと違い、ポップな音作りをするためにフィル・コリンズをプロデューサーに起用した。シングルカットされた「フォーエヴァー・マン」は全米チャート26位を記録している。
『オーガスト』(August)
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1.イッツ・イン・ザ・ウェイ・ザット・ユー・ユーズ・イット(It's in the Way That You Use It)
2.ラン(Run)
3.ティアリング・アス・アパート(Tearing Us Apart)
4.バッド・インフルエンス(Bad Influence)
5.ウォーク・アウェイ(Walk Away)
6.ハング・アップ・オン・ユア・ラヴ(Hung Up on Your Love)
7.テイク・ア・チャンス(Take a Chance)
8.ホールド・オン(Hold on)
9.ミス・ユー(Miss You)
10.ホリー・マザー(リチャード・マニュエルに捧ぐ) (Holy Mother)
11.ビハインド・ザ・マスク(Behind the Mask)
12.グランド・イリュージョン(Grand Illusion)
1986年にリリースされたアルバム。前作の『ビハインド・ザ・サン』と同様にフィル・コリンズをプロデューサーに起用している。アルバムタイトルは自身の息子コナーが8月生まれだったことからつけられた。映画『ハスラー2』の主題歌「イッツ・イン・ザ・ウェイ・ザット・ユー・ユーズ・イット」や、ティナ・ターナーとのデュエット「ティアリング・アス・アパート」、元ザ・バンドの自殺したリチャード・マニュエルに捧げた「ホリー・マザー」、YMOのカバー「ビハインド・ザ・マスク」など話題豊富なアルバムである。
『ジャーニーマン』(Journeyman)
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1.プリテンディング(Pretending)
2.エニシング・フォー・ユア・ラヴ(Anything for Your Love)
3.バッド・ラヴ(Bad Love)
4.ランニング・オン・フェイス(Running on Faith)
5.ハード・タイムス(Hard Times)
6.ハウンド・ドッグ(Hound Dog)
7.ノー・アリバイ(No Alibis)
8.ラン・ソー・ファー(Run So Far)
9.オールド・ラヴ(Old Love)
10.ブレイキング・ポイント(Breaking Point)
11.リード・ミー・オン(Lead Me on)
12.ビフォー・ユー・アキューズ・ミー(Before You Accuse Me)
1989年にリリースされたアルバム。フィル・コリンズ、チャカ・カーン、ダリル・ホール、ジョージ・ハリスン、デヴィッドサンボーンなど超豪華ゲストが参加しているアルバムである。収録曲「バッド・ラブ」はグラミー賞のベストロックボーカルパフォーマンス部門を受賞。ホンダの『アスコット』のCMで、日本にもなじみのある楽曲である。
『フロム・ザ・クレイドル』(From the Cradle)
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1.ブルース・ビフォア・サンライズ( Blues Before Sunrise)
2.サード・ディグリー(Third Degree)
3.リコンシダー・ベイビー(Reconsider Baby)
4.フーチー・クーチー・マン(Hoochie Coochie Man)
5.ファイヴ・ロング・イヤーズ(Five Long Years)
6.アイム・トア・ダウン(I'm Tore Down)
7.ハウ・ロング・ブルース(How Long, How Long Blues)
8.ゴーイン・アウェイ・ベイビー(Goin' Away Baby)
9.ブルース・リーヴ・ミー・アローン(Blues Leave Me Alone)
10.シナーズ・プレア(Sinner's Prayer)
11.マザーレス・チャイルド(Motherless Child)
12.イット・ハーツ・ミー・トゥー(It Hurts Me Too)
13.サムデイ・アフター・ア・ホワイル(Someday After a While)
14.スタンディン・ラウンド・クライング(Standin' Round Crying)
15.ドリフティン(Driftin')
16.グローニング・ザ・ブルース(Groaning The Blues)
1994年にリリースされたアルバム。全曲ブルースのカバーアルバムである。ほぼ全曲が1回の録音で行われる、一発録りで録音されている。グラミー賞、ベスト・トラディショナル・ブルース・アルバム部門を受賞している。チャートでは全米、全英で1位を獲得したアルバムである。
『ピルグリム』(Pilgrim)
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1.マイ・ファーザーズ・アイズ(My Father's Eyes)
2.リヴァー・オブ・ティアーズ(River of Tears)
3.ピルグリム(Pilgrim)
4.ブロークン・ハーティッド(Broken Hearted)
5.ワン・チャンス(One Chance)
6.サーカス(Circus)
7.ゴーイング・ダウン・スロウ(Going Down Slow)
8.フォール・ライク・レイン(Fall Like Rain)
9.ボーン・イン・タイム(Born in Time)
10.シック・アンド・タイアード(Sick & Tired)
11.ニーズ・ヒズ・ウーマン(Needs His Woman)
12.シーズ・ゴーン(She's Gone)
13.ユー・ワー・ゼア( You Were There)
14.インサイド・オブ・ミー(Inside of Me)
15.ムーヴィー・ザット・ネヴァー・ハプンド(Movie That Never Happened)
1998年にリリースされたアルバム。タイトル曲の『ピルグリム』は映画『リーサル・ウエポン4』のサウンドトラックに使われている。アルバムのデザインは新世紀エヴァンゲリオンのキャラクターを手がけた、イラストレーター貞本義行が手がけている。クラプトンが偶然書店で貞本の画集を手に取り、気に入ったことからオファーし、実現した。グラミー賞を受賞した「マイ・ファーザーズ・アイズ」が収録されている。
『レプタイル』(Reptile)
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1.レプタイル(Reptile)
