田岡茂一(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

田岡茂一(たおか もいち)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、神奈川県屈指のバスケットボール強豪校である陵南高校の監督。
激しやすい性格の熱血漢。指導者としてはスパルタ気質で、思い返すだけで悲鳴を上げるほどの猛練習を選手たちに押し付けている。かつては「神奈川に田岡あり」と呼ばれた名選手で、海南高校の監督である高頭力とはその頃からライバル関係にあった。鬼コーチだった頃の安西光義を知る作中で数少ない人物で、今でも彼を尊敬すると同時に恐れを抱いている。

田岡茂一の概要

田岡茂一(たおか もいち)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、神奈川県屈指のバスケットボール(以下バスケ)強豪校である陵南高校の監督。
かつては「神奈川に田岡あり」と呼ばれたほどの名選手で、海南高校の監督である高頭力(たかとう りき)とはその頃からライバル関係にあった。その後は指導者の道に進み、陵南高校のバスケ部を育てていく。

魚住純(うおずみ じゅん)、仙道彰(せんどう あきら)。福田吉兆(ふくだ きっちょう)といった優秀な選手をそろえ、今年こそ悲願のインターハイ全国大会への出場を果たそうと意気込むも、湘北高校にその夢を阻まれる。
試合後、選手たちを責めるようなことは一切なく、「敗因は判断を誤った自分にある」と全力で彼らを庇った。

田岡茂一のプロフィール・人物像

職業:私立陵南高校バスケ部監督
年齢:41歳

CV:石塚運昇

激しやすい性格の熱血漢。指導者としてはスパルタ気質で、思い返すだけで悲鳴を上げるほどの猛練習を選手たちに押し付けている。一方で魚住がバスケ部をやめようかと悩んでいた時は自分から話しかけてそれを解消するなど、選手1人1人に目を配り、彼らが純粋にバスケを楽しめるよう常に心を砕いている。
陵南高校バスケ部の強化のために東奔西走しており、神奈川県内外の有力選手のスカウトに余念がない。そうやって獲得した選手である仙道には特に期待しているが、練習試合に平然と遅刻してくるなどとことんマイペースな彼のスタイルには手を焼いている。

湘北高校の監督である安西光義(あんざい みつよし)が、大学で鬼コーチとして雷名を轟かせていた頃の姿を知る、作中でも数少ない人物の1人。安西のことは今もその手腕を評価し、敬意を寄せており、同時に内にまだ鬼コーチとしての一面を隠し持っていることを感じて恐れも抱いている。
湘北高校バスケ部に入部した桜木花道(さくらぎ はなみち)の才能を評価し警戒するが、同時に「バスケ素人でしかない彼こそ湘北高校の弱点である」と判断。この点を突く戦術で湘北高校バスケ部を苦しめる。しかし素人である分動きの読めない花道に自分の戦術をも狂わされ、それが原因で敗れることとなった。

田岡茂一の来歴・活躍

選手として指導者として

自身と高頭の過去について語る田岡。

若い頃はバスケ選手として活躍し、「神奈川に田岡あり」とまで言われるほどの評価を受けていた。現在の海南高校の監督である高頭力(たかとう りき)とは当時からのライバルで、互いに意識し切磋琢磨する間柄だった。
生徒たちにこのことを説明する際、自身を現在のバスケ部のエースである仙道彰(せんどう あきら)に見立てて語ったが、「絶対ウソだ」と少しも信じてもらえなかった。

バスケ選手を引退した後、指導者へと転向。精力的に若い選手たちを指導していく。
かつて大学で鬼コーチとして剛腕を振るっていた頃の安西光義(あんざい みつよし)の姿を見たことがあるらしく、彼にその手腕と功績に対する底知れぬ敬意と恐るべきスパルタぶりへの畏怖を同時に抱く。田岡が安西と知り合ったのが選手だった頃のことなのか、指導者になってからなのかは不明である。

陵南高校バスケ部の夢

バスケ指導者としての手腕を認められ、神奈川の陵南高校バスケ部の監督に就任。全国大会出場を目標に、時間をかけて強化を続けていく。
同じく神奈川に位置し、県内最強の名をほしいままにしている海南高校の監督がかつてのライバルである高頭であることを知り、猛烈な対抗心を抱く。高遠もまた「田岡にだけは負けられん」と張り合い、陵南高校の全国大会の夢を幾度となく阻んでいった。

陵南高校で指導するようになってから、近くの湘北高校バスケ部で指導するようになった安西とも再会。別人のように穏やかな言動で選手を導く様を見て驚くも、指導者としての力はなんら衰えていないことを理解し、一定の敬意を持って接していく。
学校の場所が近いこともあって、湘北高校とはたびたび練習試合をする仲となる。ある時その湘北高校に桜木花道(さくらぎ はなみち)という少年が入部し、素人ながら練習試合に出場。身体能力の高さだけで散々にチームを振り回される。最終的には勝利するも、花道の潜在能力の高さに驚き、警戒が必要な相手だと認識する。

