ファイブスター物語(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイブスター物語』(略称『FSS』)とは永野護が『月刊ニュータイプ』で連載している漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。4つの恒星と1つの遊星からなる「ジョーカー太陽星団」を舞台とし、光の神である天照帝とパートナーのラキシスを中心に、巨大兵器「モーターヘッド」とそれを動かす「騎士」「ファティマ」たちの数千年におよぶ戦いを描く。SF作品であるが神や悪魔、ドラゴンが登場するファンタジー要素も併せ持つ。何度かの休載をはさみながら連載され、2013年の連載再開時から大幅な設定変更が行われた。

フィルモア帝国

レーダー8世

フィルモア帝国の237代皇帝。
大騎士団ノイエ・シルチスと、別働隊であるブーレイ傭兵騎士団を操り、星団に大きな影響力を持つ。自らもMHを操る騎士でもある。

ダイ・グ・フィルモア5世

フィルモア帝国の238代皇帝。天位を持つ騎士。パートナーとなるファティマはチャンダナ。
ダグラス・カイエンから天位を受けた、強力な騎士でもある。
カラミティ星の滅亡に備え、全国民を別の惑星に移住させるという計画を実行に移す。そのための領地獲得を目的として魔導大戦に介入する。

ラルゴ・ケンタウリ

フィルモア帝国の騎士団「ノイエ・シルチス」の赤騎士団長で、三銃士の筆頭。居合の名手。
若い頃のコーラス3世との間に因縁がある。ハグーダによるジュノー侵攻の際「虹のブーレイ」を率いてハグーダ側として参戦した。
モータヘッド・サイレンでコーラス3世の乗るジュノーンを奇襲し、コーラス3世を倒すが、クローソーとジュノーンの逆襲を受け、自身も死亡した。

クリスティン・V (くりすてぃん びぃ)

フィルモア帝国の名門ビィ家の騎士。
父のバーバリュース・ビィは「ノイエ・シルチス」の三銃士の1人。天位とハイランダー(皇帝代理騎士)の称号を持つ。
バーバリュースが当時無名だったデコース・ワイズメルに敗北したのをきっかけに、一般人の上級生からいじめにあい、相手を殺害してしまう。この事件により、バーバリュースは責任をとって自決した。
このような事情もあり、帝国に身も心も捧げることを誓う。パートナーのファティマはバーバリュースから受け継いだ町。

クバルカン法国

ミューズ・バン・レイバック

クバルカン法国の騎士団ルーン騎士団の騎士。枢機卿の位を持ち、次期法王の期待を背負う。パートナーとなるファティマは静(しず)。
やや頭が堅く、融通が利かない性格。カステポーでメヨーヨの起こした「壊し屋事件」を解決した。
ハスハント開放戦ではルーン騎士団を率い、ハスハ側として参戦する。

ハスハ連合共和国

アッセルムラトワ・ディスターブ・ムグミカ・アトール

ハスハ連合共和国(アトール聖導王朝)の皇帝。アマテラスに匹敵するほどの強い予知能力を持つ。
魔導大戦においてボスヤスフォートの襲撃で受けてその生涯を閉じるが、自らの血を対価に「血の召喚」を行い、ボスヤスフォートを撃退した。

ヤーボ・ビート

ハスハ連合共和国のエープ騎士団スバース隊の副隊長。ダグラス・カイエンとの間に双子のデプレッサー・ビートとマグダル・ビートを産む。
パートナーとなるファティマはコンコード。

トラン連邦共和国

ミッション・ルース

CV:若本規夫
トラン連邦共和国の大統領。純血の騎士。「ボード・ヴュラード」という偽名でトラン連邦公安騎士を務め、大統領になって以降も身分を隠して不正や悪を正す旅をしている。
パートナーのファティマはメガエラ。 

バッハトマ魔法帝国

ディス・ヒフツェン・ボスヤスフォート

バッハトマ魔導帝国皇帝。高い魔力と純血の騎士を制御する力を持つ、純血のダイバー。かつてアマテラスの母アマテラスのミコトとアマテラスに戦いを挑むが敗れ、精神のみの存在となっていた。
小国シーブルの宰相ディ・バローを操り、L.E.D.ドラゴンの持つ「命の水」を得て復活を果たす。
シーブルを乗っ取り、バッハトマ魔導帝国を建国。黒騎士デコース・ワイズメルやユーコン財閥総帥の女性ダイバービューティ・ペールの2人と共に、アマテラスの居城であるフロートテンプルに攻め入り、ミラージュ騎士団に壊滅的打撃を与えるも、アマテラスの分身であるメル・リンス・ウザーレ・ターマに撃退される。
その後、ハスハ連合共和国へと侵攻し、魔導大戦を引き起こす。

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