大雪海のカイナ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『大雪海のカイナ』とは、弐瓶勉(東亜重工)原作のテレビアニメ作品である。拡がり続ける「雪海」により大地が消えかけた異世界を舞台に、天膜に住む少年カイナと地上の少女リリハの冒険を描く。独自の世界観と美麗なビジュアルが特徴である。カイナとリリハが軌道樹と呼ばれる巨木や古代兵器「建設者」などの謎に迫りつつ、滅びかけた世界を変える物語が始まっていく。細谷佳正、高橋李依、坂本真綾など豪華な声優陣が出演している。アニメ終了後ほどなくして劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』が公開された。

天蓋にも棲む虫の1つ。青く、コオロギのような格好をしている。天膜を修復したり、食べ物になるなど生活の糧となっているが、地上の雪海では嫌がられている。

大軌道樹蟲(おおきどうじゅむし)

軌道樹に棲む虫の一つ。トンボに似た姿をしており、樹の穴にたくさんの卵を生む。

ヒカリ

最初は天膜の穴付近に現れる、神出鬼没の謎の物体。名付けたのはリリハで、幼い頃から見えていた。

浮遊虫(ふゆうちゅう)

この世界に棲む虫の一種。複数の袋状の嚢を持った生物。空に向かって昇っていく能力を持つ。リリハが軌道樹の上の天膜へと昇る手段として使った。

雪海馬(ゆきうみうま)

アトランド兵が乗っているのが雪海馬。

この世界における馬の役割を担う動物。小さなツルツルしたつぶらな瞳の恐竜の姿をしている。大切に管理されている。

オオノボリ

雪海の守り神。青っぽい半透明で細長い姿をしている。リリハの首飾りに反応して顕現するが、「建設者」によって消されしまい、水の雨になる。ヒカリが変化したものとされる。

『大雪海のカイナ』の用語

世界関連

大雪海(おおゆきうみ)

大雪海とは、地表を覆った雪と氷の広大な海である。この海は拡がり続けており、大地が消えかけた異世界の舞台となっている。人々は巨木「軌道樹」の根元や頂から広がる「天膜」の上でかろうじて暮らしている。

軌道樹(きどうじゅ)

軌道樹とは、雪海の中から天空に伸びる巨大な樹木である。この樹木は水を湧き出させる力を持ち、人々はその根元や頂から広がる人工的な屋根「天膜」の上で生活している。軌道樹の起源や性質は謎に包まれており、古代の文明の遺産と考えられている。

天膜(てんまく)

rb46-yz8
rb46-yz8
@rb46-yz8

Related Articles関連記事

ヨルシカ(n-buna・suis)の徹底解説まとめ

ヨルシカ(n-buna・suis)の徹底解説まとめ

ヨルシカとはコンポーザーのn-buna、ボーカルのsuisによる日本の男女二人組のロックバンド。2017年に結成。ヨルシカというバンド名は1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲「雲と幽霊」という曲の歌詞の「夜しかもう眠れずに」からとられた。2020年には「第34回日本ゴールドディスク大賞」にて「ベスト5ニューアーティスト(邦楽)」を受賞するなど特に若い世代から人気を集めている。また、メンバーは顔出しをしていないにも関わらず、様ざまな人から歌声を評価され、支持を受けている。

Read Article

GODZILLA 決戦機動増殖都市(アニゴジ)のネタバレ解説・考察まとめ

GODZILLA 決戦機動増殖都市(アニゴジ)のネタバレ解説・考察まとめ

『GODZILLA 決戦機動増殖都市(アニゴジ)』とは、2018年公開の日本のアニメーション映画である。監督は静野孔文と瀬下寛之。 通称アニゴジと言われている3Ⅾアニメーション作品であり、全三部作で構成されている。 ゴジラが出現したことで、人類は滅亡の危機に見舞われていた。主人公のハルオは、生き残った仲間やフツアと呼ばれる民族たちと協力し、再びゴジラに挑むのだった。 見所はフツアの民族との交流や、ナノメタルという大きな希望とそれに伴う犠牲に苦悩するハルオの心の葛藤である。

Read Article

獣の奏者エリン(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

獣の奏者エリン(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『獣の奏者 エリン』とは、2009年1月から12月にかけてNHK教育で放映されたアニメ。架空の王国を舞台に、決して人に慣れないとされる獣と心を通わせることができる少女エリンが、国家の思惑に巻き込まれながらも生命の神秘を探究する姿が描かれた。原作は2006年に講談社より刊行された上橋菜穂子による小説『獣の奏者』。青い鳥文庫、講談社文庫からそれぞれ文庫化もされており、シリーズ累計部数は200万部を超えている。シリウスKCにて武本糸会により漫画化もされており、メディアミックスも盛んに行われている。

Read Article

人形の国(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

人形の国(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『人形の国』とは2017年4月~2021年10月まで『月刊少年シリウス』に連載された弐瓶勉の描くSFダークファンタジーである。人工天体アポシムズという超構造体の殻で覆われた極寒の地表で、主人公であるエスローは特殊な弾丸「AMB」を手にしたことにより、リドベア帝国に狙われ謎の自動人形であるタイターニアと旅をすることになる。エスローはやがてアポシムズの因果に関わることになり、地表人の重要な存在として皇帝スオウニチコと対峙する。難解な考察により読者を選ぶが、雰囲気と世界観からファンも多い。

Read Article

ウルトラマンネクサス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラマンネクサス(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンネクサス』とは、円谷プロダクション制作で2004年から2005年にかけて放送された特撮テレビドラマ。新たなウルトラマン像を目指す新プロジェクト「ULTRA N PROJECT」の先駆けであり、シリアスなストーリーや対象年齢の引き上げなど、従来のウルトラマンから大きな変化が話題となった。ストーリーは人を襲うスペースビーストと、ウルトラマンネクサスの戦いを描く。また主人公である孤門一輝の成長と、彼を中心とする人間関係も大きな話題を呼んだ。

Read Article

【ヨルシカ】ピアノが美しすぎて鳥肌が止まらない楽曲まとめ【だから僕は音楽を辞めた】

【ヨルシカ】ピアノが美しすぎて鳥肌が止まらない楽曲まとめ【だから僕は音楽を辞めた】

ピアノと聞くとクラシックやジャズなどで奏でられるイメージのある楽器ですが、実はJ-POPやアニメソングなど私たちの身近な音楽にも一般的に使われています。ピアノの奏でるメロディって、聴いているとなんだか心が落ち着きますよね。この記事では、そんなピアノが素晴らしい楽曲についてまとめました。心地良すぎて眠たくなっちゃうかもしれません。

Read Article

目次 - Contents