遠野篤京(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

遠野篤京(とおのあつきょう)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表1軍No.8の高校3年生。「処刑人」という異名を持つ。相手にボールをぶつけて負傷させるプレイスタイルを得意としており、この技を「処刑法」と呼んでいる。処刑法は13種類ある。長髪にヘアバンドを付けた見た目が特徴的。総入替戦では木手・丸井ペアと対戦し勝利。W杯U-17グループリーグBブロックではギリシャと対戦し勝利している。ダブルスペアを組んでいる君島からはペアを解消したいと思われている。

「テメェも笑うがいいさ…俺の不様な生き様をよ」

実は日本代表の座に強い想いを持っていた遠野(下)。

W杯ギリシャ戦の回想の中で、遠野と種ヶ島が会話をするシーンが登場。U-17日本代表合宿中に行われた2軍総入れ替え戦で膝を壊した遠野はテニスの試合ができない状態となっていたが、それでも日本代表の座を諦めていなかった。種ヶ島に日本代表に必ず返り咲くことを宣言し「テメェも笑うがいいさ…俺の不様な生き様をよ」と言った。対戦相手を処刑する事を楽しむいつもの遠野からは想像できない姿を垣間見られるシーンである。そして遠野は自らの宣言通り日本代表に返り咲き、W杯ギリシャ戦に出場することとなった。

遠野篤京の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

演出が話題となったギリシャ戦

ギリシャ代表・ステファノプロスの首が落ちるこのシーンはファンの間で話題となった。

W杯ギリシャ戦では、人間の首が取れ、落ちるというテニスの試合とは思えない描写が登場し、ファンの間で話題となった。ただし、これは本当に首が落ちたわけではなく、首が落ちたという幻想を相手に抱かせただけであった。これは遠野の必殺技であり、遠野は13ある処刑法をすべて対戦相手に受けさせた上で首に球を落とすと、その相手は自分の首が落ちた錯覚と共に全身が指一本動かせない状態にさせる事ができる。この技によってギリシャ戦での対戦相手であるステファノプロス兄弟の兄に首が落ちたと錯覚させた上、全身麻痺状態にした。

名前の由来は野村敏京

遠野の名前の由来になったプロゴルファーの野村敏京。

遠野の名前、「篤京(あつきょう)」は非常に変わった名前であるが、これは女子プロゴルファーの野村敏京からヒントを得て命名した事を『新テニスの王子様』公式ファンブック10.5巻で作者が明かしている。ちなみに野村敏京の「敏京(はるきょう)」の由来は、野村は父が日本人、母が韓国人であり、母のお腹の中にいた時に身体の大きさから男子だと勘違いされ、一般的に韓国で男性名とされる「敏京」と名づけられた、というもの。

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真田弦一郎(さなだげんいちろう)とは、週刊少年ジャンプで連載されていた『テニスの王子様』に登場するキャラクターである。神奈川県にある立海大付属中学校3年生でテニス部副部長を務めている。テニスの実力は確かなものでその強さから他校の生徒より『皇帝』という二つ名がついているほどで、後輩たちからも恐れられるような厳格な人物である。立海大を全国三連覇へ導くべく、幸村が病に倒れた際は部長の代わりとして部員たちをまとめあげた。「常勝立海大」をモットーに上げており、負けは許されないと常々部員たちへ叱咤してきた。

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菊丸英二(きくまるえいじ)とは『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、青春学園3年のテニス部レギュラーである。高い柔軟性で軽快に動き回り、アクロバティックなプレイを見せる。また並外れた動体視力を持つ。ダブルスプレイヤーであり大石秀一郎(おおいししゅういちろう)とのペアは「ゴールデンペア」と呼ばれている。サーブ&ボレーヤーで、前衛での攻撃が得意である。人懐っこく明るい性格で、外ハネの髪と右頬に貼った絆創膏が特徴。語尾に「にゃ」を付けたり、「〜だよん」など、可愛らしい言葉遣いをする。

