知念寛(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

知念寛(ちねんひろし)とは『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、比嘉中テニス部の3年生である。
黒髪ベースだが前髪の一部にメッシュを入れており、目元の彫りが深く頬もこけている。細身で長身、手足が長いのもあり不気味な雰囲気を持つキャラクターである。初登場の全国大会戦ではシングルスでストレート勝ちしている。ダブルスの際のペアは平古場。『新テニスの王子様』ではU-17に選ばれていることから、かなりの実力者であることがわかる。

知念寛の概要

知念寛(ちねんひろし)とは『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、沖縄県代表のダークホースである比嘉中テニス部の3年生である。
黒髪ベースだが前髪の一部にメッシュを入れている。目元の彫りが深く、頬もこけている。加えて細身で長身なので比嘉中の中でも不気味な雰囲気を持つキャラクターである。
全国大会では六角中学校との対戦ではシングルス3、青春学園中学校との対戦ではダブルスとして平古場凛と出場している。
『新テニスの王子様』では木手、甲斐、平古場、田仁志と共にU-17合宿に参加し、組み分けの試合では田仁志に勝利し勝ち組として合宿所に残った。『新テニスの王子様』に登場する比嘉中メンバーの中で唯一、固有の必殺技がないキャラクターである。

知念寛のプロフィール・人物像

『焼肉の王子様』で紹介される知念寛(右)

所属:比嘉中学校3年6組19番
部活:テニス部(会計)
委員会:美化委員
身長:193cm→195cm
体重:60kg
血液型:A型
誕生日:6月29日
星座:蟹座
足のサイズ:28cm
視力:両目2.5
利き腕:右
プレイスタイル:サーブ&ボレーヤー
愛用メーカー
シューズ:WILSON(FANTOM ALL)
ラケット:YONEX(RDX500)
家族構成:祖父、母(再婚予定)、長妹、次妹、弟
母親の職業:通訳
趣味:実験、ラジオ番組に科学の相談をする
得意科目:英語、化学
苦手科目:地理
好きな食べ物:ちんすこう、サンピン茶
好きな色:すみれ色
好きな映画:『シャイニング』
好きな本:スティーヴン・キングの本
好きな音楽:沖縄舞踊曲
座右の銘:蛞蝓に塩
出身小学校:琉球東小学校
よく訪れる学校内スポット:理科室
お小遣い使用例:虫除けスプレー、蚊取り線香
好みのタイプ:一筋縄ではいかない人
行きたいデートスポット:お化け屋敷→千葉にある海辺の遊園地
今一番欲しいもの:携帯電話→雪を見てみたい
日課:洗髪(1日5回)
苦手なもの(こと):犬、カンガルー
テニス以外の特技:沖縄武術、夜目が利く、怪談
手を広げた長さ:195cm
曲:「道しるべ」「Don ’t stop」「楽園へ」「唐船ドーイ」「沖縄そばの歌」「や・き・に・く」「CHU-BA-FIGHTER」「Hi-side」
声優:末吉 司弥(すえよし かずや)

細身で頬がこけ、目元もくぼんでいる。それに加えて両手を広げた長さと身長が同じなほど手足が長いので不気味な印象である。感情を表に出さず、言葉数も少なめで、相手に胸中を読ませない不気味な恐怖感を与える。比嘉中の部長である木手永四郎には「かなりの実力者です。それに何より冷静な男でね。」と評価されている。しかし、全国大会で平古場凛とダブルスを組み、不二周助・河村隆と対戦した際には河村隆がロブばかりあげることに対してしびれを切らし、前に攻めようとするなどせっかちな面もある。
試合では長いリーチを生かした攻撃をするとのことだが、どの対戦でも詳しい試合描写はない。しかし、葵剣太郎や田仁志慧に勝利しているためかなりの実力者であることがうかがえる。
好きな映画が『シャイニング』だったり、テニス以外の特技が怪談であることからホラー好きであることがわかる。