2.ガット・ユー・オン・マイ・マインド(Got You on My Mind)
3.トラヴェリン・ライト(Travelin' Light)
4.ビリーヴ・イン・ライフ(Believe in Life)
5.カム・バック・ベイビー(Come Back Baby)
6.ブロークン・ダウン(Broken Down)
7.ファインド・マイセルフ(Find Myself)
8.アイ・エイント・ゴナ・スタンド・フォー・イット(I Ain't Gonna Stand for It)
9.アイ・ウォント・リトル・ガール(I Want a Little Girl)
10.セカンド・ネイチャー(Second Nature)
11.ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト(Don't Let Me Be Lonely Tonight)
12.モダン・ガール(Modern Girl)
13.スーパーマン・インサイド(Superman Inside)
14.サン&シルヴィア(Son and Sylvia)
15.ルージング・ハンド(Losing Hand)
2001年にリリースされたアルバム。亡くなったクラプトンの叔父に捧げられたアルバムである。幼い頃のクラプトンの写真がアルバムジャケットとして使われている。
『ミー&Mr.ジョンソン』(Me and Mr. Johnson)
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目次 - Contents
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)の概要
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)の活動経歴
- ギターとの出会い
- 「ヤードバーズ」「ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ」への加入から脱退
- スーパーバンド「クリーム」「ブラインド・フェイス」への加入から脱退
- 70年代のソロ活動と「デラニー&ボニー」「デレク・アンド・ザ・ドミノス」
- 80年代の活動
- 90年代の活動
- 2000年以降の活動
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)のプロフィール・人物像
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)のディスコグラフィー
- ソロアルバム
- 『エリック・クラプトン・ソロ』(Eric Clapton)
- 『461 オーシャン・ブールヴァード』 (461 Ocean Boulevard)
- 『安息の地を求めて』(There's One in Every Crowd)
- 『ノー・リーズン・トゥ・クライ』(No Reason to Cry)
- 『スローハンド』 (Slowhand)
- 『バックレス』(Backless)
- 『アナザー・チケット』(Another Ticket)
- 『マネー・アンド・シガレッツ』(Money and Cigarettes)
- 『ビハインド・ザ・サン』(Behind the Sun)
- 『オーガスト』(August)
- 『ジャーニーマン』(Journeyman)
- 『フロム・ザ・クレイドル』(From the Cradle)
- 『ピルグリム』(Pilgrim)
- 『レプタイル』(Reptile)
- 『ミー&Mr.ジョンソン』(Me and Mr. Johnson)
- 『セッションズ・フォー・ロバート・J』(Sessions for Robert J)
- 『バック・ホーム』(Back Home)
- 『クラプトン』(Clapton)
- 『オールド・ソック』(Old Sock)
- 『アイ・スティル・ドゥ』(I Still Do)
- 『ハッピー・クリスマス』(Happy Xmas)
- 『ミーンワイル』(Meanwhile)
- コラボレーションアルバム
- 『ライディング・ウィズ・ザ・キング』(Riding with the King)
- 『ザ・ロード・トゥ・エスコンディード』(The Road to Escondido)
- 『ザ・ブリーズ〜J.J.ケイルに捧ぐ』(The Breeze: An Appreciation of J.J. Cale)
- ライブアルバム
- 『アンプラグド~アコースティック・クラプトン』(Unplugged)
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ』(Sunshine of Your Lov)
- 『ホワイト・ルーム』(White Room)
- 『バッジ』(Badge)
- 『マイ・ウェイ・ホーム』(Can't Find My Way Home)
- 『いとしのレイラ』(Layla)
- 『ベルボトム・ブルース』(Bell Bottom Blues)
- 『アフター・ミッドナイト』(After Midnight)
- 『レット・イット・レイン』(Let It Rain)
- 『アイ・ショット・ザ・シェリフ』(I Shot the Sheriff)
- 『コカイン』(Cocaine)
- 『ワンダフル・トゥナイト』(Wonderful Tonight)
- 『バッド・ラヴ』(Bad Love)
- 『ティアーズ・イン・ヘヴン』(Tears in Heaven)
- 『チェンジ・ザ・ワールド』(Change the World)
- 『マイ・ファーザーズ・アイズ』(My Father's Eyes)
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)の名言・発言
- 「ステージ上がった時、自分が1番上手いと思え、ステージを下りている時、自分は1番下手だと思え」
- 「良いギタリストになる条件は、両手に2本以上指があって、良い耳を持っていることだ」
- 「その日をちゃんと生きる事。人生にこの日は一度しか訪れない」
- 「中毒というのはもうただ言いなりにさせられるだけなんだ」
- Eric Clapton(エリック・クラプトン)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 神と呼ばれるようになったきっかけはファンの落書き
- スローハンドのニックネームのいわれは2つ
- 日本武道館でよくコンサートをする理由は最高の場所だから