血界戦線の流派・必殺技・武器・能力まとめ

『血界戦線』とは、漫画家の内藤泰弘による漫画、およびそれを原作としたアニメ・小説などのメディアミックス作品を指す。異界と人界が混ざりあい、さまざまな超常現象・超常犯罪が跋扈する街「ヘルサレムズ・ロット」を舞台に、街と世界の均衡を守る為に暗躍する秘密結社ライブラの戦いを描く。作中では、さまざまな流派・必殺技・武器・能力が登場。コンセプトの「技名を叫んでから殴る漫画」に則って、一部を除き、ほとんどのキャラクターが技名を叫びながら戦う描写がされている。

巨大な触手のような存在を生み出す技。
触手の正体や作り方は不明。単体でも相当の威力を持っており、作中屈指の防御力を誇る技を持つ秘密結社ライブラのリーダーのクラウス相手であっても押し切る力があるのではないかと、ファンの間では推測された。

偏執王アリギュラ

人類の領域を超越した魔術や能力があるとされる「13王」の1人。アニメ版では幼い少女姿で描かれていたが、原作の漫画ではアニメよりも年上と思われる姿で描かれている。
どのような能力・技を持つかは未知数ではあるが、短絡的かつ直情的な考えで生み出された突拍子もない発想をすぐに実現できるほどの神性レベルの魔導技術を持つ。
作中では巨大なモンスタートラックを生み出していた他、見た目な好みであったライブラの構成員のドグと自分の恋人であったハマーを合体させるという極悪的な所業を行っていた。

過敏王ゼオドラ

人類の領域を超越した魔術や能力があるとされる「13王」の1人。HLの全てを知覚していると作中では推測されていたが、その詳細は不明。発狂と覚醒を繰り返しているらしく、それ故か13王の中でも最も扱いにくい人物だという。
ただし、上手く取引きできれば、知覚神経が常人の数百倍の力を持つ「超知覚」を入手できる。

ベルベット・WS・ラインカイマー/超知覚

不可視の人狼だった女性。かつては諜報活動を行う人狼達の組織「人狼局特殊諜報部」に所属していたが、同族である人狼を金の為に捕まえる「人狼吊し」を行っていた事が判明し、局から追い出された。また、その際にした負傷が原因で不可視の人狼の能力であった存在を希釈する能力「存在希釈」が使えなくなる。
だがその後、人類の領域を超越した魔術や能力があるとされる「13王」の1人である過敏王ゼオドラと取引し、「超知覚」の力を入手。これにより知覚神経が常人の数百倍に発達し、存在を希釈した不可視の人狼を捉えられるようになった。作中ではこの能力を使って人狼局特殊諜報部に復讐しようとしていたが、人狼局特殊諜報部の諜報員であり秘密結社ライブラの構成員でもあるチェインによって阻止された。
最後はチェインを掴まえる為に超知覚の力をフルパワーで使い、塵1つを巨岩のように感じるほどの知覚力を得る。しかしこの状態でチェインと誤認してつかんだ拳銃の銃撃音を間近で感知してしまい、その衝撃が原因で亡くなった。

絶望王(XXXXX/BLANK)

アニメ『血界戦線』のオリジナルキャラクターでありラスボスにあたるキャラクターだった人物。人類の領域を超越した魔術や能力があるとされる「13王」の1人でもある。太古の昔から人界を観測し続けてきたらしく、そこから取ったのか、同じ13王の堕落王フェムトからは「ウォッチマン」とも呼ばれていた。そのほかにも、「フォーレン」や「悪魔」、「ブルー」など、さまざまな名前を持つ。
実態がなく、人間に憑依して生きている。アニメ版では、アニメオリジナルキャラクターである少年・ブラックに憑依していた。しかし、相手の意識そのものを全て奪うわけではなく、まるで二重人格のように相手の人格と共存する形で過ごしている模様。憑依以外にはどのような能力を持つのかは不明。アニメでの戦闘シーンでは、憑依していたブラック自身が持つ超能力を用いて戦っていた。

Dr.ガミモヅ

神性存在が作り出した「神々の義肢」の研究を行う、異界の存在。神々の義肢の1つである神々の義眼を持つ秘密結社ライブラの構成員・レオナルドを狙っていた。
自分自身を改造しており、鋏のような手と数個の棺桶を持つ。また右目には神々の義眼が埋め込まれており、作中ではそれを用いて周囲の者に自分を感知できないようにしていた。気づけたのは、同じ義眼持ちのレオナルドだけである。
神々の義眼以外の義肢も持っていたようだが、それらがどのような機能を持つか明かされる前に、秘密結社ライブラのリーダーであるクラウスに倒された。

世界崩壊幇助器具(せかいほうかいほうじょきぐ)

世界崩壊幇助器具の1つによって血の海に変わったオークション会場の光景。

世界を崩壊させる幇助をできるの力を持つ道具のこと。全部で42個あるとされる。1つ1つ違った名前、違った能力を持っている事が明かされているが、詳細がわかるものはほとんどない。実際に作中で登場した物であっても、どのような能力を持っているか不明の物もある。これらがどのように機能して世界を崩壊させるかについても、詳細は不明。

終焉の書

紀元前一万年以上前に書かれたとされる古文書。世界を終わらせる為のさまざまな方法が記載されており、その中には世界崩壊を幇助できる道具「世界崩壊幇助器具」の存在も示唆されている。作中で話題にあがる事は多いが、実物が出てきた事はない。
なお、発見された際に英語・スペイン語・中国語訳の副読本も一緒に発見されたとのこと。しかし、紀元前一万年以上前はまだ言語が成立していない時代であった為、どのようにしてこの書物が書かれたのかはわかっていない。

ナクトヴァの微笑み

1コマ目の仮面が「ナクトヴァの微笑み」

世界崩壊幇助器具の1つ。左半分だけが作られた仮面に似た形状の道具である。どのような能力を持つのかは不明だが、出現した際、出現先であったバスの中を血の海にした。

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