きらめきのライオンボーイ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『きらめきのライオンボーイ』とは、2016年から2019年まで少女まんが雑誌『りぼん』にて槙ようこが連載した恋愛少女漫画。高校1年生の高野瀬 みわ(たかのせ みわ)が、中条 桐敦(なかじょう きりあつ)というイケメン男子に出会ったことをきっかけに、過去のいじめによるトラウマを克服する。そして、恋愛を通して、人としても成長していくみわの姿を描く。みわ以外のキャラクターたちの恋愛事情も盛り込まれ、主要キャラ以外のストーリーも豊富である。作品名の通り、キラキラとした世界観に包まれた作品となっている。

中条 桐敦(なかじょう きりあつ)

本作のヒーロー。クールでミステリアスな雰囲気を醸し出しているが、実際は天然で恋愛に疎いだけである。本人は自分のことを天然だとは思っていない。『きらめきハート』の星様と見た目が似ており、みわの好きなキャラクターであることを知り嬉しく感じている。みわのことをとても大切に思っており、時折過保護な様子も見られる。ストレートで純粋な物言いが多く、女子が言ってほしい愛の言葉も平気で言えるタイプ。

星(せい)様

漫画『きらめきハート』のヒーロー。別の星から地球にやってくる宇宙人で、とにかく自分に自信のあるナルシスト。いつもみわの側に寄り添い、見守り続けている。みわが何か名言のように発する言葉は、大体が星様のセリフである。

岡崎 笑心(おかざき にこ)

みわの親友兼ボディーガード。小学生の頃からみわと仲が良く、いじめのこともよく知っている。そのため、みわに関連する情報はすぐに入手し、みわが傷つかないようにいつも一緒に行動している。みわが桐敦と付き合いだしてからは、自身の恋にも向き合うようになる。活発な性格で運動神経がよく、サッカー部に所属している。

猪倉(いのくら)

小学生の頃、みわに振られたことでいじめを始めた張本人。それまで自分の思い通りにならないことがなかったため、みわには特別な思いがある。姉に好きな人のことを相談した際に、「女はあきらめない男が好きだよ」と言われたことが原因で、しつこくみわに付き纏うこととなる。みわと和解したあとはだいぶ性格が丸くなっており、悪役というポジションではなくなっている。

幼なじみーず

佐野 静輝(さの しずき)

常にテンションが低く、口が悪いタイプ。しかし、幼なじみーずのことを誰よりも大事に思っており、仲間内の問題があるとすぐに察知。1人でフォローに回ることも多い。極度の冷え性で、よく笑心の体温で暖を取ろうとする。

桜太(おうた)

幼なじみーずの中で一番の陽キャ。恋バナが大好きで女子とも仲が良く、クラスのムードメーカー的存在。誰とでもすぐに話せるコミュニケーション能力を持っている。親がお金持ちで、家の将来のためにまだ小学生の女の子を親から紹介されている。そんな上流階級の世界に嫌気が差しているが、自分の考えを言うことはどこか諦めている。そんな時に出会った純粋なみわに心惹かれてしまう。
苗字は最後まで明かされていない。

まる見(まるみ)

幼なじみーずのマスコット的存在。いつも何かをおいしそうに食べている。まる見という名前しか明かされておらず、出番やセリフも少ないため詳細は不明。

年下組

凌空(りく)

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