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財前光(ざいぜんひかる)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、四天宝寺中学校2年テニス部のレギュラーである。顧問曰く「天才」と呼ばれ、試合描写も少ないそのミステリアスさから「能ある鷹は爪を隠す」と表現される。プレイスタイルはオールラウンダー。毒舌でクールな性格かつ、気怠げな態度が特徴。左耳に3つ、右耳に2つのピアスを付けていて、ブログを書いているという現代っ子である。敬語の混じった関西弁に「〜っすわ」という語尾を付ける。本編では出番が少なかったが、人気の高いキャラクターだ。

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海堂薫(かいどう かおる)とは、『テニスの王子様』および『新テニスの王子様』の登場人物で、青春学園中等部男子テニス部に所属する、中学2年生である。2年生でありながらレギュラーに抜擢される実力者。長いリーチを活かした「スネイク」が必殺技。また持久戦を得意としている。スネイクで相手の体力をじわじわ削っていくプレイスタイルから、「マムシ」の異名がつく。 短気な性格と鋭い目つきで誤解されがちだが、礼儀正しく努力家である。主人公の越前リョーマを迎え、新たなレギュラーメンバーで全国大会優勝を目指す。

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柳蓮二とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、立海大付属中学校テニス部3年生。関東大会編にて初登場。「達人(マスター)」という異名を持ち、青学の乾と同じくデータで相手の動きを予測するプレイを得意とする。王者・立海の三強のうちの1人。立海部員からは「参謀」と呼ばれる。基本的にいつも目は閉じられているが、ごく稀に開眼することがある。性格は冷静沈着で寡黙。口癖は「~の確立〇〇%」、「~とお前は言う」。

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鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。先輩の宍戸亮(ししどりょう)とダブルスを組んでいて、氷帝最強ダブルスと呼ばれている。プレイスタイルはサーブ&ボレーヤー。「一球入魂」という掛け声とともに放つ「スカッドサーブ」という超高速サーブを使用する。背が高く、短い銀髪が特徴。性格は穏やかでお人好しで顔立ちも良い。また家柄が良く育ちも良い。いつもクロスのペンダントをお守り代わりとして付けている。

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種ヶ島修二(たねがしましゅうじ)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表の高校3年生。初登場時は2軍のジャージを羽織っていたが、1軍の海外遠征帰国後に実は1軍のNo.2であることが明らかとなった。筋金入りの飛行機嫌いであるため、海外遠征には同行せず、2軍メンバーと共に合宿所に残っていた。U-17日本代表シャッフルマッチでは大曲と共に真田・亜久津ペアと対戦し圧勝。相手の打球を無にする能力を持つ。白髪に褐色の肌が特徴的。軟派な性格で、口癖は「ちゃい」や「ぺろっ」。

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桃城武(ももしろたけし)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、青春学園2年生テニス部レギュラーである。明るく陽気な性格で、先輩からは「桃」、後輩からは「桃ちゃん先輩」の愛称で呼ばれている。試合では「クセ者」と呼ばれ、見た目に反して策士な一面がある。「~いけね~な、いけね~よ」という風に、同じ言葉を2度繰り返すのが口癖。海堂とはライバル関係で、「マムシ」と呼びケンカが絶えない。「ダンクスマッシュ」や「ジャックナイフ」といったパワーを駆使した技を得意としている。

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入江奏多(いりえかなた)とは、『新テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、U-17日本代表3番コートの高校3年生。薄茶色のくせ毛と丸眼鏡姿が印象的。笑みを浮かべて丁寧な口調で話すことから優しそうな印象を受けるが、実は腹黒な一面があり、試合では、わざと追い詰められている演技をして相手の精神を揺さぶったり、相手の思考や行動を読むことで弱点を突くといったプレイスタイルを披露している。5番コートシャッフルマッチでは跡部と対戦し、跡部を試合続行不可能にまで追い込んだ。

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