ハッピーピープル(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハッピーピープル』とは、釋英勝によって描かれた青年漫画。1983年から1992年頃まで集英社『週刊ヤングジャンプ』にて、1993年から1994年まで集英社『月刊ベアーズクラブ』にて連載された。1997年には映画化され、VHSビデオ化もされている。少年犯罪やストーカー、詐欺や人身売買などの人間の闇を色濃く描いている反面、心温まるストーリーも何話か含まれている。人間社会が抱える様々な問題を皮肉なストーリーと独特なイラストで描いた、1話完結の短編集である。

角南(すなみ)

不良生徒たちにいじめられている男子生徒。自殺を図るも、不良生徒たちに暴行を受けて邪魔され、殺さなければと決意する。狂った振りをして、復讐を始める。

大内(おおうち)

角南の友人。狂った角南の代わりに、不良生徒たちから今後お金を払うように命令され、暴行を受ける。狂った角南を心配するも、復讐心に駆られた彼に殺された。

ゴールドラッシュ

幸ちゃん(こうちゃん)

ビラ配りのバイトをする青年。バイト中に倒れている老人を発見し、助け出す。しかし助け出した老人に殺されそうになる。

日豊三郎(にちとよ さぶろう)

大企業の社長。貿易摩擦による経営不振で精神的に追い詰められ、ホームレスを殺してしまう。公園のベンチで酔って寝そべる幸ちゃんを、殺そうとした。

Unhappy Young Manの冒険!!/Unhappy Young Man 2か月後の冒険!!

古田秀樹(ふるた ひでき)

19歳の浪人生。短気で自己中心的な性格。いつも予備校をさぼってパチンコ店に足を運んでいる。自身の怒りをぶつけた物が破裂する能力を持つ。怒りっぽい性格のため、コントロール出来ずにいる。

ドリームテレビ

大学生の青年

集英大学に通う男子学生。殺害現場を目撃し、目撃者として友人と2人で時の人となる。様々なメディアで取材を受けて有頂天になるものの、犯人と思われる人物に目を付けられる。

容疑者の男

青年(左下)を刺そうとする容疑者の男(右)

短髪にサングラス、両頬に傷跡がある。殺人事件の容疑者と似た傷を持つが、麻薬中毒による依存症で自ら傷つけたものであった。テレビで見た青年達を殺そうと襲い掛かる。

扇木コウ
扇木コウ
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