決戦の夏

花道の驚異的なプレイに戦術を狂わされ、驚愕する田岡。

2メートルを超す長身の持ち主である魚住純(うおずみ じゅん)、全国でも通用するセンスを持つ天才選手仙道彰(せんどう あきら)、点取り屋の福田吉兆(ふくだ きっちょう)ら強力な選手をそろえ、地区予選の制覇に向けて万全の体勢を整える。今年こそ全国大会出場を果たそうと意気込むも、決勝リーグの海南高校との試合では紙一重で惜敗。全国大会出場のための最後の切符を巡り、湘北高校との決戦に臨む。
その直前に安西が入院することとなり、監督不在という爆弾を抱えた湘北高校を迎え撃つ。試合序盤は「自分たちを信じて勝利を待つ安西先生のためにも負けられない」と奮起する湘北高校が優勢に試合を進めるも、田岡は「湘北高校には安西監督の不在以外にもいくつも問題がある、接戦を続ければ必ずそれが表面化する」と選手たちを鼓舞してしぶとく立ち回る。

やがて“いつも的確な指示をくれる安西の不在”に加え、“控え選手が弱い”こと、“まだバスケというスポーツの戦い方を理解していない素人の花道を重用している”ことなど、田岡が指摘した湘北高校の問題が連鎖的に表面化。流れは陵南高校に傾き、ここぞとばかりに攻勢をかけていく。
しかし素人である花道は、田岡にとっても動きが読み切れない存在で、彼の無軌道な活躍で陵南高校は少しずつ戦術を狂わされていく。最後は普段はベンチに控えている木暮公延が入れた3Pシュートが決定打となり、陵南高校は敗北することとなる。自身が「しょせん素人」、「スターティングメンバーより劣るベンチ選手」と侮った花道と木暮によって敗退した田岡は、話を聞きにきた記者の前で「敗因はこの私、選手たちは最高の試合をした」と言い切って教え子を庇った。

田岡茂一の関連人物・キャラクター

魚住純(うおずみ じゅん)

陵南高校バスケ部に所属する3年生。県内ではもっとも背の大きい選手で、ビッグ・ジュンの異名を持つ。
1年の頃から体は大きかったが技術が追い付かず、「デカいが大したことのないヤツだ」と対戦相手に思われたことが嫌でバスケ部を辞めようと考えていた。田岡はこれに気付き、「俺はバスケは教えられるがお前の背をデカくすることはできない、体がデカいのだって才能だ」と魚住を励まし、彼の中のバスケへの情熱を蘇らせた。

renote.net

仙道彰(せんどう あきら)

陵南高校バスケ部に所属する2年生。東京出身で、中学の頃から天才プレイヤーとして名を轟かせ、田岡が必死に説得して陵南高校にスカウトした。
田岡は「仙道を陵南に連れてこれたことが自分の監督人生最大のファインプレイ」と語るほど彼に期待しており、それゆえに大声で叱責することもしばしば。対して仙道はとことんマイペースな態度を貫いており、田岡の怒声も右から左にほとんど聞き流している。

renote.net

福田吉兆(ふくだ きっちょう)

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河田雅史(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

河田雅史(かわた まさし)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、秋田県代表にしてインターハイ優勝候補筆頭とされる山王工業高校バスケットボール部のレギュラー。 全国クラスの有力選手ひしめく山王工業において不動のセンターを務め、その中核としてチームを引っ張る。そのプレイスタイルは「おっきくてうまい」と称され、センター以外の役割すら全国屈指のレベルで完全にこなす器用さを持つ。向上心の塊で、自分に向かってくる選手を好み、主人公桜木花道の才能にも気付いて注目する。

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安西光義/安西先生(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

安西光義/安西先生(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

安西光義/安西先生(あんざい みつよし/あんざいせんせい)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、湘北高校バスケットボール部の監督。 でっぷりとした初老の紳士で、性格は至って温厚。かつては大学バスケ界で鬼コーチとして名を馳せていたが、現在は生徒の自主性に任せた指導を行う。今もなおその監督としての手腕と名声は衰えておらず、多くの選手から慕われ、他校の監督など多くのバスケ関係者からの尊敬を集めている。主人公桜木花道の才能を見抜き、期待し、その日々の成長に注目していく。

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彩子(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

彩子(SLAM DUNK)とは【徹底解説・考察まとめ】

彩子(あやこ)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、湘北高校バスケットボール部のマネージャーを務める2年生。名字は不明。 サバサバとした気風の良い少女で、自分より遥かに背の高いバスケ部の部員たちを相手にしても臆することなく指示を出す。素人同然の桜木花道に対しては、別メニューでの基礎的な練習に付き合い、その成長をもっとも近くで見届けた1人となる。バスケ部2年の宮城リョータに惚れられており、本人も彼の想いを知らないわけでもないように振る舞うが、作中でそれに応えることはなかった。

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