知念寛の能力:リーチの長さを生かしたプレー

知念寛のU-17での能力評価はスピード4、パワー4、スタミナ3、メンタル3、テクニック2。特筆した能力や固有の必殺技などはないものの、リーチの長さを生かしたプレーをする。
手足が長く、身長も高い。なんと両手を広げた長さと身長が同じ195cmである。これを生かし、ダブルスでは平古場凛のサポートをしていた。
U-17コーチの黒部由起夫からは「縮地法と長身の組み合わせは魅力です。課題は短気の克服と、体の近くに来たボールを器用に捌ける様になること、じゃないでしょうか。もともと仲間思いですし、いいダブルスの前衛になれそうなんですが。」とコメントされている。

知念寛の必殺技:縮地法

縮地法でコードボールを拾われた葵剣太郎(右下、左下)

縮地法とは知念寛をはじめ、木手永四郎、平古場凛、甲斐裕次郎などの比嘉中テニス部レギュラー全員が使える沖縄武術の技である。
縄武術などで相手に悟られずに接近する方法で、地面を蹴って走るのではなく地球の引力、自然落下を使って速く歩くというものである。よってコート内を瞬間移動しているかのように感じさせることができる。
ちなみに縮地法は基本的に左右の動きには使えないが、部長の木手永四郎だけは全方位に縮地法が使える。

知念寛の来歴・活躍

全国大会1回戦(VS六角中学校)

大戦前の葵剣太郎(下)に挑発する知念寛(上)

全国大会1回戦目で比嘉中と千葉県代表の六角中が対戦した際、シングルス3として1年生部長の葵剣太郎と対戦した。比嘉中の初めての試合シーンであり、青春学園をはじめとした他の中学校に強さを見せつけた。
知念寛と葵剣太郎は身長差が30cmもある。試合前にネットを挟んで向かい合っていると知念寛はキョロキョロしだす。葵剣太郎が「ここです。よろしくお願いします」とあいさつするが、知念寛は「あい いたの?小さすぎて見えなかったさぁ」と挑発する。
知念寛の得意技である縮地法は葵剣太郎のプレイススタイルに相性がよく、ストレート勝ちしている。
葵剣太郎は自分にプレッシャーがかかった際に決めることのできるコードボールを得意としているが、知念寛は縮地法によってサービスラインから一瞬でネット際まで行くことができるのですべて返されてしまう。
その後もコードボールを狙うが縮地法によりことごとく追いつかれてしまい、葵剣太郎はポイントを取ることができず試合終了となった。

全国大会2回戦(VS青春学園中学校)

全国大会2回戦目で青春学園に負けたあとに背中をたたかれる知念寛(右下のコマ左)と平古場凛(上、右下のコマ右)

全国大会2回戦目では比嘉中と青春学園中学校が対戦した。この試合で知念寛は平古場凛とダブルス2として出場し、不二周助・河村隆と対戦している。
試合の序盤では平古場凛がわざと不二周助の顔面を狙いボールを打つ。不二周助は避けたが青春学園中学校顧問の竜崎スミレにボールがぶつかりそうになる。寸前のところで河村隆が打ち返したため誰にもボールは当たらなかったものの、これに対し不二周助は怒りを見せる。
不二周助の必殺技のひとつである「羆落とし」でボールをサービスラインギリギリに落とそうとするが、瞬時にコート内を移動できる縮地法を使って攻略されてしまう。さらに平古場凛の必殺技の「飯匙倩(ハブ)」によってバウンド後にボールが不規則に変化するので、河村隆の得意技である「波動球」も封じられる。
そんな状態で河村隆はロブを打ち続けていた。我慢できなくなった知念寛はネット際に出るが、スマッシュを打つための罠だと思った平古場凛がライン際に下がらせた。しかし河村隆が打ったのはスマッシュではなくドロップショットだったため、慌てて縮地法で球を返したが、河村隆に波動球を打たれてしまう。
その時、比嘉中監督である早乙女晴美より平古場凛に竜崎スミレにボールを当てるよう指示が出るが、「邪魔ーすな!今いいところなんだからよっ!」と言ってこれを拒否し、純粋に勝ちにこだわった試合を決めた。
その後青春学園に点差を埋められるも、前後に一瞬で移動する縮地法と不規則に変化する飯匙倩により、比嘉中はマッチポイントまで追い詰めた。
最後に平古場凛は、飯匙倩よりもっと球の変化が大きい「大飯匙倩(オオハブ)」で試合を終わらせようとした。しかしそのタイミングで不二周助が新技「蜉蝣包み」を成功させたことで試合は終わらず、平古場凛は大飯匙倩の反動でその後の飯匙倩の回転が弱くなったため簡単に打ち返されてしまい、結果5-7で逆転負けした。
負けた後に平古場凛が知念寛の背中をたたきながら「広れーや全国」と言っており、やりきった顔をしている。

