きらめきのライオンボーイ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『きらめきのライオンボーイ』とは、2016年から2019年まで少女まんが雑誌『りぼん』にて槙ようこが連載した恋愛少女漫画。高校1年生の高野瀬 みわ(たかのせ みわ)が、中条 桐敦(なかじょう きりあつ)というイケメン男子に出会ったことをきっかけに、過去のいじめによるトラウマを克服する。そして、恋愛を通して、人としても成長していくみわの姿を描く。みわ以外のキャラクターたちの恋愛事情も盛り込まれ、主要キャラ以外のストーリーも豊富である。作品名の通り、キラキラとした世界観に包まれた作品となっている。

8話にて、みわが桐敦の寝ている隙に内緒でキスをするシーン。2人の初めてのキスシーンであり、恋愛に消極的であったみわが自分から行動するという、みわの成長した姿が見られる名場面となっている。

桐敦「じゃあ笑心の気持ちはどこにいくんだよ?何もないことにすんの?」

9話にて、笑心が自分の好きな人を桐敦に教えてしまったことを後悔し、放っておいてほしいことを伝えた時に桐敦から言われた言葉が、「じゃあ笑心の気持ちはどこにいくんだよ?何もないことにすんの?」である。
自分の素直な気持ちを隠すよりも、しっかりと伝えていくことが、自分のためにも相手のためにもプラスにになることを教えてくれるセリフ。

みわ「大切って思ったり、一緒にいたいって思ったり、そういうの全部で好きって思うんじゃないかな」

16話でみわが凌空から好きの意味を問われて返したセリフが、「大切って思ったり、一緒にいたいって思ったり、そういうの全部で好きって思うんじゃないかな」である。みわ自身も『きらめきハート』4巻で学んだ言葉。
好きに断定的な意味はなく、いろいろな感情を受け入れることが一番重要であると分かるセリフ。

みわ「待ってた 私が私でよかったと思える瞬間」

17話にて、みわが今までの毎日を楽しくなかったと桐敦に話す横で、桐敦は母親から言われた「桐敦のこと待ってる人がいるからね」という言葉を思い出す。そして、みわに「待ってた?」と質問。その質問に、みわは泣きながら自分を肯定していく。その時にモノローグとして語られるのが、「待ってた 私が私でよかったと思える瞬間」である。
自己否定するよりも、自分を認め愛してあげることが、人生において大切であることを教えてくれるセリフ。

みわ「私はきっとこの先いっしょう永遠に中条君のものだよ」

23話にて、桜太から告白された時にみわが返した言葉が、「私はきっとこの先いっしょう永遠に中条君のものだよ」である。みわの揺るぎない想いが伝わってくるシーン。
ここまではっきりと自分の気持ちを伝えることができるのは、本当に芯が強い証拠であり、恋愛において見習いたい一言である。

みわ「他にどこにもいない たったひとりの女のコなの」

28話にて、凌空が恵のことを自分のもののように振る舞った際に、お説教したみわの一言が「他のどこにもいない たったひとりの女のコなの」というセリフ。みわは恵のことを指して「女のコ」と発言しているが、家族や友人、恋人など、色々な人間関係に当てはまる言葉である。
相手を大事にすることを忘れてしまいそうになった時に、思い出したい一言。

海の中で抱き合いながら、気持ちが通じ合う凌空と恵

28話にて、怪しい3人組の男性陣に絡まれて、海に突き飛ばされた凌空。クラゲに刺された経験から海で泳げない凌空は、後を追いかけてきた恵に救出される。喧嘩中の2人であったが、お互いの素直な気持ちを伝え合い和解する。そして、それぞれが特別な存在であることを認識し、心の距離が一気に縮まる名場面となっている。

みわ「中条君にみつけてもらえなかった」

36話(最終話)でみわが猪倉に伝える言葉が、「中条君にみつけてもらえなかった」という一言。猪倉からの嫌がらせも今の自分に繋がるもので、その過去がなかったら桐敦とは出会えていなかったと伝えるみわ。
過去の辛い出来事も未来に繋がっていて、自分の成長に欠かせないものであることを教えてくれるシーン。

『きらめきのライオンボーイ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『ロマンチカクロック』のキャラクターが登場

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