チェンソーマンのデビルハンターまとめ
『チェンソーマン』とは、藤本タツキによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。超常的な力で人々に仇なす悪魔たちの脅威と暗躍、物欲と色欲のために死に物狂いでそれを倒していく少年デンジの活躍を描いている。
そのデンジを含む、“悪魔と戦う”ことを生業とする者たちを「デビルハンター」と呼ぶ。銃火器で武装している者から友好的な悪魔と契約している者まで、戦闘スタイルは多種多様。公的な組織の者から民間の者まで、時には共闘、時には敵対しながら活躍するデビルハンターたちを紹介する。
『チェンソーマン』の概要
『チェンソーマン』とは、『週刊少年ジャンプ』や『少年ジャンプ+』で連載された藤本タツキによる少年漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。超常的な力で人々に仇なす悪魔たちの脅威と暗躍と陰謀と、それを「美味い飯を食べたい、女の子にモテたい」という俗っぽい欲のために死に物狂いで倒していくデビルハンターの少年デンジと彼の仲間たちの活躍を描いている。
連載当初からその尖ったアクションやギャグとシリアスの緩急が見事なキャラクター同士の軽妙な掛け合い、血や臓物が噴き出す容赦ないバイオレンス描写や頭部が異形と化したビザールな悪魔の造形がネットを中心に大きな話題を呼ぶ。
『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019』では9位、『第5回次にくるマンガ大賞』では2位、『このマンガがすごい!2020』のオトコ部門では4位を獲得している。
シリーズの累計発行部数は単行本第7巻発売時点で210万部を記録し、2022年にはMAPPAによるアニメ化が予定されている。
亡き父親の借金返済のために悪魔を狩って生活していた少年デンジは、ある日ヤクザたちの騙し討ちによって瀕死の重傷を負う。しかし相棒でもあるポチタことチェンソーの悪魔に己の力を分け与えられ、デンジは“悪魔の力を持つ人間”として復活。公安対魔特異課のマキマという女性から公安課のデビルハンターにならないかと誘われたデンジは、初めて自分に優しくしてくれた彼女にすっかり夢中になり、過酷にして危険極まりない悪魔たちとの戦いにあっさりと身を投じる。
同僚のデビルハンターたちと共に幾多の戦いを切り抜けていく中、驚愕の事実と戦慄の事件がデンジの前に突きつけられていく。
チェンソーマン(第一部「公安編」)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『チェンソーマン』とは、『週刊少年ジャンプ』2019年1号より連載中の藤本タツキによる漫画。主人公・デンジは、チェンソーの悪魔である相棒の犬・ポチタとともに悪魔退治をして死んだ父親の莫大な借金を返済していた。明日をも知れない極貧生活の中、デンジは自分を飼っていたヤクザのボスにハメられて殺されかけるが、ポチタと融合して彼自身がチェンソーの悪魔へ変身しヤクザたちを皆殺しにする。そんなデンジをマキマと名乗る美女が、公安所属のデビルハンターにならないかスカウトにくる。
デビルハンターとは
物語の主人公であるデンジを含む、“悪魔と戦う”ことを生業とする者たちを「デビルハンター」と呼ぶ。
作中に登場する悪魔は、最強クラスの個体なら人知の及ばぬ恐るべき力の持ち主だが、大半は人間の武器で倒せる存在である。これを刃物や銃火器、あるいは別の悪魔の力を借りて退治し、報酬や賞金をもらうのが基本的な職務内容となっている。悪魔はその遺体の一部でも高値でやり取りされているため、結構な高給取りである。
しかし危険な仕事であることに変わりはなく、死亡率や離職率は非常に高い。作中でも数多くのデビルハンターが登場しているが、少なくない者たちが悪魔との戦いで命を落としたり、心身に傷を負って引退を余儀なくされている。
公的な組織に属している者から民間で活動している者まで、時には共闘、時には敵対しながら悪魔と戦い続けるデビルハンターたちを紹介する。
『チェンソーマン』の公安対魔特異課のデビルハンター
デンジ/チェンソーマン
本名不明。極貧の中で育ち、亡き父の借金を返すためにヤクザに命じられるまま悪魔を狩ることを続けていた少年。自己申告によれば16歳。
バカで粗野で無鉄砲で自分本位にしてバイタリティに溢れ、戦闘に関しては独特の勘を働かせて強敵に立ち向かう。欲望に素直で、自分に初めて優しくしてくれた女性であるマキマに想いを寄せる。当初は先輩兼押しかけ同居人となったアキとケンカを繰り返していたが、やがて自身とよく似た性格のパワーという女性型の魔人も合わせて家族のような関係を築いていった。
ポチタと名付けたチェンソーの悪魔と特殊な形での契約を経て融合し、人間にして悪魔の力を持つ「チェンソーマン」へと生まれ変わる。
それを見たマキマから公安対魔特異課に誘われ、「生まれて初めて女の人に優しくしてもらった」と感激しながらそれに応じる。マキマと仲良くなることを夢に見ながら、チェンソーマンとしての力を遠慮なく振り回し、様々な敵に立ち向かっていった。
