パタリロ！（魔夜峰央）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『パタリロ！』とは1978年より魔夜峰央が『花とゆめ』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。架空の島国・マリネラを舞台に、その国王のパタリロが英国秘密情報部の凄腕エージェントであるバンコランやその愛人で殺し屋のマライヒ、側近のタマネギ部隊などとともに巻き起こす騒動を描く。同性愛を題材にした耽美的な世界観を持つギャグ漫画で、少女漫画界屈指の長寿作品である。
ロボットたち
プラズマX（CV：堀秀行）
パタリロが製作した鉱山採掘用ロボット。30万馬力のパワーを持つ。お菓子作りや刺繍が得意。
しゃべることはできないが、人間との意思疎通はできる。
パタリロが作ったアフロ18、プララ、αランダムと家族を構成する。
アフロ18（CV：増山江威子）
パタリロが製作したロボット。当初はプラズマを見下していたが、やがて夫婦となる。
プララ、αランダムとともに家族を構成するが、パタリロにダイヤモンド販売網を潰されたピョートル大帝の報復により、金属カビ「マルスX」に全身を侵されて死亡した。
プララ（CV：野村道子）
プラズマXとアフロ18の娘として作られたロボット。2000馬力のパワーを持つ。
当初は赤ん坊型のボディで産まれたが、のちに少女型のボディに移行した。
αランダム（CV：堀絢子）
パタリロがプララの兄として製作したロボットで、妹のプララより後に造られた。
5000馬力のパワーを持つ。
エレクトロ＝マンドラ
アフロ18死亡後の、プラズマXの後妻。パタリロの師であるブラント博士によって製作されたがロボット。ピョートル大帝の謀略によって猜疑心が強く嫉妬深い性格に設定されており、プララがマリネラを飛び出して放浪するきっかけとなった。
のちに「アフロのやさしさ」を知能回路に組み込むことによってやさしい母親となった。
魔界
アスタロト
ベール、ルキフェル、ベールゼブブと並ぶ魔界の四大実力者として君臨する魔王。パタリロ6世を従者として法皇の魂の争奪戦に参加する。
ベールゼブブ
ベール、ルキフェル、アスタロトと並ぶ魔界の四大実力者として君臨する魔王。アスタロトと対立する。
猫娘
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目次 - Contents
- 『パタリロ！』の概要
- 『パタリロ！』のあらすじ・ストーリー
- パタリロとバンコラン、マライヒの出会い
- スターダスト計画
- 霧のロンドンエアポート
- バンコラン VS バンコラン
- 魔王アスタロトとパタリロ6世の冒険
- 『パタリロ！』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- パタリロ・ド・マリネール8世（CV：白石冬美、演：加藤諒（舞台、映画））
- ジャック・バルバロッサ・バンコラン（CV：曽我部和恭、演：青木玄徳（舞台、映画）、宇野結也（舞台））
- マライヒ（CV：藤田淑子、演：佐奈宏紀（舞台、映画）、後藤大（舞台））
- マリネラ王国
- タマネギ部隊（CV：野島昭生、古川登志夫、古谷徹、三ツ矢雄二、塩屋翼、塩沢兼人、井上和彦、神谷明、演：細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生、蒼木陣、原嶋元久、田口司、佐川大樹、大久保樹、江本光輝、中田凌多、星豪毅、奥田夢叶）
- 警察長官（CV：永井一郎）
- パタリロの一族
- パタリロ6世
- パタリロ7世（CV：杉山佳寿子）
- パタリロ10世（CV：松島みのり）
- エトランジュ（CV：池田昌子）
- バンコランの関係者
- キーン・バンコラン
- フンギー（フンギルバット）
- フィガロ・バンコラン
- 国際ダイヤモンド輸出機構
- デュラン・ド・ラーケン（CV：仲村秀生、古川登志夫）
- 各国の情報部員
- イヨマンテ・サンダース（CV：滝口順平）
- デミアン・ナイト（CV：井上真樹夫、演：川上将大（舞台））
- アーサー・ヒューイット（CV：谷育子、古谷徹、野島昭生）
- ミハイル
- ロボットたち
- プラズマX（CV：堀秀行）
- アフロ18（CV：増山江威子）
- プララ（CV：野村道子）
- αランダム（CV：堀絢子）
- エレクトロ＝マンドラ
- 魔界
- アスタロト
- ベールゼブブ
- 猫娘
- その他
- スーパーキャット（CV：中野聖子）
- 間者猫（かんじゃねこ／CV：大竹宏）
- バンザイぬいぐるみ
- ザカーリ（CV：戸田恵子、演：佐藤永典（舞台））
- デュモン
- 『パタリロ！』の用語
- マリネラ王国
- タマネギ部隊
- MI6（えむあいしっくす）
- KGB（かーげーべー）
- CIA（しーあいえー）
- FBI（えふびーあい）
- 国際ダイヤモンド輸出機構
- タランテラ
- 魔界
- クックロビン音頭
- 『パタリロ！』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- タマネギ16号「パタリロ＝ド＝マリネール8世殿下へ 永遠の忠誠をこめて」
- プララ「ママを嫌いだなんて言ったのはウソよ！大好きよママ！大好きよ！だから…だから…」
- パタリロが生まれて初めて心の底から泣いた日
- マライヒ「こんなことを思ったらその罪で地獄に堕とされるかもしれないけど…でもうれしい！」
- バンコラン「帰ろう…帰ろう…家へ…」
- 『パタリロ！』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 多様性の先駆け
- 多くのスピンオフ作品が存在
- 少女漫画界では異例の長寿連載
- 封印されたエピソード「マリネラの吸血鬼」
- 2010年代になって突然の実写化
- 『パタリロ！』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：藤本房子『パタリロ！』
- ED（エンディング）：竹田えり『美しさは罪』
- ED（エンディング）：スラップスティック、白石冬美『クックロビン音頭』