アンデッドアンラック（アンデラ）のネタバレ解説・考察まとめ
『アンデッドアンラック』（公式略称：アンデラ）とは、日本の漫画家・戸塚慶文による少年漫画。2020年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始。同年、「次にくるマンガ大賞 2020」にてコミックス部門1位を受賞して一躍話題となった。2022年8月にTVアニメ化が発表され、翌2023年7月に放映が開始される。
主人公・出雲風子（いずも ふうこ）は、相手に生身で接触すると相手に不運が起きる特殊な能力「不運（アンラック）」の否定者。そんな風子が「不死（アンデッド）」のアンディと出会い、物語は幕を開ける。
レボリューション（公転）
「公転」のUMA（ユーマ）。100回目のクエストが失敗した場合に追加される予定だったUMA。追加されれば地球のバランスが崩壊する危険性を持っていたが、100回目のクエストをコンプリートしたため追加はされなかった。しかし、地球からスプリング（春）、サマー（夏）、ウィンター（冬）という四季の内3つがなくなったため、結果として世界のバランスが崩壊し、「公転」が追加された場合と似たような状況に陥った。
スプリング（春）
「春」のUMA（ユーマ）。和傘を持った鬼のような外見をしており、概念（コンセプト）系と呼ばれるUMAの1つである。縄張りの中に入った人間が30分以上いる、もしくは、スプリングは咲かせた桜の花びらに触れると、そのものを桜の木に変えてしまう。人間に興味があり、大昔、初代山岡一心（やまおか いっしん）／鉄舟（てっしゅう）から遊びや人間の言葉を教えてもらい、服ももらった。人間と戦うことに戸惑いを感じていたが、「神」によって暴走されられてしまう。「ユニオン」と「アンダー」の全面共闘により、最期は自我を取り戻し、風子達に見守られながら消滅した。
サマー（夏）
「夏」のUMA（ユーマ）。虫のような姿をした小型UMAで、火薬を食べて成長する。台湾で発見された。フェーズ2になると巨大な龍の姿に変身する。四季UMAの中でも一番の攻撃力を持っており、過去のループではサマーの討伐に成功したことはないという。腹のウロコ全てが核となっており、全て同時に破壊しないと再生し続けるという厄介さがあったが、「ユニオン」のメンバー総出で討伐に成功した。
オータム（秋）
「秋」のUMA（ユーマ）。巨大な蜘蛛のような姿をしている。カナダのスタンレーパークが縄張り。「人の人生を喰らうUMA」と言われており、爪で攻撃した人間を本にする能力を持つ。その人物の人生が濃厚であれば濃厚であるほど、本は分厚い。オータムが本を読み終わると、本にされた人間は食べられてしまう。「ユニオン」と「アンダー」のメンバーが一部共闘して討伐に成功した。
ウィンター（冬）
「冬」のUMA（ユーマ）。巨大な氷の塊のような姿をしている。極寒のアララト山で「アンダー」のリーダー・ビリー＝アルフレッドとUMA・バーンに監視されていた。風子がビリーと取引し、討伐された。
ゴースト（霊）
「霊」のUMA（ユーマ）。ツギハギされた幽霊の姿をしている。物語開始時点の世界では、「霊」や「魂」といった概念がなく、肉体の機能が停止した時点で「死」が確定する。オータムの討伐のクエスト報酬で理（ルール）が追加され、肉体が死亡しても霊体が存在する世界に変わった。
101回目のループでは早々に世界に追加され、「不眠」の否定者イチコ＝ネムリなどは幽体離脱を体得していた。
シール（封印）
「封印」のUMA（ユーマ）。UMAの中の王を標榜している。神によって生み出された調整者（レギュレーター）であり、アンディ達の前に立ちはだかる。全身に巻かれた札に他のUMAを取り込むことができ、取り込んだUMAの能力を自在に使うことができる。
神
サン
UMA（ユーマ）を生んで、理（ルール）を定め、世界のありとあらゆる全てを想像した神。巨大な人影のような姿をしており、全身からマグマが吹き出している。ルナ曰く「この世を肯定する者」であるとのこと。101回目のクエストが失敗すると現れ、世界に「ラグナロク」と呼ばれる終焉を引き起こす。
ルナ
この世を創造したもう1人の神。人間にサンを倒させるために古代遺物（アーティファクト）を創り出した。何故サンを倒そうとしているかは不明。普段は月面から地球の様子を伺っており、サンを倒して世界を救おうとする人間を見て楽しんでいる様子。人をタイムリープさせるなど、超越的な力を持つ。
その他
涼（りょう）
