きらめきのライオンボーイ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『きらめきのライオンボーイ』とは、2016年から2019年まで少女まんが雑誌『りぼん』にて槙ようこが連載した恋愛少女漫画。高校1年生の高野瀬 みわ(たかのせ みわ)が、中条 桐敦(なかじょう きりあつ)というイケメン男子に出会ったことをきっかけに、過去のいじめによるトラウマを克服する。そして、恋愛を通して、人としても成長していくみわの姿を描く。みわ以外のキャラクターたちの恋愛事情も盛り込まれ、主要キャラ以外のストーリーも豊富である。作品名の通り、キラキラとした世界観に包まれた作品となっている。
13話でみわの誕生日を祝う準備をする笑心たちが訪れたのは、なんと『ロマンチカクロック』に登場する慎(しん)が働いているケーキ屋さん。メッセージの内容をどうするか悩む笑心たちに振り回される慎が見られるため、『ロマンチカクロック』を読んでいた読者には楽しめる一コマとなっている。
『きらめきのライオンボーイ』の舞台は湘南
『きらめきのライオンボーイ』は神奈川県の湘南地区が舞台である。お話の中で、みわは片瀬江ノ島駅から江ノ電に乗り、藤沢駅まで移動して学校へ登校する。1話でみわが落ちる階段は、藤沢駅前の歩道橋である。湘南地区での生活ということで海の描写も多く、読者もお話を読み進めながら、季節感を一緒に感じられるものとなっている。みわと桐敦のデートでは、横浜のみなとみらいや東京の原宿にも足を伸ばしており、同じ場所で遊んだことのある読者には楽しいシーンである。
歌手miwaのラジオに作者の槙ようこが出演
2018年10月、作者の槙ようこは、歌手のmiwaがパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューズノート』に出演。槙ようこは「気持ちをまんがハートにしたい時にいつもきいていた」と発言しており、ラジオ番組の話がきたことに大変驚いたとのこと。いつもであれば断っていた仕事であるが、引退前の最初で最後の思い出になるということで、参加を決意した。
miwaの方も槙ようこのファンであったことを公言。小学生の頃から大好きな漫画家の1人であり、飼っているペットの名前も言えるほどのマニアックなファンである。ラジオの対談では『きらめきのライオンボーイ』ができた過程や製作秘話、漫画家生活についてなどを話している。
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目次 - Contents
- 『きらめきのライオンボーイ』の概要
- 『きらめきのライオンボーイ』のあらすじ・ストーリー
- ドジっ子みわと桐敦(きりあつ)
- みわの決意
- 親友・笑心(にこ)の恋心
- 凌空(りく)の反抗期
- 桐敦にライバル登場
- 凌空と恵(けい)の関係性
- 天敵・猪倉(いのくら)との最終決戦
- 桐敦との再会
- 『きらめきのライオンボーイ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 高ノ瀬 みわ(たかのせ みわ)
- 中条 桐敦(なかじょう きりあつ)
- 星(せい)様
- 岡崎 笑心(おかざき にこ)
- 猪倉(いのくら)
- 幼なじみーず
- 佐野 静輝(さの しずき)
- 桜太(おうた)
- まる見(まるみ)
- 年下組
- 凌空(りく)
- 恵(けい)
- 学校
- 春日(かすが)先生
- 松岡(まつおか)先生
- その他
- 優莉(ゆうり)
- ディラン
- 中条 凌花(なかじょう りか)
- 猪倉の姉
- 『きらめきのライオンボーイ』の用語
- 『きらめきハート』
- みわたろう
- 幼なじみーず
- きりみわ
- 桐にい
- 『きらめきのライオンボーイ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- みわ「心の中に君がいるから何でもできる」
- 桐敦「自分のこと好きになれ」
- 猪倉たちからみわを助け出す桐敦
- みわと桐敦の初めてのキス
- 桐敦「じゃあ笑心の気持ちはどこにいくんだよ?何もないことにすんの?」
- みわ「大切って思ったり、一緒にいたいって思ったり、そういうの全部で好きって思うんじゃないかな」
- みわ「待ってた 私が私でよかったと思える瞬間」
- みわ「私はきっとこの先いっしょう永遠に中条君のものだよ」
- みわ「他にどこにもいない たったひとりの女のコなの」
- 海の中で抱き合いながら、気持ちが通じ合う凌空と恵
- みわ「中条君にみつけてもらえなかった」
- 『きらめきのライオンボーイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ロマンチカクロック』のキャラクターが登場
- 『きらめきのライオンボーイ』の舞台は湘南
- 歌手miwaのラジオに作者の槙ようこが出演