魔術師 MERLIN(海外ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔術師MERLIN』とはアーサー王伝説でお馴染みのマーリンを主人公にした歴史ファンタジードラマだ。2008年から2012年にかけて製作されたイギリスドラマであり、全5シーズンから成る。アーサー王伝説をベースに、若かりし頃のアーサーとマーリンの出会いから、キャメロットの偉大なる王とそれを支える魔術師へと成長していく様を描き出した作品。老人のイメージが強いマーリン像のイメージを一新し、まだ魔力も不安定で未熟な青年であるマーリンが「偉大な魔術師」と呼ばれるまでの軌跡が綴られている。

日本語吹き替え:寺内よりえ

マーリンの母でイアルドー村に住んでいる。
マーリンの父不在の中、これまで女手一つでマーリンを育ててきた、芯の強い、優しい女性。

バリノア(演:ジョン・リンチ)

「ドラゴン・ロード」が必要となった時、初めてガイアスの口から明かされたマーリンの父で、最後のドラゴン・ロードと呼ばれる竜遣い。
ウーサーが魔法に関する全てのものを禁じた時、ドラゴン狩りを命じられた。「最後のドラゴン」をキャメロットの地下牢に閉じ込める手助けをさせられたことに腹を立て、ウーサーに反旗を翻す。これによって、追われる身になったバリノアは、イアルドー村に避難。そこでフニスと出会い、愛が育まれた。しかし、自身がイアルドー村に残ることでフニスに危害が及ぶことを案じたバリノアは、フニスと別れキャメロットから遠く離れた洞窟へ身を隠した。この時、フニスのお腹にはマーリンが居たのだが、それを知ることもなく十年以上過ごす。後にマーリンと出会い、真実を知るも襲撃を受けてマーリンの腕の中で絶命する。

その他の登場人物

アグレイン(演:コリン・サーモン)

日本語吹き替え:石塚運昇

ドルイドの指導者として登場。自分の能力に確信が持てないモルガーナの初期導き手となるも、アーサーの手によって殺される。

アラトー(演:ゲイリー・ルイス)

シーズン4から登場。太古の魔法を司祭(カシャ)の地位にある人物で、魔術力が高いのはもちろん戦闘能力にも秀でている。モルガーナには魔術の力、そして拷問スキルを買われ、仲間となりエムリス探しに参戦する。しかし、エムリスの使命が自分の理想とするものと同じであったため、土壇場でモルガーナを裏切り、エムリスを守った。

アレディアン(演:チャールズ・ダンス)

シーズン3に登場。マーリンが息抜きに魔術を使ったのをたまたま通りがかった女性に見られ、魔女狩りがキャメロットで行われるエピソードにのみ登場。魔女狩りのリーダーとして手荒な尋問法で魔術師をあぶりだすも、逆にマーリンの復讐にあい、自身が魔術師というレッテルを貼られ絶命する。

イグレイン妃(演:アリス・パッテン)

日本語吹き替え:紗ゆり

アーサーの亡き母で、ウーサーの亡き妻。アーサーを産んだ時に死去しているため、アーサーは母を知らない。イグレインは不妊であったが、実子を切に望んだウーサーが魔法に頼ったことでアーサーは生まれるも、最愛の妻は失ったことが後に明らかになる。

ヴィヴィアン王女(演:ジョージア・モフェット)

日本語吹き替え:〆野潤子

オラフ王の愛娘で王女。傲慢な性格で、アーサーも近づけない。しかし、道化師の魅了の魔法でアーサーと相思相愛にさせられる。

オーディン王(演:フィンタン・マッキーオン)

日本語吹き替え:永田博丈

アーサーに試合で息子を殺されたことを根に持ち、復讐の機会を伺う。キャメロットで開催される馬上試合に暗殺者を送り込む。

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