重野力の高校のクラスメイト。力のことを大切に思っており、アンディ達を共にどこかへ行こうとする力を助けようとしていた。最終的にはニコの作った記憶改ざん装置で力のことを忘れてしまう。
メイ＝シアン
「不真実」の否定者シェン＝シアンの妹。シェンと共にファンに拾われて育てられた。シェンに意向で最初は武術を習っていなかった。しかしある時武術の才能があることがわかり、シェンと共に功夫（クンフー）を積み始める。それゆえ、どちらが強いかシェンとの殺し合いをファンにさせられ、それがきっかけで崖から落ちて死亡した。
101回目のループでは、シェンと共にファンの元で成長している。
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）の概要
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）のあらすじ・ストーリー
- 風子とアンディの出会い
- 「ユニオン（UNION）」への加入
- UMA・スポイル（腐敗）の捕獲
- 否定者狩り「アンダー（UNDER）」と11人目の円卓メンバー
- ビリーの裏切り
- 安野雲による修行
- UMA・オータムの捕獲
- UMA・サマーの討伐とシェンの過去
- UMA・スプリング（春）の討伐
- 風子の死
- 「ラグナロク」発動
- 101回目の世界
- マスタールールとの邂逅
- 最後の「ラグナロク」発動
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 出雲風子（いずも ふうこ）
- アンディ
- 対未確認現象統制組織「ユニオン（UNION）」
- ジュイス
- シェン＝シアン
- ビリー＝アルフレッド
- フィル
- タチアナ
- 山岡一心（やまおか いっしん）／春歌（はるか）
- トップ＝ブル＝スパークス
- ニコ＝フォーゲイル
- 重野力（しげの ちから）
- ボイド＝ボルクス
- ジーナ＝チェンバー
- イチコ＝ネムリ
- ムイ
- ミコ＝フォーゲイル
- ボウ
- バウ
- ザック
- ラング
- ポッチョ
- ムーブ
- クローゼス
- アンダー（UNDER）
- テラー
- クリード＝デッカード
- リップ＝トリスタン
- 友才（ゆうさい）
- ファン＝クーロン
- 円陣（えんじん）
- くるる／来栖貞子（くるす さだこ）
- バニー／バックス
- ラトラ＝ミラー
- ショーン・ダッツ
- カイン
- バーン
- その他の否定者
- 安野雲（あんの うん）／九能明（くのう あきら）
- 不均衡の否定者（名称不明）
- 山岡一心（やまおか いっしん）／鉄舟（てっしゅう）
- 第12代目 山岡一心（やまおか いっしん）
- ルイン
- ルーシー
- その他のUMA（ユーマ）
- スポイル（腐敗）
- ギャラクシー（銀河）
- レボリューション（公転）
- スプリング（春）
- サマー（夏）
- オータム（秋）
- ウィンター（冬）
- ゴースト（霊）
- シール（封印）
- 神
- サン
- ルナ
- その他
- 涼（りょう）
- メイ＝シアン
- ムイの弟
- ライラ＝ミラー
- ジーナの祖母
- ベロニカ＝アルフレッド
- ベティ＝アルフレッド
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）の用語
- 神
- 理（ルール）
- UMA（ユーマ）
- 否定者（ひていしゃ）
- 対未確認現象統制組織「ユニオン（UNION）」
- ニコラボ
- 孤児院
- アンダー（UNDER）
- 古代遺物（アーティファクト）
- 黙示録（アポカリプス）
- 方舟／円卓（アーク）
- リメンバー
- 金斗雲（きんとうん）
- 黒斗雲（こくとうん）
- 如意金箍（にょいきんこ）
- 随心鉄捍（ずいしんてっかん）
- フィルの義肢（名称不明）
- 死亡遊戯（しぼうゆうぎ）
- Gライナー
- 魂の口径（ソウルキャリバー）
- ライフ・イズ・ストレンジ
- イージス
- リベリオン
- ジハート
- 『君に伝われ』
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- アンディ「いいね！！最高だ！！」
- 出雲風子「来るよ！不運が！！」
- ビリー＝アルフレッド「そうでなければ…不公平（アンフェア）だろう？」
- 『アンデッドアンラック』（アンデラ）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 毎話恒例「海苔探し」