ファイブスター物語(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイブスター物語』(略称『FSS』)とは永野護が『月刊ニュータイプ』で連載している漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。4つの恒星と1つの遊星からなる「ジョーカー太陽星団」を舞台とし、光の神である天照帝とパートナーのラキシスを中心に、巨大兵器「モーターヘッド」とそれを動かす「騎士」「ファティマ」たちの数千年におよぶ戦いを描く。SF作品であるが神や悪魔、ドラゴンが登場するファンタジー要素も併せ持つ。何度かの休載をはさみながら連載され、2013年の連載再開時から大幅な設定変更が行われた。

デコース・ワイズメル

CV:中尾隆聖
三代目黒騎士。騎士としての能力は超一流だが、性格が破綻しており「狂騎士(ザ・シバレース)」とも呼ばれていた。二代目黒騎士であるロードス・ドラクーンを倒す。
ボスヤスフォートの協力者として、バッハトマ魔導帝国の黒騎士団団長となる。

ファティマ・マイト

クローム・バランシェ

CV:田中秀幸
ファティマを制作するファティマ・マイトで、星団四大マイトの1人。
その生涯で45人の優秀なファティマを生み出した。延命に次ぐ延命により体がボロボロの状態で「運命の三姉妹」を作り、ラキシスの願いを聞き入れて彼女に超常の力を与えた。
アマテラスの数少ない友人の1人。

モラード・カーバイト

ファティマ・マイトで、星団四大マイトの1人。クローム・バランシェの親友であり、ライバル。
モーターヘッド・黒騎士とセットで開発したエストや、コーラス3世のパートナーであるウリクルなどを生み出した。
ジュノーでライキスと出会ったことをきっかけ、狂気に走ることになる。

ミース・シルバー・バランシェ

ファティマ・マイト。クローム・バランシェの養女。剣聖カイエンのファティマ・アウクソーを使い、自らの子宮をファティマのものに置き換えて、カイエンの子であるマキシマムを産む。

その他

すえぞう

5匹のドラゴンの盟主「L.E.D.ドラゴン」の幼生体。ドラゴンは一定期間ごとに転生を行い、幼生体から成長をやりなおすが、その際に「命の水」と呼ばれる奇跡の力を持つ物体を生み出すとされる。
カステポーでアーレン・ブラフォードに狙撃されて瀕死となっていたアマテラスと出会い、彼を蘇生させる。
しばらくアマテラスと行動をともにしたあと、アトロポスに預けられ、彼女と放浪生活を送る。

エスト

MH(GTM)バッシュ・ザ・ブラックナイトとのペアで制作された、モラード・カーバイト作のファティマ。彼女に選ばれたパートナーは「黒騎士」と呼ばれる。
バッシュ・ザ・ブラックナイトは完全なシンクロを見せ、通常のモータへッドとファティマの組み合わせよりも2ランク上のパワーを出すことができる。
「騎士をマスターとして認識する機能が壊れてしまった工場製のファティマ・バーシャ」という別人格を持ち、見込みのある騎士を探すため放浪する。

『ファイブスター物語』の用語

人種

騎士(ヘッドライナー)

太古の戦闘人種の血が発現した結果、驚異的な身体能力を持ち、戦闘兵器MH(GTM)で戦うことができる人々。

純血の騎士

AD世紀に遺伝子改造されて生まれた戦闘人種。星団歴の騎士は「純血の騎士」の血が一般人と混血し血が薄まった結果生まれたものであり、「純血の騎士」は星団歴の騎士とは別物と言っていいほどの高い戦闘能力を持つ。

ファティマ

モーターヘッドを操縦する騎士を助ける、生体コンピュータ。

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