血界戦線の流派・必殺技・武器・能力まとめ

『血界戦線』とは、漫画家の内藤泰弘による漫画、およびそれを原作としたアニメ・小説などのメディアミックス作品を指す。異界と人界が混ざりあい、さまざまな超常現象・超常犯罪が跋扈する街「ヘルサレムズ・ロット」を舞台に、街と世界の均衡を守る為に暗躍する秘密結社ライブラの戦いを描く。作中では、さまざまな流派・必殺技・武器・能力が登場。コンセプトの「技名を叫んでから殴る漫画」に則って、一部を除き、ほとんどのキャラクターが技名を叫びながら戦う描写がされている。

秘密結社ライブラの構成員であるK・K(ケーケー)が使用していた技。銃弾に電撃を付与して使う銃撃がメインの流派となっている。使用される電撃は、他の対血界の眷属用戦闘術が血液から炎や氷を生み出すのと同じく血液から作られている模様。付与の仕方は明かされていない。
使い手であるK・Kは、ハンドガンの二挺拳銃とスナイパーライフルを武器としている様が作中で描かれていた。近接戦闘ではハンドガン、遠距離戦闘ではスナイパーライフルと使い分けている。そのほかにも、K・Kが子どもの授業参観に参加しながら戦闘にも参加するため、リモート戦闘用の機械も作られた回があった。
本流派が生まれた経緯や他の使い手についての詳細は不明だが、電撃が付与された血液を用いれば誰でも使える仕組みとなっている為、他流派のような対血界の眷属向けの血液を保持していない者であっても血界の眷属と戦えるよう設立された流派なのではないかといった推測もファンの間ではある模様。

S&Z 遠隔操作式狙撃システム SS7(ディフライシュッ)

リモート戦闘用の武器。K・Kが子どもの授業参観に参加しながらもライブラの作戦に参加できるように開発された、1つめのK・Kオリジナル武器である。
遠距離戦闘向けの武器となっており、作中ではあらかじめ決まった場所に設置されたものを専用サングラスを用いて操作する形で使われた。サングラスの使用方法についての詳細は不明である。

市街専用携帯型無人攻撃ヘリ FB(フィアブロウ)-202

リモート戦闘用の武器。K・Kが子どもの授業参観に参加しながらもライブラの作戦に参加できるように開発された、2つめのK・Kオリジナル武器である。
名前の通り小型のヘリとなっており、作中では足元部分に保持している全6発の銃弾を敵に撃ち込む形で使われていた。パソコンと専用のコントローラーを用いて操作する。

Electrigger 1.25GW(エレクトリッガー ワンポイントトゥウェンティファイブジゴワット)

血液を用いて電撃を付与した弾丸を、対象めがけてハンドガンで撃つ近接技。作中では、巨大な兵装を身にまとった敵相手に使用された。
似た技に、遠距離戦闘向けの「STRAFINGVOLT 2000」(ストレーフィングボルト ツーサウザンド)がある。

STRAFINGVOLT 2000(ストレーフィングボルト ツーサウザンド)

血液を用いて電撃を付与した弾丸をライフルで撃つ遠距離技。
作中では、実際の戦場からは遠く離れた建物の高階に陣取ったK・Kが、そこから敵にめがけて放っていた。
どの程度の距離に対応可能かは不明であるが、相手からK・Kの位置が悟られない程度の距離は取れる模様。
似た技として、近接戦闘向けの「Electrigger 1.25GW」がある。

Levin Ballet 10000(レヴィンバレエ テンサウザンド)

同時攻撃を行うライブラ構成員達(画像真ん中にいる男女)。画像真ん中、下から2人めの人物がLevin Ballet 10000を放っているK・K。

ハンドガンを用いて放つ技。
初出の際に、他ライブラ構成員達と同時攻撃を行っていた為、どのような技なのか詳細がわかりづらく不明となってしまった。ただし、両手に2挺のハンドガンを持っている為、二挺拳銃を用いた技と推測される。

BlitzFire.45(ブリッツファイア)

『血界戦線』の2シーズンめにあたる『血世戦線 Back 2 Back』の10巻で使用されたが、詳細は不明。
他の技同様、血液を用いて生み出した電撃を銃弾に付与し、敵に使うと推測される。

『血界戦線』に登場するその他の流派の必殺技・武器・能力

レオナルド・ウォッチ/神々の義眼

レオナルド・ウォッチが持つ神々の義眼(画像2コマ目の瞳)。

秘密結社ライブラの構成員であるレオナルド・ウォッチが持つ異能。異界の者・リガ=エル=メヌヒュトから、無理やり授けられた「義眼」である。リガ=エル=メヌヒュトや神々の義眼について調べていたDr.ガミモヅいわく、彼がレオナルドに神々の義眼を授けた理由は、神々の義眼を通して「歴史上の大イベント」を覗き見する為だという。「歴史上の大イベント」がどのようなものであるかの詳細は語られていない。なお、同様の理由で、リガ=エル=メヌヒュトは過去にも様々な人間に神々の義眼を授けていた。その際、必ず授けられた者に近しい人物が失明させれている。レオナルドの場合は、妹のミシェーラ・ウォッチが失明させられた。また、神々の義眼を授けるのはリガ=エル=メヌヒュトだが、神々の義眼を制作した者は別にいるという。
見た目は青色に輝く瞳で、中に幾何学的な模様が施されている。一目で超常の代物だと分かる目の為、持ち主であるレオナルドは、作中にて周囲に厄介事がバレぬよう色付きのゴーグルをつけるといった工夫をして暮らしていた。一般的にはあまり知られていない極めて希少な代物でもあるので、神々の義眼を知る者の間では「至高の芸術品」として扱われている。また、義眼以外にも複数の種類が存在しており、「神々の義肢」という総称がある模様。作中ではDr.ガミモヅが神々の義肢を持つ者として登場したが、彼が神々の義眼を入手する為にレオナルドを傷つけた事で怒り狂った秘密結社ライブラのリーダーであるクラウスに殴り飛ばされてしまい、神々の義肢が破壊されてしまった。そのため、各義肢がどのような能力を持っていたかは不明となっている。
植え付けられた義眼は、植え付けられた者の「目」として機能する。常人よりも視力や動体視力が優れている為、通常ならば見えないような音速で動く生き物を捉えたり、物体を透過して向こう側を見たりする事が可能。高度な幻術を見破る事も可能で、作中では幻術を用いて姿を消していた敵や姿を別の者に変えていた犯罪者などの正体を見破るのに使用されていた。この能力の応用か、血界の眷属が放つ独特なオーラや彼らが隠している諱名を見る事もできる。諱名は、対象となる血界の眷属の頭上に浮かび上がる形で、レオナルドには見えていた。血界の眷属を封じる手段を持つ者としてライブラで重宝されている。
ほかにも、他者の視覚を支配したり、自分の視界を他者に共有したりできる。対象が過去に見た記憶を引き出す事や生物の残留思念を色を使って識別する事も可能と、使える能力は幅広い。ただし、使いすぎると神々の義眼が熱くなり、酷い時はヒビが入ってしまう。使用を控えれば熱は常温まで戻り、ヒビは自己修復する為、機能を損なうまで連続使用しても時間を置けば元に戻る。

視野混交(シャッフル)

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