トーマの心臓(萩尾望都)のネタバレ解説・考察まとめ

『トーマの心臓』とは、萩尾望都により1974年から『週刊少女コミック』にて全33回連載された、ドイツのギムナジウムを舞台に少年たちの迷いやふれ合いを描いた少女漫画である。閉鎖的なギムナジウムの中で迷い愛を知る少年たちが繊細描かれており、根強い人気を誇る少女漫画の不朽の名作である。その冬最後の雪の日、ひとりの少年が死んだ。主人公・ユーリの元には一通の短い遺書が届く。儚く美しい少年達の信仰、愛、友情を描く。

アーダム

高等部1年(14歳)
ユーリの親衛隊でヘルベルト、エーリクと同室。ヘルベルトと対立している。
メガネとマッシュルームカットが特徴。

アイロス(アロ)

高等部1年(14歳)
ユーリの同級生。

イグー

高等部1年(14歳)
エーリクの同室。

教職員

ルドルフ・ミュラー

シュロッターベッツ・ギムナジウムの校長。
オスカーの父グスタフとは親友であり、ヘラを奪い合ったライバルでもある。オスカーに実の父だと言い出せずにいる。

ブッシュ先生

ラテン語の教諭。大変厳しく時に鞭を振るう。一般的でない豊かな解釈をするエーリクに厳しくあたるが一目置いている。

ホーマン先生

化学の教諭。ヨハネ館の舎監だったが校医に言われるがまま、部屋をユーリに譲りわたす。

校医(アルット)

校長とともにリンチの後もユーリの心の傷を心配し、見守っている。ユーリを気遣い大部屋から移動するよう促した。校長と親交があり信頼を得ている。

生徒の家族・大人たち

マリエ・シュヴァルツ

エーリクの母。美しくわがままで少女のような恋多き女性。交通事故で亡くなってしまう。

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@hiroyasukun3

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