Wo Long: Fallen Dynasty(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Wo Long: Fallen Dynasty』は、コーエーテクモゲームスより、2023年3月に発売されたアクションRPG。
舞台は西暦184年、後漢末期の中国であり、いわゆる三国志時代へと突入する最中の乱世が描かれる。
プレイヤーは、義勇兵として、三国志に登場する名声ある武将たちとともに、乱世へと身を投じることになる。
開発は、評価の高い『仁王シリーズ』を手掛けた、コーエーテクモゲームス内の開発チームであるTEAM NINJAであり、ゲームシステムも『仁王シリーズ』を踏襲している。

CV:小松史法

曹操の盟友であり、義勇兵や曹操と共に、丹薬を悪用していた張譲を討ち、都、洛陽を解放する。また、同じく丹薬を悪用する巨大な勢力であった董卓軍を討つために、反董卓連合を率いる。

しかし、董卓との戦いによって荒廃してしまった都を間のあたりにし、さらに各々の目的のために反董卓連合が離散してしまったことで、人々の絆の儚さに絶望する。これを奇貨とした黒衣の導師に唆されることで丹薬の力に目を奪われ、以降義勇兵や曹操と敵対するようになる。

丹薬と妖魔の力を用いて全土を掌握しようとするところまで力をつけたが、これを阻止しようとする義勇兵と曹操に討たれ戦死する。この戦いは、三国志における最大の戦いの一つである官渡の戦いをモチーフとしている。

呂布(りょふ)

CV:藤真秀

董卓の臣下で当時最強の武人と名高い。董卓の臣下として虎牢関の戦いで義勇兵と戦闘し、董卓を裏切った後は、下邳の戦いで義勇兵に討たれ戦死する。

その真の目的は、丹薬による戦乱の輪廻を終わらせるべく黒衣の導師を討つことであり、実の妹である紅晶を戦乱に巻き込まないために、紅晶に黙って董卓の臣下として振る舞っていた。

戦国武将

趙雲(ちょううん)

CV:日野聡

黄巾の乱を収めるために立ち上がった武人の一人。劉備に仕えている。

三国志においては、劉備や諸葛孔明と深い関わりがあり、高い人気を誇る三国武将の一人であるが、本作は三国志初期を舞台としていることもあり、登場シーンがあまりない。

劉備(りゅうび)

CV:中谷一博

黄巾の乱を鎮圧するために立ち上がった義勇兵の一人であり、曹操軍に加入し、董卓や袁紹と戦う。

本作のストーリー終盤では、袁紹に捕えられ、丹薬の力により妖魔と化していたところを、義勇兵や義兄弟である関羽、張飛に助けられる。

張飛(ちょうひ)、関羽(かんう)

左から張飛、関羽。

CV:白熊寛嗣(関羽)、かぬか光明(張飛)

関羽と張飛は、劉備に忠義を誓っており、『三国志演義』においては、三人が桃園の誓いにより酒杯を交わし、黄巾の乱を鎮めるために立ち上がる場面が描かれている。

張梁(ちょうりょう)

CV:間宮康弘

本作で最初に登場するボス。兄である張角、張宝とともに黄巾の乱を引き起こし、自らを人公将軍と名乗った。

張宝(ちょうほう)

CV:山本兼平

兄の張角、弟の張梁とともに黄巾の乱を引き起こした。自らを地公将軍と名乗る。本作では、『三国志演義』をモチーフとし、妖術に長けた者として描かれている。

張角(ちょうかく)

CV:村治学

政治腐敗により困窮した農民を蜂起させ、黄巾の乱を引き起こした。

本作では、黄巾の乱を治めようとする義勇兵や孫謙、曹操に討たれ、戦死した。黄巾の乱以降、これを治めるために力をつけた各地の武将が割拠し、三国時代へと突入していく。

HiyaTakuya
HiyaTakuya
@Takuya00

目次 - Contents