ファイブスター物語 / The Five Star Stories / FSS

ファイブスター物語 / The Five Star Stories / FSS

『ファイブスター物語』(略称『FSS』)とは永野護が『月刊ニュータイプ』で連載している漫画作品、およびそれを原作としたアニメ作品。4つの恒星と1つの遊星からなる「ジョーカー太陽星団」を舞台とし、光の神である天照帝とパートナーのラキシスを中心に、巨大兵器「モーターヘッド」とそれを動かす「騎士」「ファティマ」たちの数千年におよぶ戦いを描く。SF作品であるが神や悪魔、ドラゴンが登場するファンタジー要素も併せ持つ。何度かの休載をはさみながら連載され、2013年の連載再開時から大幅な設定変更が行われた。

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ファイブスター物語 / The Five Star Stories / FSSのレビュー・評価・感想

ファイブスター物語 / The Five Star Stories / FSS
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難解さと作者の気まぐれが魅力?『ファイブスター物語』

『ファイブスター物語』(ファイブ・スター・ストーリーズ)は、角川書店発行のアニメ雑誌「月刊 ニュータイプ」において1986年から連載されている漫画作品。

科学文明が衰退を始めている世界で、4つの恒星からなる「ジョーカー太陽星団」を舞台に、主人公である光の神・天照(アマテラス)、巨大ロボット・モータヘッド(MH、後にゴティックメード(GTM)に改変)、騎士(ヘッドライナー)、人工生命体であるファテマたちの、数千年にも及ぶ歴史が描かれる。

作者の永野護はテレビアニメ『重戦機エルガイム』でキャラクターとメカニックのデザインを手がけており、その際に創作された膨大な設定は監督の富野由悠季に採用されなかったものも多く、それらが『ファイブスター物語』の設定に受け継がれている。

他の作品と一線を画するのが、その複雑な設定のため、設定資料や年表が連載開始時点から公開されていること。
いわば究極のネタバレだが、ストーリーは年表通りに時系列に進むわけではなく、さらに読者にとってのわかりやすさに留意しない、ある意味読者を置き去りにした作風であるため、年表や設定資料を読むことでようやくストーリーが理解できる、あるいは読んでもよく理解できないというのが作品の大きな特徴であり、魅力ともいえる。

連載は長期を含めてたびたび休載を挟んでおり、約8年ぶりの再開となった「月刊 ニュータイプ」2013年5月号から連載では、連載中の作品でありながら大幅な設定変更が行われ、さらにストーリーが複雑化してファンの度肝を抜いた。

そのような経緯を経て、作者に読者が振り回されるという作品ではあるが、それを補って余りある独自の世界観やデザイン、魅力的な登場人物、壮大なストーリー展開が熱心なファンを生み、惹きつけ続けている稀有な作品である。

ファイブスター物語 / The Five Star Stories / FSS
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この漫画を見よ!『ファイブスター物語』

この漫画は歴史が深く、1986年から角川書店の「ニュータイプ」誌に連載を開始した、SF超大作になります。
完結がいつになるか不明な漫画の筆頭に常に君臨しています!
かつて、宮崎駿氏の『風の谷ナウシカ』の漫画版も「いつ終わるのだろうか」と言われていましたが、意外とあっさり終わり、正直、肩透かしを食らった印象がありました。
だがしかしファイブスター物語は終わらない。
作者永野護氏は、長い年月をかけて読者の度肝を抜く発表を作品上で繰り広げていき、着実に人気を集めていきました。
所がある日、永野護氏はとんでもない事を発表しました!
それが、アニメ映画『ゴティクメード』です。
このアニメ制作の為、『ファイブスター物語』は長期連載休止してしまったのです。
そして、爆誕!
『ゴティクメード』!
何と内容は『ファイブスター物語』とリンクしているではありませんか!
その後も連載の休止、再開を何度か繰り返して、今に至ります。
既に連載開始から35年の歳月を経ているというのに、まだ読者を驚かせるのか!と毎度感心します。
何とか完結まで頼む~!

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