U-17合宿(VS田仁志慧)

知念寛に負けて泣く田仁志慧

『新テニスの王子様』では合宿所についてすぐに脱落タイブレークマッチが行われた。その試合で知念寛はでは田仁志慧と対戦した。結果は17-15で勝利している。試合の描写はなく、決着がついた後に田仁志慧が「もっとやりたい!」と言いながら泣いているシーンがある。ちなみにその姿を見ていた木手永四郎は田仁志慧に対して「なんかちょっと汚いですね」と言っている。
これにより知念寛はU-17日本代表合宿に勝ち組として残っているが、その後の試合では登場していない。

知念寛の関連人物・キャラクター

平古場凛(ひらこば りん)

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乾貞治(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

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乾貞治(いぬいさだはる)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、青春学園テニス部3年生。緻密なゲームメイクと相手の打つ方向を予測するデータテニスを得意としており、口癖は「~の確率〇〇%」。立海の柳蓮二とは幼馴染であり、関東大会では激闘の末、勝利した。番外編ではギャグ要因として登場することもしばしばで、疲労回復のため開発した乾特製ドリンク「乾汁」は、罰ゲームとして定番となっている。海堂とダブルスを組むことが多く、トレーニング量は海堂の2.25倍と、ストイックな一面もある。

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日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

日吉若(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

日吉若(ひよしわかし)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部2年テニス部のレギュラーである。プレイスタイルはベースライン上で積極的に攻撃するアグレッシブベースライナー。実家が古武術の道場をやっており、古武術を取り入れた通称「演武テニス」で独特なフォームをしている。氷帝学園テニス部次期部長として扱われている実力者。神経質な面もあるが、性格は冷静沈着で他人に流されない。キリッとした目とキノコヘアーが特徴的である。座右の銘と口癖は「下剋上」。

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平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

平等院鳳凰(びょうどういんほうおう)とは『新テニスの王子様』に登場するキャラクターで、U-17選抜メンバーNo.1の実力者をもつキャラクターである。金髪の長髪、無精髭が特徴の高校生離れをした貫禄ある顔が特徴的で、額と背中には古傷がある。見た目は大人っぽく、高校3年生には見えない。多種多様な技と強靭な肉体、何度でも這い上がる精神の持ち主。勝利に対して異常な執着をもち、戦った相手が二度と立ち向かってこれないように屈辱を与え、自信を打ち砕く戦い方をする。同じU-17の徳川カズヤとは因縁の関係である。

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毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(テニスの王子様)の徹底解説・考察まとめ

毛利寿三郎(もうり じゅさぶろう)とは、『新テニスの王子様』にて登場するキャラクターで、U-17日本代表の高校1年生である。播州弁を話すのが特徴で、四天宝寺中学校に在籍していたが、途中で立海大附属中学校へと転校している。自身の才能に甘えて練習を怠っていたため、関東大会で越知に敗北したことで一度は挫折を味わった。試合の後で病院へ行った際に目撃した幸村精市のリハビリ姿に心を打たれ、日本代表に選ばれるほどの努力を重ねた。越知とのペアは「超高校級ダブルス」とも言われてる。

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