ファイブスター物語(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイブスター物語』(略称『FSS』)とは永野護が『月刊ニュータイプ』で連載している漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。4つの恒星と1つの遊星からなる「ジョーカー太陽星団」を舞台とし、光の神である天照帝とパートナーのラキシスを中心に、巨大兵器「モーターヘッド」とそれを動かす「騎士」「ファティマ」たちの数千年におよぶ戦いを描く。SF作品であるが神や悪魔、ドラゴンが登場するファンタジー要素も併せ持つ。何度かの休載をはさみながら連載され、2013年の連載再開時から大幅な設定変更が行われた。

CV:川村万梨阿
クローム・バランシェが制作した44体目のファティマで、運命の三女神の1人。アマテラスの妻。
厳密にはファティマではなく、バランシェがその全ての能力を注いで創造した超生命体であり、ファティマとして桁違いの能力に加え、騎士を凌駕するほどの高い戦闘能力とダイバーとしての力を持つ。もともとは普通のファティマとして育てられていたが、幼い彼女の「ソープ様と永遠に添い遂げたい」という願いに応えたバランシェによって作り直された。
星団暦2988年に完成し、レディオス・ソープ(アマテラス)をマスターとした。その後、正式に「天照」の家名を受けて皇位継承権第2位の保持者となる。

2989年のハグーダによるジュノー侵攻の際には、アマテラスやミラージュナイトと共にコーラス入りし、妹クローソーの戦いとジュノーンの封印を見届ける。
2992年にミラージュナイトの左翼大隊が反乱を起こすと、アマテラス不在の中フロートテンプルを守り通した。
3031年、魔導大戦の際には、ミグノシア・ベラ国にレディオス・ソープの妻「ファナ」として現れ、ソープの業務をサポートする。
3239年、A.K.D.のカラミティ侵攻で、K.O.G.と共にカラミティ爆発に巻き込まれ、消息を絶つ。この時の爆発の衝撃で時空の狭間に落ち込み、K.O.G.と共に様々な時空や次元を放浪することになる。

A.K.D.

F.U.ログナー(ふぁるく ゆーげんとりっひ ろぐなー)

A.K.D.右大臣兼総軍司令官兼貴族院議長、ミラージュ騎士団総司令兼右翼大隊司令、A.K.D.内の国であるバビロン王国の国王。ミラージュ騎士団オレンジ・ライトのNo.4。死んでもクローン再生によって全記憶と全ての力を有したまま蘇生できる。星団最強の力を持つ騎士。パートナーのファティマはイエッタ。

アイシャ・コーダンテ

CV:佐々木るん
A.K.D.を統治するアマテラス家の分家コーダンテ大公家の当主にして、A.K.D.左大臣兼筆頭司政官兼三軍司令官、グリース王国首相。ミラージュ騎士団オレンジ・ライトのNo.2。アマテラスの影武者を務めることもある。 パートナーのファティマはアレクトー。

ダグラス・カイエン

剣聖。純血の騎士として星団中の騎士をはるかに超える戦闘力とダイバーの力を持つ。成人後はほとんど歳を取らない不老の肉体を持つ。
エープ騎士団の女性騎士ヤーボ・ビートとの間に、男女の双子デプレッサー・ビートとマグダル・ビートをもうける。 また、アウクソーを借り腹として受精し、ミース・シルバー・バランシェが産んだマキシマム・ハルトフォラスもカイエンの息子にあたる。
パートナーのファティマはアウクソー。

アトロポス

クローム・バランシェが制作した43体目のファティマで、運命の三女神の1人。ラキシス、クローソーよりも先に成人し、彼女たちを狙う領主ユーバー・バラダの手からいち早く逃がされた。
アマテラスによってA.K.D.のライム公爵家の籍を送られて以降は、人間A-T・ライム伯爵と名乗る。

アウクソー

クローム・バランシェが制作した38体目のファティマ。剣聖ダグラス・カイエンのパートナーとするために制作された。その正体は星団初のファティマ、フォーカスライト。複数の情報体を持ち、いかなる損傷を負っても元の記憶を保持したままの再生が可能。

クーン

クローム・バランシェが制作した1体目のファティマ。騎士以上の力を持つ。
剣聖デイモス・ハイアラキのパートナーとなる。ハイアラキ亡き後は、アース・ドラゴンの元で眠っていたが、イズモアストロシティのモーターヘッド・マイトダイヤモンド・ニュートラルのパートナーとなる。

コーラス王朝

コーラス3世

CV:井上和彦
コーラス王国の王。「武帝」と称される騎士。パートナーとなるファティマはウリクル。
高潔な人物で、アマテラスの数少ない友人となる。
若い頃、留学中にフィルモア帝国の筆頭騎士であったラルゴ・ケンタウリとの間に因縁が生じる。結果的にそれはウリクルと自身の命を奪うことになった。
若い頃の姿は『重戦機エルガイム』の主人公であるダバ・マイロードがデザインのベースとなっている。

クローソー

CV:佐久間レイ
クローム・バランシェが制作した45体目のファティマで、運命の三女神の1人。アマテラスとラキシスを殺すことができるという役目を担っており、ファティマとしての能力はラキシスをしのぎ、史上最強となっている。
 コーラス3世に未来のマスターであるコーラス6世の面影を見出し、コーラスのもとに身を寄せる。 

ウリクル

モラード・カーバイト制作のファティマ。コーラス3世のパートナー。
ハグーダによるジュノー侵攻の際、コーラス3世とともに未完成のジュノーンで出撃する。
その際に虹のブーレイと遭遇し、互角の戦いを繰り広げるもジュノーンは擱座。重傷を負ったコーラス3世を逃がすため、囮となって殺された。

Mintgirl
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