デンジ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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デンジとは、藤本タツキによるアクションスリラー漫画『チェンソーマン』の主人公でデビルハンター。「チェンソーの悪魔」ポチタと契約したことで、頭部がチェンソーの怪人に変身できるようになった。
極貧の暮らしから救ってくれたマキマに好意を抱いており、彼女と付き合いたいという目的のために公安のデビルハンターとして働くことになる。同僚の早川アキや「血の魔人」パワーらと共に常識外れのはちゃめちゃな大活躍を繰り広げ、いつしか「チェンソーマン」の名は世界中の人に知られることになった。
早川アキ(はやかわ アキ)
デンジの3年先輩の男性。幼い頃に「銃の悪魔」と呼ばれる強大な悪魔によって家族を失い、その復讐のために公安対魔特異課の門を叩いた。復讐のために己の寿命をも悪魔との契約に注ぎ込んでおり、物語開始時点で2年後には死ぬといわれている。
アキもまたマキマに憧れており、突然やってきて露骨にマキマに近づこうとするデンジとは当初はケンカを繰り返していた。さらにマキマの命令で自分の部屋で一緒に暮らすこととなり、毎朝のように「食器を片付けろ」やら「もっと綺麗に食べろ」といった小言を漏らすのが常となる。しかしそんな日々の積み重ねの末に、デンジによく似た性格の魔人パワーも含めて、3人は家族のような強い絆で結ばれていった。
物語中盤で銃の悪魔討伐作戦への参加を打診されるも、「デンジやパワーまで失いたくない」との想いから復讐を諦め、3人まとめてこれを辞退する。しかしマキマの策謀によって銃の悪魔の暴威に巻き込まれて命を落とし、さらに体を乗っ取られてしまう。
アキが死んだことも、体を乗っ取られて殺戮を重ねていることも認めたくないデンジを一時蹂躙するが、「どうか我々を守ってほしい」という人々の想いを受けた彼によって完全に滅ぼされる。
早川アキ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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早川アキとは、『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課所属のデビルハンター。主人公デンジの先輩でもあり、最初は反発しあっていたものの徐々にかけがえのない仲間となっていく。銃の悪魔に家族を殺された過去があり、復讐を果たすため公安に入る。性格は温厚で常識的だが、内に強い信念を抱く激情家。家族の仇を追い求めて、自分の命を削りながら悪魔との死闘を繰り広げる。
パワー/血の魔人
公安対魔特異課所属のデビルハンター。アキの率いるチームの一員。見た目は十代後半の少女だが、その正体は瀕死の悪魔が人間の死体と融合して生まれる“魔人”という存在。魔人としては例外的に理性的な気質だったため、マキマに保護されデビルハンターとして鍛え上げられた。
性格はデンジに負けず劣らずアホで考え無しで破天荒で我がままでケンカっ早い。チームワークを育てるためという名目でアキの部屋に転がり込み、散々に彼を振り回す。当然ながらこの時すでにアキとの同居生活を始めていたデンジ共々怒られまくるが、そんな日々を重ねていく内に彼らと家族にも似た絆で結ばれていった。
血を操る力を持ち、武器の精製から傷の止血までこれを攻防に応用する。本来はかなり強力な悪魔である。戦闘でもこの能力を用いるが、自分より格上だと判断した相手を前にすると途端に怖気づいて逃げ腰になるため、戦力としてはあまり信用されていない。
公安対魔特異課の上司にして支配の悪魔でもあるマキマの策略により殺害されるが、デンジの中に注いでいた血にポチタが力を分け与えることで悪魔として復活。遥かに格上のマキマを前にあっさり降参しかけるも、「初めての友達であるデンジを守りたい」一心で奮起。デンジを連れたままなんとか逃げおおせた後、「自分が死んだら、どこかで新たに生まれる血の悪魔を探し出して、また友達になってほしい」との言葉を伝えて消滅した。
パワー/血の魔人(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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パワーとは『チェンソーマン』の登場人物で、主人公デンジのバディとなる血の魔人。人間と敵対する魔人ではあるが、知能が高いため公安特異4課所属のデビルハンターとして働いている。利己的な言動で周囲を振り回すが、本質的には臆病で憎めない性格。最終的に初めての友達であるデンジを助けるため、圧倒的な力を持つマキマに逆らい命を落とした。
マキマ/支配の悪魔
公安対魔特異課のデビルハンターで、デンジやアキの上司にあたる女性。公安対魔特異課のデビルハンターには優しい態度で接し、デンジからもアキからも憧れている。一方で敵に対しては残酷としか思えないような一面を見せ、パワーからは心底恐れられている。
