屍鬼(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『屍鬼』とは、小野不由美作のホラー小説およびそれを原作とした漫画、アニメ作品。藤崎竜によるコミック版が『ジャンプスクエア』にて連載された。アニメは2010年7月より12月まで全22話が放送された。人口1300人の小さな集落である「外場村」は、周囲から隔絶されたような地であり、いまだに土葬の習慣が残っている。ある日、山入地区で3人の死体が発見されたが、村人達の判断で事件性は無いとされ、通常の死として扱われた。しかし、その後も村人が次々と死んでいき、異変は加速していく。

CV:高木渉

桐敷家の使用人の男。沙子に血を吸われ人狼となった。
普段は笑顔を浮かべていることの多い、人当たりのいい青年である。
屍鬼狩りの際に夏野と一騎打ちになり、最終的には夏野が放ったダイナマイトで死亡。

江渕(えぶち)

CV:松田健一郎

桐敷家の医者兼家庭教師を装っている起き上がり。
屍鬼狩りの際、パイプラインへと逃げ込むが頭部を割られ死亡。

倉橋 佳枝(くらはし よしえ)

CV:喜多村英梨

桐敷家の使用人。犬耳の様なツインテールとそばかすが特徴。
原作では中年という設定だが、漫画・アニメでは若い女性として描かれている。
人狼であり、山入りの管理を任されている。姉御肌な性格で屍鬼達から慕われている。
屍鬼狩りの際に夏野によって暗示をかけられた正志郎に頭部を銃で打たれる。

山入

村迫 秀正(むらさこ ひでまさ)

山入に住む老人。後藤田 ふき(ごとうだ ふき)の兄。75歳。
屍鬼による連続殺人事件で犠牲者となった最初の3人のうちの1人。

村迫 三重子(むらさこ みえこ)

秀正の妻。68歳。
屍鬼による連続殺人事件で犠牲者となった最初の3人のうちの1人。

大川 義五郎(おおかわ ぎごろう)

大川酒店を経営している大川 富雄(おおかわ とみお)の伯父。高血圧で尾崎医院から薬を処方されていた。
屍鬼による連続殺人事件で犠牲者となった最初の3人のうちの1人。

結城家

結城(ゆうき)

CV:遠藤大輔

夏野の父。都会生まれの都会育ち。父は東北出身、母は東海出身。喫茶店「クレオール」の常連。
田舎に住むため中外場に1年ほど前に引っ越してきた。創作工房を営み、畑を作り樅材で家具などを作って都会に出荷している。
梓が改姓を拒んだため、入籍はしていない。夫婦別姓で相手の事は同居人と呼ぶ。

小出 梓(こいで あずさ)

CV:石川綾乃

夏野の母。結城と入籍はしていないが同居している。
夏野の死亡後、置き手紙を残して村を去った。

その他の村人

大川 富雄(おおかわ とみお)

rinomino102
rinomino102
@rinomino102

Related Articles関連記事

十二国記(ラノベ・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

十二国記(ラノベ・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『十二国記』とは、小野不由美による小説、及びそれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。女子高生の中嶋陽子は、人の顔色を気にして生きてきた。そんな陽子の前に、麒麟の景麒を名乗る青年が現れ彼女を王と呼ぶ。陽子は本来の故郷である十二国世界へ渡り、様々な戦いを経て王になる覚悟を決めるのだった。ある者は権力とそれに伴う責任に向き合い、ある者はコンプレックスに向き合って成長を遂げる。古代中国風の異世界を舞台にした異世界ファンタジーでありながら、不思議なリアリティを持つ作品である。

Read Article

封神演義(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

封神演義(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『封神演義』とは1996年から2000年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載されていたSFバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。作者は藤崎竜。中国最古の王朝・殷。名君であった紂王は仙女・妲己に誘惑され、国は悪しき仙人によって支配された。成す術のない人間たちの事態を重く見た仙人界は、妲己たちを封印する「封神計画」の発動を決意。「仙道のいない真の人間界をつくる」壮大な計画を託された道士・太公望は仲間と共に過酷な戦いへと挑む。

Read Article

覇穹 封神演義(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

覇穹 封神演義(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『覇穹 封神演義』は、藤崎竜による漫画『封神演義』を原作とするアニメ作品。中国・明代に書かれた怪奇小説『封神演義』をベースに、コメディやオマージュなどの要素を取り入れた作品となっている。同原作のアニメはこれが2作目だが、1作目とのつながりはなく、物語中盤の「仙界大戦」にフォーカスした作品となっている。 古代中国。仙人である太公望は、人間界を荒らす悪しき仙人を封じる「封神計画」の実行役を師から任される。様々な人間や仙人を味方にしながら、太公望は人間界を脅かす邪仙・妲己の打倒を目指していく。

Read Article

封神演義の宝貝(パオペエ)まとめ

封神演義の宝貝(パオペエ)まとめ

「宝貝(パオペエ)」とは、藤崎竜の漫画『封神演義』に登場する武器である。仙人の太公望は、師である元始天尊に命じられて仙女の妲己をはじめとする悪の仙人を神界に封じる「封神計画」を遂行する。物語が進む中、歴史を陰で操作する女媧の存在や、封神計画の真の目的が明らかとなる。中国王朝が殷から周へと移り変わる時代を舞台に、仙人の世界を絡めた同名小説をモデルに、展開や一部キャラクターや宝貝のデザイン等が少年漫画風にアレンジされている。本項では敵味方の仙人たちが使用する武器・宝貝をまとめる。

Read Article

封神演義の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

封神演義の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『封神演義』(ほうしんえんぎ)とは、日本の漫画家・藤崎竜によるファンタジーバトル漫画。中国の古典怪奇小説『封神演義』をモチーフとなっている。少年漫画の王道であるバトルやギャグ・コメディ要素のほか、超古代先史文明や古代宇宙飛行士説など加えたオリジナル要素満載の作品であり、物語の中には謎や伏線が数多く隠されている。連載終了時点ではほぼその謎や伏線や回収されており、読者からも「キレイに(連載が)終わった」と評価が高い。

Read Article

目次 - Contents