アンデッドアンラック(アンデラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『アンデッドアンラック』(公式略称:アンデラ)とは、日本の漫画家・戸塚慶文による少年漫画。2020年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始。同年、「次にくるマンガ大賞 2020」にてコミックス部門1位を受賞して一躍話題となった。2022年8月にTVアニメ化が発表され、翌2023年7月に放映が開始される。
主人公・出雲風子(いずも ふうこ)は、相手に生身で接触すると相手に不運が起きる特殊な能力「不運(アンラック)」の否定者。そんな風子が「不死(アンデッド)」のアンディと出会い、物語は幕を開ける。

魂の口径(ソウルキャリバー)

人から魂を引き出し物に封じ込めることができる古代遺物(アーティファクト)。安野が風子に使用し、風子の魂をアンディの人生が描かれた本の中へと封じ込めた。101回目のループでは、風子が早々に手に入れ、同じ方法でジーナ=チェンバーの否定能力の底上げをした。

ライフ・イズ・ストレンジ

人間の身体を1年単位で操作できる古代遺物(アーティファクト)。ブラジルでの黒競売で出品される予定だったものをリップが強奪し、その後ファン=クーロンへと渡った。使用者自身に使うことはできない。時間を巻き戻して若返らせたり、時間を進ませて年を取らせたりすることができる。しかしその代償に、使用者は操作した年数の10倍の変化を受けなければならない。相手を10年若返らせれば自身が100年年を取り、相手を10年分老けさせれば100年若くなる。100年寿命がないものが100年年を取れば朽ちて消え、100年生きていないものが100年若返ると音もなくこの世から消滅する。

イージス

盾型の古代遺物(アーティファクト)。「三種の心器(さんしゅのじんぎ)」と呼ばれる、古代遺物の中でも最上位のものの1つ。2020年まで地球の形を保てなければ所在がわからない仕様になっている。UMA(ユーマ)・スプリングの討伐のクエスト報酬でその所在が明らかになり、「アンダー」が深海から引き上げた。深海で数千年眠っていたにも関わらずサビ一つない。

リベリオン

武器に取り憑かせることで絶大な力を発揮する古代遺物(アーティファクト)。「三種の心器(さんしゅのじんぎ)」と呼ばれる、古代遺物の中でも最上位のものの1つ。使用者の復讐心が強ければ強いほど大きな効力を発揮する。武器だけでなく、人物にも取り憑くことが可能。ただし、代償として使用者の命を喰らわせる必要がある。UMA(ユーマ)・パストの捕獲報酬として所在が明らかになり、「ユニオン」が所持していた。

ジハート

詳細不明の古代遺物(アーティファクト)。「三種の心器(さんしゅのじんぎ)」と呼ばれる、古代遺物の中でも最上位のものの1つ。ジュイスとヴィクトルが100回のループを経ても見つけることができなかった。その事実と神の性格から考えて、風子は101回目のループで初めて入手が可能になるものだと考えている。

『君に伝われ』

少女漫画家・安野雲(あんの うん)/九能明(くのう あきら)が描く、長編恋愛漫画。『アンデッドアンラック』の作中では、『君伝(きみつた)』と略されることがある。物語は、少年が禍々しいオーラを放つサッカーボールを拾うところから始まる。全101巻。出雲風子の愛読書であり、物語開始時、風子は『君に伝われ』が完結したのを機に自殺しようとしていた。その後、他の「ユニオン」のメンバーにも広がりを見せる。

内容はかなりテーマがぶっ飛んだ少女漫画だが、その内容は実は安野雲が古代遺物「Gライナー」を手に入れたことによって得た過去のループの情報をオマージュして描いたもの。誰にもその存在を知られることがない「不明(UNKNOWN/アンノウン)」の否定者である久能明が、自身の得た情報をなんとか外に伝えようとした結果生まれた作品である。

『アンデッドアンラック』(アンデラ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

アンディ「いいね!!最高だ!!」

主人公の1人・アンディの口癖「いいね!!最高だ!!」。作中の至るところでアンディが口にしている。この言葉を言う時のアンディは心底楽しそうであり、後に風子も言うようになる。

出雲風子「来るよ!不運が!!」

主人公の1人・出雲風子の口癖で決めセリフ「来るよ!不運が!」。周りへの注意喚起の意味もあるが、相手に不運を食らわせる際に言う。

ビリー=アルフレッド「そうでなければ…不公平(アンフェア)だろう?」

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