その正体は、悪魔の中でも際立って強力な「支配の悪魔」という存在。日本政府と契約を結び、自身へのダメージを“日本国民の怪我や病気”という形で分散するため、ほとんど不死に等しい耐久力を持つ。さらに人間のみならず悪魔をもたやすく支配し、自我を奪って意のままに操ることが可能。作中でこのマキマの支配能力に対抗できたのは、チェンソーの悪魔と融合しているデンジとごく一部の高位悪魔だけである。
チェンソーの悪魔の熱狂的かつ偏執的なファンで、これを我が物とするか、そうでなければ彼の手で殺されたいと考えている。デンジと融合した彼を見て、デンジ部分を“邪魔”だと見なし、2人の融合を解除するために様々な策謀を張り巡らせていった。
最終的に“邪魔”な要素としてしか認識していなかったデンジの奇策によって敗れ、体を細かく分割された上で食い殺されるという末路を辿る。それでも支配の悪魔自体は別個体として復活し、かつてのマキマのような存在にならないようデンジの保護下で育てられることとなった。
マキマ/支配の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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マキマとは『チェンソーマン』の登場人物で、内閣府直属のデビルハンター。公安退魔特異4課を取り仕切るリーダーでもある。長い髪を三つ編みに束ねるミステリアスな美女で、主人公・デンジにとっては憧れの存在。基本的に物腰柔らかいが時折シビアで残忍な言動を見せ、空恐ろしさを感じさせる。
人間の姿をしているが、正体は作中最強クラスの能力を持つ「支配の悪魔」。終盤では「チェンソーマンの力でより良い世界を作る」という本当の思惑が判明し、黒幕としてデンジを利用していたことが明らかとなった。
岸辺(きしべ)
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サムライソード/刀の悪魔(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
サムライソードとは『チェンソーマン』の登場人物で主人公デンジに敵対する敵役。デンジと同様に刀の悪魔の心臓を移植されており、左手首から刀を抜くことで悪魔の姿に変身できる。自分の正当性を疑わない独善的な性格で、かつてデンジに祖父のヤクザを殺されたことを恨み、沢渡アカネと組んで公安特異課襲撃事件を計画した。初めての対決では目にもとまらぬ居合斬りでデンジを圧倒したが、再戦時には修行を経てパワーアップしたデンジによって体を真っ二つにされ敗北した。
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暴力の魔人/ガルガリ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
暴力の魔人(ガルガリ)とはチェンソーマンの登場人物で、公安退魔特異4課所属の魔人。ガスマスクとペストマスクを合わせたような仮面を装着し、パーカーを被っている男性。魔人でありながら強すぎるため、常に毒の出る仮面で力を制御されている。他の魔人と比べて人間の脳が多く残っていることから理性が高く、争いを嫌う気さくな性格。バディである東山コベニとの仲も良好で、「自分はマスクで食べられないからコベニが幸せそうに食べてる姿を見たい」とよく食べ物をおごっている。
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荒井ヒロカズ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ
荒井ヒロカズとは『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課に所属する新人デビルハンター。契約悪魔は狐の悪魔。堅物で面倒見のいい性格で、趣味は俳句である。指導役である先輩デビルハンターの姫野は「実力不足だけどやる気は十分」と彼を評している。当初デンジに対して反感を抱いていたが、「永遠の悪魔」との戦いを通してデンジの実力を認めるようになる。テロリストグループによる特異課襲撃の際、同僚でバディの東山コベニを庇って銃撃され死亡した。
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目次 - Contents
- 『チェンソーマン』の概要
- デビルハンターとは
- 『チェンソーマン』の公安対魔特異課のデビルハンター
- デンジ/チェンソーマン
- 早川アキ(はやかわ アキ)
- パワー/血の魔人
- マキマ/支配の悪魔
- 岸辺(きしべ)
- 姫野(ひめの)
- 荒井ヒロカズ(あらい ヒロカズ)
- 東山コベニ(ひがしやま コベニ)
- 野茂(のも)
- 加藤(かとう)
- 田辺(たなべ)
- 黒瀬ユウタロウ(くろせ ユウタロウ)
- 天童ミチコ(てんどう ミチコ)
- スバル
- 日下部(くさかべ)
- 玉置(たまき)
- 中村(なかむら)
- 三船フミコ(みふね フミコ)
- 『チェンソーマン』の民間のデビルハンター
- 吉田ヒロフミ(よしだ ヒロフミ)
- 沢渡アカネ(さわたり アカネ)
- アメリカの刺客
- サンタクロース
- トーリカ
- トーリカの師匠/真のサンタクロース
- クァンシ/弓矢の悪魔
- 『チェンソーマン』のデビルハンターの関連記事